肋骨を痛めてから通勤時の荷物を減らすためにコンデジのTG-6に通勤のお供を変更しているわけですが、実は意外と困ってなかったりするんですよね(;´Д`)
今まではSONY α6700やNikon Z30などをとっかえひっかえしながら持ち歩いていましたが、レンズ交換が出来ないし1/2.3型センサーだしと、防水面を除いたらミラーレスの方が便利だし綺麗だしって思ってたんですよね。
でも、しっかりと使っていくと、SNSやブログくらいなら全く問題ないですし、プリントするのであれば粗が出るかもしれませんが意外と十分じゃないかという気がしてきています。
TG-6はグリップ部分がちょっと持ちにくいんですけど、現行のTG-7でも大きさ的には変わってなさそうなんですよね。
スリットがついて持ちやすくはなってるのかな?
因みにTG-6にも動画機能が搭載されていますが、自分は沖縄で試してみた時にあまりパッとしなかったので、ほぼ使用することはありません。
時勢としてデジタルカメラに動画撮影機能を搭載するのは当然なんでしょうけど、既に写真撮影用のカメラとは違うベクトルに進んでいっているんですよね・・・
色々できるのはいいんですけど、写真主体の考え方からすると、動画の構成を考えて撮影に行くわけではないですし、写真か動画か迷った挙句に中途半端という場合もあるので、AFとか被写体認識とかそういった諸々を抜きにすると、昔のデジカメの方がシンプルで使いやすかったなと感じるんですよね。
ま、時代の流れに乗れていないだけなんでしょうが、ごちゃごちゃした感じじゃなくてもっとシンプルに楽しめるカメラがあればいいなと最近は思ったりします。
・・・って考えたらライカM10-Rを使っていて落ち着くというかしっくりくるのはごちゃごちゃしたものがないからなのかもしれません。
とはいえ価格が「高額」という違う意味でのシンプルさなので、手放したら二度と買える気はしませんけど(;´Д`)
フィルムカメラの「どう写ってるか分からないのがいい」っていうのは「写っているかどうかわからない」ではなくて「フィルムの味」で写りが変わるのが楽しいって事なんでしょうけど、デジカメでもその辺りは十分に適用できるんですよね。
TG-6のトイフォトで撮った写真。
周辺減光が強くて色味もちょっと変わってます。
デジイチだったらAFポイントを移動させて任意の場所にピントを持っていけますが、コンデジのTG-6だとセンター長押しでAFポイントを設定できますが、範囲が狭い25点になっています。
狭い範囲内でいかにピントを持っていくかを考えるのも楽しかったりします。
レンズ交換が出来ない不便さはあるけど、これはこれで楽しいなと感じます。
デジカメに限らず色々な物が便利になった分だけ、色々と必要なものも一緒に置いてきたというか、無駄を楽しむという行為が無くなってきてるような気がします。
まぁその時間を無駄と感じるか味と感じるかは人それぞれだと思いますし、撮影するなら便利な方がいいんですけどね・・・
今時の被写体認識を搭載して、もっと操作性もシンプルな写真専用機を安価で出してくれないかなぁ・・・