Z9用のファームウェア Ver4.00が公開されました。
詳細はニコンさんのプレスリリースをご覧ください。
大きな目玉はオートキャプチャー
カメラ側に設定した条件になると自動的に写真撮影や動画撮影を行うという自動撮影機能が追加されました。
・被写体が指定の動作をしたら撮影をする「モーション」
・指定距離内に被写体が入ったら撮影をする「距離」
・指定の被写体を検出したら撮影をする「被写体検出」
の3種類から設定が可能で、組み合わせることも出来るとの事。
自分はあまり撮りにいくことはありませんが、木に止まった野鳥をロックしておいて、飛び立ったら撮影って感じにしておけば、撮り逃さないって感じでしょうかね。
プリキャプチャーとも併用できるとのことなので、こういった事ができるのであれば、かなり歩留まりは上がるでしょうね。
・・・・まぁそろそろ『自分が撮った』と言っていいのかどうかってレベルになってる気もしてきますね。
動画機能も強化されました
・N-Log時のISO感度設定範囲がLo2.0まで拡張されました。
・ハイレゾズームが3段階から11段階に大幅拡張されました。
・カメラ内で簡単に4倍スロー、5倍スローを生成できる「スローモーション動画」機能が増えました。
ハイレゾズームの段階が増えたのは地味に嬉しいですね。
あと「生成できる」って書いてあるのでスローモーション動画は撮影した後の動画から生成なのかな?
まぁこの辺りは使う時に調べてみようかと思います。
個人的に嬉しいアップデートがレンズ情報の設定
今までの手動登録設定だと20までのレンズNoを選んで、焦点距離と解放絞り値を選択するだけでした。
しかし、Ver4.00では焦点距離と解放絞り値が任意で設定できるようになりました。
代表的な焦点距離しか選択できなかったのが、ちゃんと指定できるようになっていて、解放絞り値もご覧のように小数点2桁まで選べるようになっているので、ほぼ全てのレンズを設定できるようになりました。
さらに便利なのが、レンズ名も登録できるようになった事。
こんな感じでレンズ名を登録できます。
だけどね・・・Exifにはレンズ名は記録されていませんでした(´・ω・`)
これはバグなのか仕様なのか・・・まぁ無くても困らないけどさ。
あと、 3D-トラッキングで被写体検出できていない状況での動きの速い小さな被写体の捕捉性能を向上との事。
まぁ撮ってみない事には分かりませんけどね。
なんだかんだでVer4.00になってもアップデートされる部分がかなり多いので、一体どこまで進化するのかって感じですね。