以前、水月雨のイヤホンが欲しいなぁって書いたんですが、KZのZSTXも買ったし、なかなか試聴しに行く時間もないのでまぁいいかなぁなんて思ってたんですよね・・・
外出用のイヤホンを買おうと思う
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で、ふとネットを見ていたら、価格的に安めの竹 ーCHU 2の在庫が復活していたので注文してみました。
水月雨(MOONDROP) 竹 - CHU II の基本スペック
ドライバー | 10mm高性能ダイナミックドライバー |
振動板 | アルミ・マグネシウム複合振動板 |
本体素材 | 亜鉛合金 |
本体接続端子 | 0.78mm 2ピン |
再生周波数 | 15Hz-38kHz |
インピーダンス | 18Ω±15% |
感度 | 119dB |
付属ケーブル | 2ピンー3.5mmプラグ |
付属品 | イヤーピース(S,M,L)各1ペア、収納ポーチ |
販売価格 | ¥4,600前後 |
ちゃんと音楽用のイヤホンとしてシングルDDモデルを購入するのはめっちゃ久しぶりかもしれません。
HA-FX1100はウッドドーム振動板なので、アルミ・マグネシウム複合振動板になるとまた音が少し変わってくるんでしょうね。
水月雨(Moondrop)竹 -CHU IIの開封
MOONDROPやSee Audioのパッケージには女の子のキャラクターが描かれています。
昔は全然気にもしなかったけど、歳をとってくると店頭で購入するにはちょっと躊躇するパッケージかもしれない(;´Д`)
下側の中央のちょっとポコッと出てる部分を上に引き上げるとパッケージが開きます。
蓋を開けるとCHU2の本体が出てきます。
リケーブル可能な有線イヤホンってこんな感じが一般的なんかね?
このマットを取り出すと、下から付属品の入った箱が出てきます。
しかし、開封すると独特の匂いがしますね・・・なんというか、光硬化パテの効果前のような匂い。
匂いというか臭いやね。
取説と検査証とか一般的な付属品と
収納ポーチが出てきました。
ポーチの中身は接続ケーブルと
イヤーピースのセットが入っています。
水月雨(Moondrop)竹-CHU2はかなりしっかりとした本体
本体ハウジングは亜鉛合金制なので、小さい本体の割に意外とずっしりしています。
重いわけではないんですが、サイズなりの気持ちで持とうとするとあれ?重いぞって感じ。
本体の大きさはZSTXよりも一回り小さいです。
亜鉛合金で強度があるので形状的に制約が少ないのか、装着してみるとCHU2の方がZSTXよりも装着しやすいです。
ZSTXの時は付属のケーブルだと耳に当たるし、それを回避するとノズルが耳道に当たって痛いという状態でしたが、CHU2の方は付属のケーブルでもそういったことは全くなくて非常に快適でした。
リケーブルとかを行う必要がなければ十分セットのままでいいんじゃないでしょうか。
CHU2のノズルは真鍮製の金メッキ加工
CHU2のノズル部分は真鍮製になっています。
そして先端の部分がねじ込み式で取り外せるようになっているので、目詰まり防止のフィルターの交換はもちろん、メンテナンスも容易に行えるようになっています。
わざわざ外すのもどうかと思ってフィルターは外しませんでした。
イヤーピースはちょっと特殊?
付属のイヤーピースはシリコン製ですが、軸が結構太めになっています。
CHU2本体のノズルを見ると確実にイヤーピースのノズルの方が細いので、装着する時には結構手間取ります。
捻じ込んでいけばはまりますが、前述のようにノズルの先端が外れるようになっているので、捻じ込むのなら時計回りにしてノズルが外れないように装着するといいですよ。
装着すると結構伸びるようで真鍮のノズルがうっすらと見えます。
装着感は可もなく不可もなくかな。
竹2に付属のケーブル
デフォルトでは2ピンー3.5mmステレオミニプラグのケーブルがセットになっています。
MOONDROPのページでは細かい情報が載ってないので、どういったケーブルなのかの詳細は不明。
ケーブル内部が見えればいいんですが、内部でシールドがされているようなので全くわかりませんね。
一度付けてみましたが、ドンシャリイコライザーがONになってたので上の方が異様な状態になっていて「なんじゃこりゃ?」な感じでした。
どのみちこのケーブルは使用しないのでさっさと取り替えて元箱に戻しておきました。
のっけからリケーブルしました
まぁリケーブルをするにしても2ピンー4.4mmのバランスケーブルはZSTX用に購入したYinyooの銅銀混合ケーブルの1本しか持ってないので、イヤーピースとケーブルをZSTXに使用しているものから取り外して使用する事にしました。
格安中華イヤホンKZのZSTXをリケーブル&イヤーピースの交換をしてみた
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イヤーピースはSpinFit W1で、ケーブルはYinyoo YYX4738 銀メッキ線 8芯(0.78mm 2pinー4.4mm ) です。
亜鉛合金の本体と丸直2ピンの金属カバーが接触して奥まで刺さらなかったりしますが、そこはもう妥協するしか・・・
竹 - CHU2の収納ポーチは微妙かも
ケーブルの種類とかイヤーピースにもよると思うんですが、上の状態で収納しようとするとこんな感じで結構カツカツになります。
ここからぐいっと押し込めば蓋を閉められるようにはなるけど、無理に押し込むとケーブルが折れたりして断線の原因になりそうなんですよね・・・
仮にこれで蓋をしたとしてもソフトケースなので、傷がつくのを防ぐことはできても、カバンの中で他の荷物によって圧がかかる可能性はあります。
個人的にはイヤホンのケースはハードを使いたいところ。
竹 - CHU2の音はかなり好みな感じでした
リケーブルをする前の音を聴いていないのであまり参考にならないかもしれませんが、ZSTXと同じケーブルとイヤーピースを使ってみて、ZSTXとは傾向がかなり違うと感じました。
ZSTXは全体的に鳴らしてくれるドンシャリって感じだったんですが、竹 ーCHU2の音のファーストインプレッションは中高音が綺麗なイヤホンだなと思いました。
高音も綺麗な感じはするんだけど、まだ鳴らしきれない感じなのか少しだけザラっとした感を受けました。
なので、鳴らせるようになれば問題ないんでしょうが、現段階ではシャカシャカ感の強い曲はちょっと煩く感じます。
低音はZSTXのようなズンッとくる感じはないけど、中高音をメインで聴くのであれば十分に感じられると思います。
よく女性ボーカルがよく聞こえるって言われてるようですが、男性ボーカルでも十分綺麗に鳴らしてくれるので、ボーカルをメインで聴きたいのであればZSTXよりもCHU2の方がいいと思います。
まとめ
一昔前の¥5,000以下のクラスだと「まぁ価格なり」って感じでしたが、最近のエントリークラスのイヤホンはかなり音質が上がっているので、気にいるものを見つけたら結構長く使えるんじゃないでしょうか。
実際にCHU2で聴いてみたら、高音域の硬さが取れたら当面はこれでいいかなぁって思ってます。
厳密に聴き比べをしたら1.5万円クラスのものの方がいいんでしょうが、そこまで気にならないかなぁって気がしてます。
同じ買うならその辺りはスキップして同じ水月雨のKATOあたりまでかなぁって思ってます。
まぁエントリークラスとは言っても¥4,600なので、スマホに付属しているイヤホンで十分って方や聞ければいいって方には¥4,600でも高いと思われるかもしれません・・・というか、ほぼ確実に高いと感じるでしょう。
しかし、今まで聴いていた曲が全く違う1ランク上の音に感じるような体験ができると思うので、近くで視聴ができるお店があればぜひ試してみていただきたいと思います。
今まで気づかなかった音がハッキリ聴こえると違う感動がありますしね。
更にケーブルを純銀ケーブルにリケーブルしてみました。
【リケーブル】水月雨 竹 -CHU2のケーブルをYongse Elite Ag8に変えてみた
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水月雨(Moondrop) 竹 -CHU II
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