ちょっと前にSONYのα6700が気になるという記事を書きました。
SONY α6700が気になったので触ってきた
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で、まぁこの機種を筆頭に、α7CIIやα7CR、フジのGFX100II、パナのLUMIX G9II、もう直ぐ発表されるであろうZfにしてもそうなんですが、色々とゴテゴテしすぎてるなぁという気がします。
まぁ自分は趣味のラインとしてデジカメでいくとは思うんですが、大多数はもうスマホで完結していってしまうだろうなと感じてきました。
という事をちょっと書いてみようかなと思います。
今のカメラ業界はテレビ業界と変わらない
事実は知らんけど、テレビ業界って数件のクレームでも「多数の要望」みたいになってて、コンプラ云々とか言いだして、どんどんつまらない放送ばっかりになってしまったわけです。
実際には過剰な反応であって、そんな必要はないのにそうなっていってしまったと。
ま、善意よりも悪意の方が悪目立ちするのはテレビに限らず実社会ではよくある事で、客商売をしていると感じる方は多いかもしれません。
今のカメラ業界も似たような感じなんじゃないかなぁなんて思うんですよね。
別に悪意というわけではないですし、次々に発売しないと他社に客を取られちゃうというのも理解できますけど、ちょっとやりすぎじゃね?
猫も杓子も動画機能を前面に出してきてて、もうデジタルカメラというよりもデジタルビデオカメラになっちゃってるなと感じるんですよね。
いや、同じ画像処理エンジンやセンサーを複数機種で使うから、わざわざその機種だけ動画機能を省く意味が無いのは分かるんですけどね。
確かに動画を撮る人が増えていってるのは理解できるんですが、もっと割り切っていいんじゃないの?って。
例えば初心者向けのVLOG用カメラのZ30とかZV-E10なんてエントリーモデルなのにアレがダメだこれがダメだとか言われたりしてました。
特にZ30なんて何もかも中途半端とか言われたりしてましたけど、初心者的にはなんも問題ないんですよね・・・・
そらガチでやるならジンバルとかDJIのジンバル付きのアクションカメラを買う方が向いてるとは思うんですけど、初心者がそんな複雑な事をやるかって話でw
乱暴な言い方になりますが、そこまで拘るなら上の機種買っとけって話なわけですし、言ってる大多数の人はその機種を買ってないとかレビューで借りてるとかが多いわけで・・・
まぁ自分も買わずにあれこれ言ったりしてるのでそこは反省する部分だとは思いますが、他人にレクチャーする場合や取扱説明書なんかを書く時には自分基準じゃなくて全く何も知らない人にも理解できるようにしなきゃいけないという、本当に当たり前のことを思い出しました。
自分としては物足りないではなくて、ターゲット層的にどうなのかという事ですね。
8Kとか要る?
以前パナの幹部が8K動画の需要に対する発言をして、それに対して色々といわれたりもしてましたが、ぶっちゃけ普及してるのって一部のPCマニアかウェディングや企業案件だけなんじゃないですかね?
まぁ今まで動画を推しまくってきたパナの幹部が8Kを否定となると反対感情を持つ人が出るのは分かるんですが、無理して追いかける必要があるのかな・・・と。
例えば4K8K衛星放送は2018年12月にスタートしていますが、一般社団法人放送サービス高度化推進協会の2022年2月の4K・8K放送市場調査の結果によると、4K(8K)テレビの所有状況は約2割で、そのうち4Kチューナー内蔵TVや4KTVが18.5%、8Kチューナー内蔵TVや8K対応テレビが2.9%という数字になっています。
因みに新4K8K衛星放送を視聴した人は約5%らしいです。
Web調査で男女20~69歳の計5,000サンプルによる調査なので、実数とは異なる結果であるとは思いますが、体感的にあまり8K自体が普及していないと感じるのはあながち間違ってないとは思える形でした。
そうなってくるとそもそも8Kが要るか?って話になってくるわけですよ。
仕事でクライアントからの要望の場合は仕方ないとして、動画にしても今時は殆どがスマホでの動画視聴だし、PCにしてもFHDは持ってても4Kモニターを持ってない層が多いし、ノートPCだって4Kじゃないですからね。
別に8K→4Kにダウンコンバートしたら綺麗なのは分かりますが、一般向けの動画配信なら視聴環境を考えたら4Kから2KやFHDにダウンコンバートでも十分じゃね?って思ったりもします。
動画メインでやってる人からしたら「そりゃ違うぜ」って言いたいかもしれませんが、動画にそんなに詳しくない人間からしたらそんな感じなんですよね。
プリ連写とかは動画機能があってのものだとは思うんですが、スチルメインだとどうしても最近のカメラの機能は過剰すぎるんですよね。
LUMIXのG9IIも動画用途の為にS5IIのボディにしたように思えるし、小型化すれば熱暴走、大型化すれば扱いにくく、バランスを取ったら中途半端扱いだし・・・
色々と難しいよね。
オールドデジカメが人気らしい
最近は若い世代にオールドデジカメが人気らしいです。
まぁオールドデジカメといっても流石にスマートメディアとかの機種は実用的ではないのでネタ扱いでしょうが、10年くらい前が2013~2014年。
歳をとってくるとついこの前の感覚なんですが、この頃に発売された機種ってそんなに昔だと感じにくかったりするんですよね。
去年の年末にビックカメラやヨドバシのお年玉福袋に出てきたSONYのα7IIが2014年12月5日に発売、ニコンのDfが2013年発売なので、10年選手になってきますが、意外と現役だったりする方も多いかもしれません。
安価な方だとD7100がDFと同じ2013年の発売です。
この頃だとコンデジなんかも多く出てましたし、どの機種が人気なのかは分かりませんが、スマホを持っている層がオールドデジカメを買うのは動画よりも写真の方だと思うんですよ。
現行機のように高い金額じゃなくて、それなりにリーズナブルで扱いやすい機種。
瞳認識とか動物認識とかは無くても構わないんでしょう。
そういったごちゃごちゃとややこしい事を考えてしまう擦れたカメラユーザーが忘れてしまった楽しさを、オールドデジカメで若い人たちは楽しんでいるのかもしれません。
最後はスマホに集約されるかも・・・
ITmediaさんで詳しく解説されていますが、iPhone15 Pro Maxではテトラプリズムという方式で望遠撮影を実現しています。
今まで存在していたペリスコープ方式だとレンズから入射した光を90度反射させて本体の長辺を利用してカメラの距離を稼ぐ形になっていました。
これだと所謂レンズの全長を長くすることが出来るので望遠には向いていますが、センサーサイズが本体の厚みに影響されることになります。
一方のテトラプリズムは4回反射させることでコンパクトに望遠レンズを実現しています。
デジタルズーム比べて画質劣化も少ないはずですしね。
平面側にセンサー配置が実現されるので、センサーサイズもペリスコープよりも自由が利くはずだし、精度と補正が許すのであれば、反射回数を増やせばもっと望遠撮影も可能になるはず。
変な話、今のスマホって本体の薄さに拘ってますけど、昔パナが出していたようなカメラに比重を置いた形で厚みは少し増すけど13mm~300mmくらいまでが高額で実現できて、その先はデジタルズームなんて機種が出たら、もうデジカメを持ち歩く必要性が無くなってしまうような気がします。
自分は今でもiPhone11Proを使っていますが、センサーサイズが小さいのでボケ難いとか、ホワイトバランスがいまいちとか、色々とスマホの写真には不満がありますが、センサーサイズが小さい分だけ画像処理の速度はデジカメでは追い付けない性能差があります。
後処理でボケさせた写真なんかも処理がもっと良くなってきたら「もうスマホでいいんじゃないか」と思うかもしれません。
確かにカメラの方が写真を撮ってるという楽しさはあるけど、今の流れを考えると高額化、高スペック化、大型化(本体もレンズも)はもう避けられないと思うので、スマホの写真とデジカメの写真が同等だと感じるようになったら、何本もレンズを持ち歩いたり、大きなカメラを持ち歩かなくてもいいのでスマホだけになるかな。
特に拘りのない人であれば既にデジカメを持つ意味が無くなってるんじゃないかな・・・
まとめ
なんか色々と書きましたけど、デジカメの市場がニッチなものになってきてるのは否めないと思います。
その中で、いろんな層を取り込みたいからメーカーは機能マシマシにしてるんでしょうが、メーカー自体がもうどこに向かってるのかよく分からないように感じます。
今ではドロップアウトしたと思われているペンタックスが一番写真を撮る事に特化してるんじゃないかという気がするw
そして、煩雑化していくカメラを見ていると、最終的にはもうスマホで集約されちゃうだろうなと感じてしまうのは仕方がない事なのかもしれません。
カメラに比べて圧倒的に操作が簡単だしね。
もうちょっと歳をとって、望遠レンズとか色々と持ち歩くのが面倒になったら本当にスマホだけにしてるかもしれません。
それはそれで寂しい事なんでしょうけどね。
もののついでの補足
ステマ規制が10月1日から施行されるので当サイトでは記事トップのカテゴリ表示部分に「広告」表記を出しています。
記事中にGoogleアドセンスなんかが入ったりしているので、全記事一括で広告表記を入れています。
まぁアフィリエイトをやってる時点で基本的に悪意のある書き方はタブーになるわけですが、買ったものに関しては極力ニュートラルに書くようにしています。
なんでこんな事を書いたかというと、記事の途中でも書きましたけど、「誰かの意見が自分に当てはまるとは限らない」わけです。
その人にとっては機能的に足りないと思っても、買う側にとっては全く問題ないとかね。
自分は趣味でYouTubeにアップする程度ならZ30の4K30pで何ら困った事は無いし、動きの速い撮影でもFHD60pでいいかなと思う程度です。
趣味って自己満足の世界なので上を見ればきりがないし、どこで妥協するかでもあるので、「この人が言ってるから間違いないだろう」という感じで人の言葉を鵜呑みにするんじゃなくて、実際に自分で触ってみたり、いろんな意見を調べてみたりすることが大切です。
これはカメラに限った事ではなく、全ての物事で(詐欺行為への自衛手段としても)重要な事なので、気になった物事は色々な角度から調べて、納得してから購入して頂きたいなと思っています。
まぁ何でもかんでも疑ってたら生きづらくて仕方なかったりするんですけど、色々と自分で調べるのも結構楽しいですからね。