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PR LENS LUMIX S 18-40mm F4.5-6.3 LUMIX S 28-200mm F4-7.1 MACRO O.I.S Panasonic カメラ・写真

撮影するアスペクト比を変えただけでLUMIX S9の楽しさが爆上がりした件

昨日のLUMIX S1IIの体験セミナーの記事で書いていた通り、今更ながらにLUMIX Sシリーズには様々なアスペクト比の撮影が出来るというのを今更ながらに知ったわけですが、昨日今日とLUMIX S9を持ち出して色々と試してみました。

実際に撮れるアスペクト比は以下の通りです。

  • 4:3 -マイクロフォーサーズ、スマホ、コンデジ、昔のテレビなど
  • 3:2 ー35mmフィルムなどの一眼カメラのL版サイズ
  • 16:9 ー地デジやYouTubeなどの動画に使われるワイド画面サイズ
  • 1:1 ー6x6中判カメラ、インスタグラムなどの真四角サイズ
  • 65:24ーパノラマ写真に使われるサイズ
  • 2:1 ー16:9よりも横長になるサイズ

という事で、ザックリとどんな感じか書いてみましたが、意外と意識しなくても上から4つくらいまでのアスペクト比の写真は意識しなくても使っているんじゃないかと思います。

で、65:24のパノラマサイズってのはその昔フィルムカメラでパノラマ写真が撮れるというので一世風靡したものの、いつの間にか何事もなかったかのように消えていったアスペクト比です。

スマホなんかだとパノラマ撮影にしてからカメラを等速で水平にスライドさせるという撮影方法が一般的だと思うんですが、上下のズレとか速度によって変なブレが入ったりするのが難点。

一時期は富士フイルムの写ルンですでもパノラマのやつがあったんですけど、今はもう普通のだけなのかな?

LUMIX S9 + LUMIX S 18-40mm F4.5-6.3
LUMIX S9 + LUMIX S 18-40mm F4.5-6.3

とりあえず、一般的な3:2で撮影した写真がこちら。

 

上の写真よりも少し後ろの場所になりますが、65:24のパノラマで撮影した写真がこちらになります。

LUMIX S9 + LUMIX S 18-40mm F4.5-6.3
LUMIX S9 + LUMIX S 18-40mm F4.5-6.3

あくまでも写せる幅は装着しているレンズに依存する形になるのと、JPEG書き出し時に上下をカットする形で65:24を表現しています。

なので、RAW+JPEGで撮影している場合だとRAWデータには一枚上のような写真が記録されていて、JPEG撮って出しが上のような形になっています。

逆に言えばRAWで記録しておけばワイドな撮影時に端っこギリギリになりすぎちゃったという場合でもRAWから再現像する事でいい感じに持って行く事も可能。

ま、RAW現像ソフトで好みのアスペクト比に設定してトリミングすれば同じ事なんですが、基本的に撮って出しで十分というような日常的な撮影であればめっちゃ便利だったりします。

 

65:24で撮影すると結構便利なのが『細長い物』

LUMIX S9 + LUMIX S 18-40mm F4.5-6.3
LUMIX S9 + LUMIX S 18-40mm F4.5-6.3

縦アングルにしてやたらと高いクレーンを撮ってみましたが、3:2だと横幅がかなりあって必要ないものが多く入ってしまいます。

周りに何もない青空なんかだったら高さが際立つと思うんですが、目の錯覚もあって幅があると高さを感じにくいというのがあるので、65:24のアスペクト比で周囲をカットする事でクレーンの高さに意識が向くようになります。

 

同じような感じで電車なんかだと足元や上の邪魔な部分をカットする事で電車の長さがいつもの写真よりも際立つ感じがします。

LUMIX S9 + LUMIX S 18-40mm F4.5-6.3
LUMIX S9 + LUMIX S 18-40mm F4.5-6.3

 

百日紅の花を撮ってみましたが、横長になる事で広がっているという感覚になるんじゃないでしょうか?

LUMIX S9 + LUMIX S 18-40mm F4.5-6.3
LUMIX S9 + LUMIX S 18-40mm F4.5-6.3

 

同じものをアスペクト比2:1で撮ったものがこちら。

LUMIX S9 + LUMIX S 18-40mm F4.5-6.3
LUMIX S9 + LUMIX S 18-40mm F4.5-6.3

基本的に同じ場所でほぼ同じ感じで撮影しているのに、高さが出るだけで意外と印象が変わるんじゃないかと思います。

 

同じような感じで65:24で撮ったキョウチクトウの花。

LUMIX S9 + LUMIX S 28-200mm F4-7.1 MACRO O.I.S
LUMIX S9 + LUMIX S 28-200mm F4-7.1 MACRO O.I.S

 

通常の写真サイズ3:2に戻すと、もう少し寄った感じにしないと間が持たない感じがするので、ついついこういった形になります。

LUMIX S9 + LUMIX S 28-200mm F4-7.1 MACRO O.I.S
LUMIX S9 + LUMIX S 28-200mm F4-7.1 MACRO O.I.S

実際に色々使ってみると、3:2よりも2:1の方が自然な感じに見えてきたりするんですよね・・・

 

寝ている猫を見かけたので1枚撮ってみました。

LUMIX S9 + LUMIX S 28-200mm F4-7.1 MACRO O.I.S
LUMIX S9 + LUMIX S 28-200mm F4-7.1 MACRO O.I.S

ハイブリッドズームを使って約400mmの焦点距離ですが、それでも遠いのでかなりトリミングをしています。

 

そんな感じでめっちゃ遠い距離なのになぜか気づかれましたw

LUMIX S9 + LUMIX S 28-200mm F4-7.1 MACRO O.I.S
LUMIX S9 + LUMIX S 28-200mm F4-7.1 MACRO O.I.S

ちなみにここまでの写真は全てシネライクD2をちょっと弄ったフォトスタイルで撮影しています。

 

結構暑いと思うんですが、スズメたちが日光浴をしていました。

LUMIX S9 + LUMIX S 28-200mm F4-7.1 MACRO O.I.S
LUMIX S9 + LUMIX S 28-200mm F4-7.1 MACRO O.I.S

3:2だと下にブロック塀、上に民家が写っているんですが、2:1にする事でスズメだけにクローズアップ出来ます。

 

今までだと一般的な写真サイズである3:2が見ていて一番落ち着く感じに思っていたんですが、実際に色々とアスペクト比を変えて撮影してみると、自分的に一番しっくり来たというか扱いやすく感じたのは2:1でした。

LUMIX S9 + LUMIX S 28-200mm F4-7.1 MACRO O.I.S
LUMIX S9 + LUMIX S 28-200mm F4-7.1 MACRO O.I.S

後から見たらどうしても慣れがあるので2:1の方は若干違和感があったりもしますが、1:1と同様に撮りたいものに意識を持って行きやすいんじゃないかなというのと、何かに意識を向けた時の感じの見た目と同じような感じなんじゃないかなぁと。

EVFが無いし夏場はちょっとなぁと思っていたLUMIX S9でしたが、アスペクト比を変えただけでも意外と撮る楽しさが爆上がりしたので、もしカメラにフルサイズ→APS-Cというクロップ以外にアスペクト比が変更できる部分があれば、一度試して撮影してみてほしいなと思いました。

 



 

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tomo

■兵庫県在住 ■デジタル・フィルム問わず、カメラを持って街中をウロウロして撮影した写真を公開しています。時々カメラ以外の記事も公開中。 コメントなどありましたらお気軽にどうぞ。 当サイトはアフィリエイト広告で収益を得ています。 アフィリエイトやサイトの詳細はプロフィールページでご確認いただけます プライバシーポリシー・免責事項 プライバシーと Cookie の設定 お問い合わせはこちら

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