はじめに
2025年の5月末に思い立ってα7CRを購入して使用し始めてから約7ヶ月が経過しました。
元々α6700を使ってみたら予想以上に使い勝手が良くて、これで十分じゃないかと思った事がEマウントにシフトしていく発端でした。
その後、Nikon Zマウントでマウントアダプター経由でレンズを併用する為に、Eマウントのフルサイズ用レンズが増えていってたので、いっその事α6700からフルサイズに変えてもいいかなと思って色々と考えたり調べたりした結果、Z9の4500万画素と同じような画素数のセンサー機を買ってもなぁということで6000万画素機に決めたわけですが、基本的にスナップなどがめいんなので、持ち運びやすいコンパクトなボディでEVFも搭載しているα7CRに決めました。
それから実際半年間α7CRをメインカメラとして使ってみて、良かった面や悪かった面、どういった人に向いているのかやコンパクトな高画素機が欲しいと思っている人の参考になればいいかなと思ってレビューをしてみようと思います。
α7CRのスペック
α7CRの基本的なスペックは以下の通りとなっています。
| α7CR | |
| センサー | 35mmフルサイズ Exmor R MOSセンサー |
| 有効画素数 | 静止画:最大約6100万画素 動画:最大約5080万画素 |
| 総画素数 | 約6250万画素 |
| 記録画素数 | Lサイズ:9504x6336(60M) Mサイズ:6240x4160(26M) Sサイズ:4752x3168(15M) |
| 測距点数 | 静止画時:最大693点(位相差検出方式) 動画時:最大693点(位相差検出方式) |
| 検出輝度範囲(ISO100相当、F2.0レンズ使用) | EV-4 - EV20(ISO100相当、F2.0レンズ使用) |
| 被写体認識対象 | オート、人、動物、鳥、昆虫、車、列車、飛行機 |
| 露出補正 | ±5.0 EV (1/3 EV、1/2 EV ステップ選択可能) |
| ISO感度(推奨露光指数) | 静止画撮影時: ISO 100 - 32000 (拡張: 下限ISO 50、上限ISO 102400) AUTO (ISO 100 - 12800、上限/下限設定可能) 動画撮影時: ISO 100 - 32000相当 AUTO (ISO 100 - 12800相当、上限/下限設定可能) |
| ファインダー | 1.0 cm (0.39型)電子式ビューファインダー (XGA OLED) STD 60fps/HI 120fps |
| その多機能 | 美肌効果、クリエイティブルック、カスタマイズ機能、ピクチャープロファイル、タイムラプス、オートフレーミング、フレーミング補正、マイイメージスタイル |
| 全画素超解像ズーム | 静止画:約2倍 動画:約1.5倍(4K)、約2倍(HD) |
| シャッター速度範囲 | 静止画撮影時 (メカシャッター): 1/4000-30 秒、バルブ 静止画撮影時 (電子シャッター): 1/8000-30 秒 動画撮影時: 1/8000-1 秒 |
| フラッシュ同調速度 | 1/160 秒(フルサイズ) 1/200 秒(APS-Cサイズ) |
| 手ブレ補正機能 | 5軸7段 静止画: 入 / 切 動画: ダイナミックアクティブ / アクティブ / スタンダード / 切 |
| ピクセルシフトマルチ撮影 | 4枚/16枚 |
| 連続撮影速度 | Hi+:最高約8.0コマ/秒 |
| 連続撮影可能枚数 | JPEG Lサイズ エクストラファイン: 48枚 JPEG Lサイズ ファイン: 320枚 JPEG Lサイズ スタンダード: 1000枚以上 RAW: 36枚 RAW+JPEG: 32枚 RAW (ロスレス圧縮): 16枚 RAW (ロスレス圧縮)+JPEG: 15枚 RAW (非圧縮): 14枚 RAW (非圧縮)+JPEG: 13枚 |
| 使用電池 | NP-FZ100 |
| 静止画撮影可能枚数 | ファインダー使用時: 約490枚、液晶モニター使用時: 約530枚 (CIPA規格準拠) |
| 実動画撮影時 | ファインダー使用時: 約95分、液晶モニター使用時: 約100分 (CIPA規格準拠) |
| 連続動画撮影時 | ファインダー使用時: 約155分、液晶モニター使用時: 約155分 (CIPA規格準拠) |
| 重量 | 約430g(本体のみ) 約515g(バッテリーとメモリーカード含む) |
| 外形寸法(幅x高さx奥行) | 約124.0x71.1x63.4mm グリップからモニターまでだと奥行は約58.6mm |
| 備考 | グリップエクステンション GP-X2が付属 |
| 実売価格 | ¥404,910(ソニーストア等の価格) Amazonでは¥364,000くらい(2026/1/14現在) |
先月発売された最新機のα7Vのような秒間30コマやプリ撮影といった機能は搭載されていませんが、普通にスナップ撮影をメインにするのであれば困る事はありませんし、連写コマ数は少ないものの動体撮影も出来なくはないので、特殊な用途でなければ十分にこたえてくれるカメラになっています。
価格としてはα7C IIと比べると13万円くらい高いんですが、長いレンズを付けた時に持ちやすくなるグリップエクステンションGP-X2(¥20,000くらいする)が付属しているので、3300万画素と6100万画素の差が11万だと考えたら実は高くないんじゃないかと・・・
今は通常価格に戻っていますが、セール時期だと2026/1/14現在の価格に加えてキャッシュバックがあったりしたので差額が凄く少なくなっていたりしたので、用途が合う人だったらα7CRを買う方が良かったりします。
半年間使ってみた忖度のない感想
タイトルに書いちゃってるので感想と言ってもアレなんですが、自分が今まで使ってきたデジカメの中でも実用上ではベストなカメラだと思います。
ベストといっても色々あって、所有欲とか使っていて気持ちいいのはM型ライカですし、何でも撮れるというと万能型のカメラという形になるんですが、α7CRに関しては『普段使いを前提とした場合にこれ以上のカメラは今のところ無いかも』というくらい自分にとってのベストなカメラですね。
とにかく使い方にマッチしていた
昔ブログに書いたことがあるようにZ30のボディサイズでボディ内手ぶれ補正が入っていて、EVFも搭載していたらなぁ・・・っていう願望にマッチするカメラがマウントが違うα6700やα7C系だったんですよね・・・
自分の使い方としては普段使いがメインですが、花や風景、建物、野良猫などといった静物寄りの撮影が多く、通勤時に撮影する割合が圧倒的に高いので、毎日持ち歩いても苦にならないボディサイズと重さ、なるべくコンパクトなレンズという部分が大前提になってきます。
他者でもそういったカメラ自体は存在したとしても、センサーサイズがフルサイズでは無かったりボディ内手ブレ補正が無かったり、コンパクトな機種だとローエンド寄りでAI被写体認識が入っていなかったり、AFの速さや正確さというのが弱かったりするんですよね・・・
そして6100万画素のセンサーで撮影される画像の圧倒的なトリミング耐性というのが何物にも代えられない利便性なんですよ。
通勤時の撮影という形になると、レンズ1本で済ませたいし、撮ったものに不要な部分が多かったり、レンズの焦点距離に対して被写体が遠すぎるという場面が往々にして存在します。
そんな場合でもα7CRならトリミングをすれば何とでもなるし、毎日持ち歩いても苦にならないレベルの重さにバッテリーの持ちも十分なので、当初はZマウントとEマウント機(α6700)を併用して同じようなバランスで持ち出していたものの、α7CRに買い替えてからは8~9:1くらいの割合になっちゃっていたので、α7CRは本当に自分にマッチしていたんだなぁと思います。
本当に連写が必要な場面で無いとZ9を持ち出す事が無くなったどころか、Zfでさえ嵩張ってしまうので持ち出す事が激減しましたからね・・・
とりあえずで持ち出すにしてもコンデジ以外のカメラだとほぼ同等くらいのサイズ感になるのでα7CRを選ぶことが多いですし、下取りに出して他のカメラに買い替えるようなビジョンが全く浮かんでこないので、このままずっと使い続けるカメラなんじゃないかなぁと感じています。
万が一手放して買い替えるとなったとしても、画像処理エンジンがアップデートされてプリ撮影が使えるようになるとか連写コマ数が増えたりしたα7CR IIのような後継機が出た場合くらいだけど、その辺はα1 IIがカバーしているのでよほど大きなメリットが無いと買い替えもしないかもなぁという気がします。
そもそも他社で似たようなコンセプトのカメラは出て来る気がしないしね・・・
α7CRのメリット
どんな人がα7CRを選ぶといいのか
上の感想でザックリと書いてしまってますが、実際に半年間使ってみたメリット(どんな人がα7CRを選ぶといいのか)を挙げてみます。
- コンパクトな高画素機が欲しい人
- クロップ撮影やトリミングを使用する人、レンズを多く持ち歩きたくない人、APS-C機からの買い替えの人
- EVFが必要な人
という感じでしょうか。
コンパクトな高画素機って部分はもう説明するまでも無いと思うので、ここでは割愛してその下の部分を説明していきます。
クロップ撮影やトリミングなどの件
α7CRは6100万画素の高画素機なので撮影後のトリミング耐性が高いです。
撮影していると持っているレンズの種類や最短撮影距離、寄れない場所など様々な条件で自分が思った構図で撮影できない場面があったりします。
そんな場合でも画素数が多いので、後から不要な部分を切ったり角度を変えたりしてもメインの部分が切れてしまうという事が結構起きにくいです。
また、解像度の高いレンズを使っている場合だと、シッカリ解像しているので焦点距離に対して後からかなりトリミングをしても、本当にそのサイズで撮影したのかと感じるくらいに写っていたりします。
流石に大きめでプリントをするのであればトリミングをするサイズ的にも限界があるでしょうが、SNSやWebにアップする程度であれば思いっきりトリミングをしても問題ないレベルで使えるので、カメラを持ち歩くレンズの数を減らす事も出来ます。

上の写真は空を飛ぶカラスをFE 24-70mm F2.8 GM IIの焦点距離70mmの絞り開放で撮影した写真です。
流石に絞り開放なので甘い感じもありますが、これくらいのサイズまで切り出してもWeb用途であればあまり粗は出てこない感じがします。

単焦点レンズでも同じような感じで使えるので、トリミングで足りない焦点距離分をカバーするという考え方でいくと、撮影時に持って出るレンズを減らす事に繋がります。
本当ならちゃんと装着したレンズに適した構図で撮影する方が高画素で撮影出来ていいのは間違いないんですが、撮影対象ありきで撮影に行くわけではないので、どうしてもこういった使い方になってきてしまうんですよね・・・
そういった部分が普段使いのスナップ撮影だと非常に便利なので、自分の使い方との親和性がとんでもなく高い状態になっているんですよ。
なので、トリミングを前提に撮影するとかトリミングをする事が嫌では無ければめっちゃ役立つカメラという事なんです。
APS-Cにクロップしても優秀
上ではトリミング耐性について書きましたが、α7CRのように6100万画素の高画素センサーになると、カメラをAPS-Cにクロップして使用した場合でも大きな画素数が扱えるようになります。
α7CRをAPS-Cクロップで使用した場合の画素数はα6700と同等の約2600万画素となります。
他の機種だとα1 IIの5010万画素センサーでAPS-Cの2100万画素、α7C IIやα7Vなどの3300万画素のフルサイズ機だとAPS-Cクロップ時の画素数は1400万画素相当になるので、一般的なAPS-C機の2400万画素よりも少ない画素数になるわけです。
なので、α7CRの1台だけで6100万画素の高画素機と2600万画素のAPS-C機という現状のSONYの上位画素機と同じ感覚でカバーできるわけです。
APS-Cクロップした2600万画素でも、そこからまだトリミングをしても結構耐えてくれるので、SNSやWebに公開するのがメインという人であれば、正直どんなレンズと使っても十分な結果が得られるカメラだという感覚があります。
自分の場合はα6700からα7CRに買い替えた後にレンズもフルサイズに全てリプレースしていっちゃいましたが、もし純正以外でもAPS-C用で魅力的なレンズや手放したくないくらいお気に入りのレンズがあったとしても、α7CRであればレンズをフルに活用する事が出来るので、カメラを2台保有しなくても済むという部分もメリットになってくるんじゃないかなと思います。
仮にα6700を持っていて下取りに出すとしたら18-135mmのレンズ込みで差額25万、本体だけだと28.5万で買い替えが出来るので、α7C IIを買うのと変わらない金額で済んじゃいますからね。
α7CRのデメリット的な部分
こういった人には向いていないかも
個人的には使い勝手が最高というα7CRにも、他の人には当然ながらデメリットに感じるだろうなと思う部分は存在します。
まぁデメリットというか、α7CRに限らず高画素機ではよく挙げられたりする項目がポイントかなと思っただけで、半年使ってみた感想としては一番下のAFエリアカーソルの移動の中で書いている表示の仕方以外は『正直慣れたらどうでもいい事』だと感じています。
- ISO感度が32000まで
- 連写速度がHi+でも8コマまで
- EVFが小さい
- ファイルサイズが大きくて処理が重い?
- 本体が小さくて大きいレンズだとバランスが悪くない?
- AFエリアカーソルの移動がジョイスティックじゃない
といったところでしょうか。
どんなカメラを使ったとしてもデメリットというか微妙な点はあると思うので、ここで書いた部分を許容したり割り切れるかどうかというのがポイントかと思います。
ISO感度が32000まで
高画素機故の弱点的な部分で最大ISO感度が32000となっています。
α7C IIがISO-51200なのに対して低くなっているので、暗くなるとノイジーになりやすいという部分はありますが、ぶっちゃけα7CRだからという問題では無かったりするんですよね・・・(;´Д`)
個人的には実際に使ってみてISO感度が32000までしかないから駄目だったとか、めっちゃ困ったという場面はあんまりなかったんですよね。
「薄暗い街灯しかないような場所で夜桜を撮る」みたいに光量がかなり少ない場面だと当然ながらノイズ感は目立ちますが、そりゃまぁそうだろうという話ですし、ぶっちゃけISO32000であろうがISO51200であろうがそういった環境ならノイズ感は誤差レベルなんじゃないかなという感じですね。
一方、日中の撮影は勿論ながら、普通に都会の明るさだったら個人的にはそこまでノイズが気になるような事はないんじゃないかと思います。
逆に拡張でISO-50が使えてスローシャッターを使いたい場面で結構融通が利いたりする事の方が便利に感じてたりします。

正直、今時だったらRAW現像ソフトでノイズも除去出来たりしますし、こういった部分を気にする人なら対応したRAW現像ソフトを持ってそうですしね。
連写速度Hi+でも8コマまで
もう少し連写速度が欲しいと思われるかもしれませんが、α7CRはどちらかというと「普段使い向けの高画素機」といった感じなので、最大8コマの連写速度くらいがバランス的にもこれくらいが一番いい塩梅なのかなと思います。
8コマ秒でも流し撮りのような事は出来ますし、被写体認識AIAFが優秀なのでシャッター優先で適切に撮ってやれば基本的に市街地で撮影出来るものだったら十分にカバーできるだけのコマ数だと思います。

仮にセンサーを変えてバッファ容量を増やし、CFexpress Type Aを搭載なんかして連写機になったとすると、カード自体の発熱も上がるしバッテリーの消費量増大にも繋がっていっちゃって、無駄に予備バッテリーも持ち歩く事になってしまいかねないので、そういった部分は連写に対応したカメラに任せる方がいいと思います。
もし航空祭に行くとかプリ撮影に秒間30コマの撮影が必要な被写体を撮るのを考慮するのであれば、α7Vなどのカメラを追加するか最初からα7Vなどのカメラを選んでおく方がいいかもしれません。
EVFが小さい
本体サイズが小さいので、本体左肩に搭載されているEVFは0.39型の小型なEVFとなっています。
ペンタ部分のあるカメラのEVFに比べると、結構小型なので見難いとか解像度的にどうこう言われるかもしれませんが、小型でも何でもEVFがある事で老眼の人だと圧倒的に撮影が楽になります。

確かに綺麗に見えるってのは撮影をしている時の気分をアゲてくれますが、実用上問題がなければ十分ではあるので、実際に半年間使ってみてこのα7CRのEVFで不満を感じたことがあるかと言われたら「No」ですね。
日射しが強くて液晶画面が見えないという場合でも、ちゃんとEVFが搭載されている事でピント合わせやフレーミングが容易に行えますし、眼鏡を着けていても全然問題なく見えるので、どんな場面でも問題なくカメラを扱えて十分に役割を果たしてくれます。
ファイルサイズが大きくて処理が重い?
冒頭の購入時には36MB/1枚くらいのファイルサイズになるのでデータサイズが大きいのが難点って書いているんですが、半年使っての感想は『慣れた』ですかね・・・(;´Д`)
旅行に行ったりとかしたら千枚オーバーのデータ量になったりしますが、日帰りで撮影に行った場合だとプロではないですし、そこまで撮らないので十分に対処できる感じの容量でした。
流石に上で載せた新幹線の流し撮りのような連写が前提だと1日でも数百枚になったりしますが、普通に植物園に行ったりという使い方だとα7CRで撮影する枚数はMAXで200枚くらいですし、日々の通勤時の撮影枚数だと多くても40枚くらいです。
どの写真を選ぶかを考えずに全ての写真をバッチ処理でRAW現像を行うのであればめっちゃ重いと感じるのかもしれませんが、Macにフォルダーをコピーして取り込んでから選択という感じでのんびりと処理しているので、いまだにMacBook Pro M1 2020の16GBでも十分に処理が出来る感じです。
因みに、ファイルサイズが大きいとカメラからスマホへの転送が遅いという部分も引っ掛かってくると思いますが、α7CRとスマホのWi-Fi接続を2.4GHzではなく5GHzの接続にすれば2.4GHzの時と変わらない感じで転送できます。
Wi-Fiの5GHz帯は航空無線などと干渉するため、屋外での使用制限があったりしますが、一応DFS機能付きの5.6GHz帯であれば屋外での利用も可能。
Google AIによるとα7CRにも自分が使用しているXperia 1VIにもDFS機能をサポートしているので屋外で使用しても問題ないハズ・・・
とはいえ実際にそうなのか分からないので、念のためで屋内扱いの電車の中や四方に壁がある建物内に移動してからファイル転送を行えば問題はありません。
なので、通勤電車移動中に5GHzのWi-Fiで写真を転送するという自分の普段の使い方だとほぼストレスを感じてなかったりします。
本体が小さくて大きいレンズだとバランスが悪くない?
本体が小型なので、FE 24-70mm F2.8 GM IIくらいのレンズになってくるとちょっとレンズ側が重たいなという感覚が出てきます。
ただ滅茶苦茶持ちにくいという事でも無くて、片手だとちょっとバランス感が悪いという程度ですし、使用中はズームもするので左手でサポートしてやれば問題ありません。
どちらかというと長すぎたり重すぎたりといった感じで極端にフロントヘビーが過ぎる状態になると、α7CRのコンパクトなボディだと小指の分だけグリップが足りない為にバランスが大きく崩れてきます。
そういった場面でも、付属のグリップエクステンションGP-X2を装着してやれば、バランスが悪いという部分を速攻で改善できます。

この状態なら小指までしっかり掛かってホールドできるようになるので、劇的に持ちやすさは良くなります。
GP-X2を付ける事で高さが増すのでコンパクトさは無くなってペンタ部分のあるαシリーズと大差ないサイズ感になってしまいますが、レンズが長くてバランスが悪くなっていたり、重量級なレンズを付けている時点でコンパクト云々の話ではなくなっていると思うので、グリップを付けても誤差レベルかと・・・
なので、そういったレンズを使う場面でだけ一時的にGP-X2を使うという事であればアリじゃないかなと思います。
個人的には半年間α7CRを使用していても、GP-X2を使用したのは数回程度だったりします。
正直、望遠ズームレンズとかタムロン50-400mmのような大型の便利ズームでも付けない限りはGP-X2を付けないとバランスが悪すぎるというところまで行くことはないんじゃないかなぁ・・・
もし使うとしたら上の写真のようにFE 100mmマクロなんかのようにカメラをしっかりとホールドして使いたいとか、テレコンを併用するとかって場合くらいな気がします。
AFエリアカーソルの移動がジョイスティックじゃない
恐らくジョイスティック付きのαと併用していると一番違和感を感じる部分はここかもしれません。
α7CRの場合は背面の中央〇ボタンを押してAFカーソルの移動と固定を切り替えるのでこちらに慣れてしまうとジョイスティックがあっても〇ボタンを押しに行こうとしたりしてね・・・
コンパクトな機種なのでジョイスティックが配置できなかったというのはあるんでしょうけど、正直慣れてしまったらジョイスティックであろうがこちらの方式であろうが大して操作感は変わらなかったりします。
個人的には操作自体にどうこう言うのは無いんですが、AFカーソル移動が可能な場合にはカーソルの四方に[^]の矢印が表示されるものの、細くて非常に見難いので^の線を太くするとかカーソル自体を点滅させるとか破線にするといった感じでパッと見で分かりやすいようにしてほしいなと思います。
まとめ
α6700をどうするか決める前にα7CRを買う事に決めた時には、正直「毒を食らわば皿まで」な気持ちもあったんですけど、まさかその皿が自分にとってベストなものになるなんて夢にも思いませんでした。
カメラはまだいろいろあるけど、正直いま故障したりしたら一番困るのはこのα7CRかもしれないってくらいにα7CRはメインカメラになってたりします。
画素数と金額のバランスで考えるとα7C IIが人気なのは分かるんですが、自分のようにトリミングも考慮した使い方をするような人だと、α7CRの金額ってのは実は結構リーズナブルなんじゃないかなぁって感じるんですよね・・・
高画素機だし金額も高いからという事で最初から選択肢から外して考えている方もいるかもしれませんが、高いのは高いけど万能性を考えたら価格以上だと思うので、もし店頭などでカードを持っていって実際にα7CRで撮影したり出来るのであれば、実際に何か撮影してスマホやPCでトリミングなんかをして体験してみてほしいなと思います。

