昨日のRemaster Slim 28mm F3.5のレンズユニットを使って撮影してみた感じだと、意外とシッカリした感じで使えるので、スタンダードでもFLでも問題ない感じなんですが、個人的にはモノクロにすると硬すぎず柔らかすぎずで丁度いい感じなのかなと思いました。
という事で、今朝は昨日の記事の最後にも書いていたように、32mm F2.8のレンズユニットを使って色々と撮ってみました。
ツバキの花もだいぶ増えてきたなぁと思いながら撮ったんですが、AF時の最短撮影距離が37cmで32mmなので結構広く写ります。

撮った時には右上の方に日差しの照り返しの明るい部分があって見難かったので、とりあえずピントを合わせた花の部分だけをメインにトリミングしてみました。
めっちゃ影ってわけではないんですが、スタンダードなのになんか色乗りが濃い感じがします。
昨日のままだったのでF3.5になっていたとはいえ、予想外に色が強い気がする・・・
これもスタンダードで撮った阪神電車の赤胴車。

空の色も含めてやっぱりちょっと濃いですね・・・
クリエイティブルックのVVやVV2とは違う傾向ではありますけど、他社のカメラだったら結構VIVID寄りになってるかな。

こういった時にはあんまり四隅は気になりませんが・・・
電車の所もこのけんちくが進んでいる倉庫っぽいものも周辺減光がかなり強く出ていますね。

Lomo LC-Aに搭載されたレンズを参考にしたんじゃないかという話なんですが、強めに出る周辺減光とかを見ると確かにそうかもしれません。
PENTAXのFA-31mm辺りをよく使っていた人だったら違和感はないかもしれませんが、かなり強めに出る周辺減光が気になるかも。


描写としては28mm F3.5に比べるとより甘い感じなので、よりオールドレンズ感が増す感じがします。
そしてこの写真でも中央の上端からほぼ真下に向けてゴーストが出ているので、スタンダードよりもFLの方が相性はいいのかもしれません。
クリエイティブルック:スタンダード

クリエイティブルック:B&W

クリエイティブルック:FL

ある程度メリハリをつけたいという感じよりもレトロ感を前面に押していった方が写り方とマッチする気がします。
変に濃い感じがしていた色も、FLにすることで解消されて、撮った写真を見ても違和感が無くなった感じがします。

純正レンズでFLを使うと、レトロ感はあるけどシャープさもあるので雰囲気寄りになるんですが、Remaster Slimの32mm F2.8を使うと完全にオールドレンズで撮りましたと言っても分からない感じになりますね。

土曜日に見る影もなかったコキアがあったのでとりあえず撮るだけ撮ってみた。

時期的にそんな時期かと思わせる橙がなっていました。

実家の橙も実を付けてるのかなぁ・・・・
そんなわけで、32mm F2.8は28mm F3.5と比べると、焦点距離以上に描写傾向が違うという事で全く違う感じの使い方になるなぁという感じがするレンズだなぁと感じました。
明日は最後の1本となる21mm F3.5を付けて色々試してみようかと思います。

