一応、Mini-Pというジンバルを持っているのは以前に記事にしました。
Nikon Z30をジンバルに載せて動画を撮ってみた
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なのにジンバルが欲しいって、『お前は何を言っているんだ』って感じもしますが、とりあえず欲しいなと思っている機種はZHIYUNのCrane M3
基本セットの価格が¥43,500~¥48,400あたり。
ケースとかマイクとかのセット内容によって¥84,000(PROセット)の価格になります。
理由とかを書く前に、ちょっとこの2機種を比較してみましょう。
品名 | Moza Mini-P | ZHIYUN Crane M3 |
本体重量 | 694g | 700g |
ペイロード | 900g | わからんけどZ7II+24-50は大丈夫 |
サイズ | 305 x 166 x 51(mm) | 280 x 75 x 157(mm) |
バッテリー容量 | 2000mAh | 1150mAh |
動作時間 | 20時間 | 最長約8時間 |
Mini-Pよりちょっと小さい感じですが、他がかなり優秀というか、めっちゃいいなと思うものが多いんですよ。
Crane M3の良さそうなポイント
本体にLEDライトが搭載されていて、2600-5400Kの色温度変更が可能
要るかどうかは兎も角、別に用意しなくても済むのはちょっと有り難いんですよね。
本体のコントロールは1.22型のタッチパネル液晶で操作が可能
ジンバルのモードの確認やカメラとの接続状態の確認、バランス調整が液晶で確認できるのは非常に助かります。
というのも、Mini-Pの場合はボタンの組み合わせなので、ずっと使って慣れてしまえばどうって事は無いんでしょうけど、たまにしか使わないと何が何だか分からなくなることが多くて、取説のpdfを見ながら操作することが多いんですよ。
カメラ本体との接続は平型のクイックリリースプレートで行える
Mini-Pもクイックリリースと言えばそうなんですが、L字型のプレートを締め付けて固定するタイプなんです。
プレートを一番下のストッパーと当たる位置で固定できるなら同じ位置にできますが、バランスを撮るために位置を上に持って行っていると、今度はそこに固定するのが手間だったりするんですよね。
その点、Crane M3は平型のリリースプレートで、更にF38のクイックリリースシステムなんかを追加すれば、確実に同じ位置でカメラを固定できるのは大きなメリットです。
バランス調整がやりやすい
液晶パネル云々を除いてもCrane M3はバランス調整がやりやすくなっているみたいです。
というのもバランスを撮らないといけないアームを全て個別でロックできるようになっています。
Mini-Pの場合は収納状態であればアームの固定が出来ますが、バランスを撮るときはパンはロックできますが、その他がロックできないので、前後バランスを取ってから左右とかやってるうちにカメラが前に後ろに回転したりして、まずバランスを取ること自体が面倒臭い。
収納状態にすれば比較的コンパクトですが、バランス調整をやり直したくないから収納状態にしたくない=持ち出したら使わない時が面倒臭い=持ち出さない
という悪循環なので、使いたいけど使わないって感じです。
なので、バランス調整がやりやすくなるだけでも大きなメリットなんですよね。
という事で、めっちゃいいなと思いながらもレンズの予定とかを色々と考えたら、買えるような気がしないんですが、まぁそのうち中古とかで見かけたら買ってみるのもいいかなと思ってたりします。
その頃にはもっと新しいのが出てそうですけどね。