長く降り続いていた雨がようやく上がって、久しぶりの青空が出てきました。
ということで、今日も入れっぱなしにしていたNikon Z6IIとVILTROX AF 20mm F2.8の組み合わせで持ち出してみました。
他のレンズは持たずにVILTROX AF 20mm F2.8 Zだけで、どれくらい普段と変わらない感じで撮影できるのかを試してみました。
先の方が赤いから花とかが咲いているのかと思って見に行ったんですが、枝が赤いだけという予想外なものでした。
おそらくキョウチクトウの木だと思います。
せっかくなので中央の枝にピントを合わせて撮ってみましたが、ピント部分はしっかりしていて後ろに入っている枝なんかはちゃんとボケているので、流石にフルサイズのF2.8ですね。
曇天の時に撮影した写真では周辺減光が結構目立つなぁと思っていたんですが、今日使ってみた感じではそこまで極端な感じはしませんでした。
微妙に水平が取れてませんが、少し先で散歩中に用を足している犬がこちらを気にしていたので集中できませんでした(;´д`)
絞り開放なのでカリカリな感じではありませんが、普通に広角レンズとしては十分な写りという気がします。
綺麗に薔薇が咲いていたので青空を入れて撮ってみました。
ピントを合わせた薔薇の部分はカッチリ写ってます。
流石に広いので一回りぐらいトリミングしていますが、こういった撮り方なら広角でも全く問題ないですね。
よくわからない花を適当にとってみました。
結構周囲を入れやすいというか、入りやすい感じになってしまうので、周りがあまりにも雑踏すぎるとパッとしない感じになってしまうかもしれません(´・ω・`)
めっちゃ大きく枝を広げているわけではないんですが、画角の広いレンズで撮るとすごく大きな木のように感じます。
拡大して見ると偽色やフリンジなんかが出てると思いますが、そういった事に拘るのであればこのレンズを選択するのは間違いかなという気がします。
以下に手軽に広角撮影が出来るかという部分に主点を置いたら、そういった所は気にしちゃダメかと。
遊具のある公園。
ものすごく漠然と撮りましたが、90度くらいの画角があると、実際に軽く目を動かしてみえている範囲くらいは写る感じですね。
金沢駅の鼓門をGR IIIとワイコンで撮ろうと思ったら意外と楽だった記憶があるので、VILTROX AF 20mm F2.8 Zを旅行用に忍ばせておけば、色々な面で重宝しそうだなと思いました。
いつもならこの花壇で一部分の花だけを切り取る形で撮影していますが、ほぼ花壇全体が余裕で写せてしまいます。
意外とフルサイズの20mmという焦点距離は楽しいかもしれません。
薔薇と空と駐車禁止
薔薇の赤と空の青、標識の赤&青という無理矢理なこじつけです。
駅のホームから車庫と繋がる線路に2輌の電車。
かなり近い場所なんですが、流石に20mmだと遠く感じます。
画角が広いので左端に本線の線路、右端の方に線路の下から伸びる道路が見えています。
因みに左下のブルーのラインがある先がホームの端です。
ホームの端の左側から写真を撮ってみました。
一つ前の写真では電線の鉄骨ギリギリあたりに車輌が止まっているのかと思っていましたが、こうして撮ると意外と余裕があったんだと感じます。
最短撮影距離まで寄っても余白が広いレンズですが、一回りトリミングする程度で体裁を整える事ができるくらいの感じなので、意外と普段使いのレンズとして持ち出してもそんなに困らない感じでした。
実際に普段使う感じの使い方をしてみた感想としては、価格的にもサイズ的にもとても手頃に扱えるレンズで写りも問題ない感じなので、買ってみてよかったと思います。
市街地で夜のビル群でも撮ったりするのも面白いかもしれませんね。