はじめに
少し前から欲しい欲しいと書いていたんですが、Osmo Pocket 3を買ってしまいました。
余裕もねーのにやっちまった感が全開なんですが、ウダウダと考えてても仕方ないので夏のボーナス払いで買ってしまいました(;´Д`)
まぁ他のものは買えなくなっちまうわけですが、小さくて邪魔にならないしいいかなと。

写真の通りで、クリエイターコンボとケンコーの液晶保護フィルム、DJIケアリフレッシュの2年版をまとめて購入。
そもそもクリエイターコンボを買った理由なんですが、ヨドバシで本体のみが¥62,720、クリエイターコンボが¥69,230という価格設定になっていて、差額が¥6,510しかないんですよ。
クリエイターコンボにも入っているバッテリーハンドルが1つで¥9,190なので、単体にバッテリーハンドルを1つ追加するよりも安くて他にもいろいろとついているので、この価格差だったらクリエイターコンボを買うでしょうってことです。
以前の機種やDJIマイク2などを持っていてクリエイターコンボの他のオプションが必要ないのであれば、単体を買ってバッテリーハンドルを追加で買う方がいいのかもしれません。
まぁモバイルバッテリーでも充電はできるはずなので、単体だけでも十分かもしれませんけど…
とりあえず、3日ほど使ってみて何となく撮ってきた動画もあるので今更感はあるけどレビュー的な記事にしてみようと思います。
Osmo Pocket 3のスペック
Osmo Pocket 3のスペックは以下の通り。
| センサー | 1インチCMOSセンサー |
| レンズ | 焦点距離:20mm(35mm版換算) 絞り:f/2.0 フォーカス範囲:0.2m~ |
| ISO感度 | 写真:ISO50~6400 動画:ISO50~6400 低照度動画:ISO50~16000 スローモーション:ISO50~6400 |
| 電子シャッター速度 | 写真:1/8000~1秒 動画:1/8000~1/X秒(X:フレームレート設定値) |
| ズーム | デジタルズーム 写真:3840x2160、2倍 動画:(1080p、4倍)、(2.7K、3倍)、(4K、2倍) USB Video Class&ライブ配信:1080p、4倍 |
| 最大静止画サイズ | 16:9:3840x2160 1:1:3072x3072 |
| マイク数 | 3 |
| モニター | サイズ:2.0インチ(314x556ピクセル) 明るさ:700nit |
| 静止画撮影モード | シングルショット:約9.4MP タイマー:オフ/3/5/7秒 パノラマ:180°、3x3 |
| 動画撮影 | 4K (16:9): 3840×2160@24/25/30/48/50/60fps 2.7K (16:9):2688×1512@24/25/30/48/50/60fps 1080p (16:9):1920×1080@24/25/30/48/50/60fps 3K (1:1):3072×3072@24/25/30/48/50/60fps 2160p (1:1):2160×2160@24/25/30/48/50/60fps 1080p (1:1):1080×1080@24/25/30/48/50/60fps 3K (9:16):1728×3072@24/25/30/48/50/60fps 2.7K (9:16):1512×2688@24/25/30/48/50/60fps 1080p (9:16):1080×1920@24/25/30/48/50/60fps |
| スローモーション | 4K (16:9):3840×2160@120fps 2.7K:2688×1512@120fps 1080p:1920×1080@120/240fps |
| ハイパーラプス | 4K/2.7K/1080p@25/30fps: 自動/2倍/5倍/10倍/15倍/30倍 |
| タイムラプス | 4K/2.7K/1080p@25/30fps インターバル:0.5/1/2/3/4/5/6/8/10/15/20/25/30/40/60秒 撮影時間:5/10/20/30分、1/2/3/5時間、∞ |
| モーションプラス | 4K/2.7K/1080p@25/30fps インターバル:0.5/1/2/3/4/5/6/8/10/15/20/25/30/40/60秒 撮影時間:5/10/20/30分、1/2/3/5時間 4つの位置設定に対応 |
| 低照度動画 | 4K (16:9): 3840×2160@24/25/30fps 1080p: 1920×1080@24/25/30fps |
| 最大動画ビットレート | 130Mbps |
| 写真フォーマット | JPEG/JPEG+DNG |
| 動画フォーマット | MP4(H.264/HEVC) |
| オーディオ出力 | 48 kHz 16-bit、AAC |
| 対応SDカード | microSD(最大1TB) |
| バッテリー | リチウムポリマー 1300mAh |
| 動作環境 | 0℃~40℃ |
| 充電温度範囲 | 5℃~45℃ |
| 動作時間 | 166分 ※25℃の室温環境下で1080p/24fps(16:9)撮影、Wi-Fiオフ、画面オフ |
| 充電時間 | 80%まで16分、フル充電まで32分 ※65W PD充電器を使用した場合の充電時間 |
| Wi-Fi | 802.11 a/b/g/n/ac 2.4GHz/5.1GHz/5.8GHz |
| Bluetooth プロトコル | BLE 5.2、BR/EDR |
| 本体サイズ(長さx幅x高さ) | 139.7x42.2x33.5mm |
| 重さ | 179g |
| 実売価格 | 本体:¥63,360 クリエイターコンボ:¥79,860 |
基本的には困ることがないくらいのスペックがあります。
スペック表での動作時間は166分となっていますが、注釈にあるような条件下なので、4K60pで連続撮影をしていたらかなり撮影可能時間は落ちるような気がします。
Osmo ACTIONのようなバッテリー交換式ではないので、バッテリー管理には注意が必要。
ただ、65Wの急速充電だと短時間で充電ができるので、それなりのモバイルバッテリーがあれば食事中に充電完了できそうなのでそこまで困らないかもしれません。
DJI CARE REFRESHについて
DJI CARE REFRESHは1年間の通常保証に加え、最大で3年までの追加保障が受けられるサポートプラン。
1年版と2年版があり、1年版の場合だけ更に1年間の更新が行えるようになっています。
1年版が¥4730で2年版が¥7,700なので、1年版を更新するかもしれないのであれば、最初から2年版の方がお得。
DJI CARE REFRESHがあると、画面割れや水没、日々・変形に経年劣化などで問題が発生したりした時に交換費用を支払う事で製品を交換してもらえるというもの。
1年に2回までで2年版を付けておけば合計4回まで製品を交換することが可能となっています。
交換費用は2026/2/9現在で4730円/1回となっているので、故障時に修理するよりは全然安く済みますしね。
極論、ゴリゴリに使っても問題が無かった場合、ケアリフレッシュの期限が切れる前に交換依頼を出せば新しい機体でリスタートできるので、より長く製品を使う事が出来るわけです。
特にこういった可動部分が多いとか精密な駆動が必要なモノだったら入っておく方が安心感があるんじゃないでしょうか。
クリエイターコンボのセット内容
Osmo Pocket 3 クリエイターコンボのボックスを開くと、本体カバーとセット一式がはいる携帯ポーチ、簡易マニュアルやステッカーが入っています。

ケース以外の同梱品は写真のような感じでこのポーチの中に入った状態になっています。

一式が入るようなポーチなので、本体だけを持ち歩くにはちょっと大きいかなという感じ。
手持ちオンリーで本体だけを持ち歩く感じだったらクッションの効いた小さめポーチを100均とかでさがすといいかもしれません。
ポーチから中身を取り出すとこんな感じになっています。

- Osmo Pocket 3本体
- ワイドアングルレンズ
- バッテリーグリップ
- グリップ
- スタンド
- ストラップ
- DJIマイク2 トランスミッター
- マイク用マフ
- マイク用マグネット
- PD対応type-cケーブル
これと先に載せた本体カバーでクリエイターコンボのセット一式となります。
本体や付属品の外観、説明
DJIマイクはOsmo Pocket 3とペアリング済みになっているので、マイクの電源を入れればマイクを使っての録音が可能な状態になります。

マイク用のマグネットなんですが、マイクの背面には普通にクリップ式のハサミになってるので、別に使わなくても問題は無いかなぁという感じにはなっています。
マグネット自体はかなり強力なので、挟む事で傷が付きそうな服なんかに装着する場合にはこのマグネットを使うといいかもしれません。

マグネット直付けだったらマイクを軽々持ち上げる事が出来るくらいの磁力があります。
紛失しやすそうなのが玉に瑕かなぁ・・・
グリップ&スタンドは必須かも・・・
Osmo Pocket 3の底面にはUSB Type-Cのポートがあるだけで、三脚穴が開いていません。

単体で手持ち撮影をする時には非常にコンパクトで完結する感じに出来ます。
ただ、安定して立たせたいとか、小さすぎて持ちにくいといった場合にはグリップやスタンドパーツが必須になってきます。

グリップにはスルー接続のType-Cポートがあるので、グリップを付けたままでも充電が可能。
スタンドパーツは1/4インチネジが出ているので、軽量のカメラだったらそのまま載せることも出来ますが、重さで壊れる可能性もあるのでオススメはしません。
充電中は液晶画面に充電の状況が表示されます。

カバーに入れると見えなくなりますが、そこまで困らないかなぁという感じ。
本体のサイズ感
Osmo Pocket 3を実際に手に持ってみるとこんな感じになります。

175cmくらいのおっさんが持ってこんな感じのコンパクトさ。
コンパクトなのはいいけど、ストラップホールが右側にしかない(左側がmicroSDカードスロット)ので、左手にストラップに手を通して持つとちょっと持ちにくいかも(;´Д`)
で、上に出てきたグリップを付けるとこんな感じ。
設定で液晶を触ってたから保護フィルムを貼ってても皮脂がすげぇ・・・ってのは置いといて、グリップくらいの長さがあるだけで十分に持ちやすくなります。

バッテリーグリップを付けるとこれくらいで、手がゴツめの人でも持ちやすくなるんじゃないでしょうか。

手持ちだとサイズ感が分かりにくいかもしれないのでWF-1000XM4の充電ケースを隣に置いてみました。

Osmo Pocket 3単体だとケースの横幅2つ分くらい。
小さめのデジカメの横幅くらいでしょうかね。
これで安定した動画が撮れるなら全然アリでしょう。
ケースに入れにくいという声もあるけど・・・
電源OFFの状態でジンバル側から斜めに入れるようにすれば入れにくいという感じはありませんでした。

別に外しにくいという事もないので、当初はサードパーティーのケースを購入する事も考えていたものの、純正のままでいいやと思っています。
充電状況が見えないというのはあるんですが、個人的にはなんら問題なさそうですし。
うえでバッテリーの管理が・・・って書いてましたが、ひたすら撮りっぱなしの長回しとかをしないのであれば、そこまでシビアになる必要もないでしょうしね。
カバーを裏面から見るとスティックや録画ボタンもちゃんと隠れているので、鞄の中で誤操作といった問題も起きないでしょう。

ワイドアングルレンズをOsmo Pocket 3の下(ケースーワイドアングルレンズーOsmo Pocket 3の順)にセットして持ち歩けるんですが、地味に小さいレンズなので、ちゃんと見ながら外そうとしないとレンズを触ってしまう可能性があります。
指紋が付いたらめっちゃ映像に影響するので、そこだけ注意が必要かなぁ・・・
使わないかもしれないワイドアングルレンズ
マグネット装着式のワイドアングルレンズがクリエイターコンボには付属しているんですが、正直個人的には使わないかなぁという感じがします。
というのも、標準の20mm状態だとこんな感じなんですが・・・

ワイドアングルレンズを装着するとこうなります。

太鼓状の橋なので、標準でも右の欄干が少し下向きになっているんですが、ワイドアングルレンズを付けると端に行くほど歪みが酷いのが分かると思います。
余程の事がないと使わないような気がします。
操作や写りについて
ズーミング操作
設定にもよるんですが、Osmo Pocket 3では簡単にズームが出来るようになっています。
通常はスティックの上下左右でジンバルの動作を設定していますが、右端にある写真で黒めになっている上下のスライダー部分をタップする事でスティックの上下でズーム操作が行えるようになります。

デジタルズームなので画質の劣化は否めませんが、ズームが使えればと思う時は結構あるので、スティックで操作できるのは本当に楽。
ACTION3の時は画面長押しでスライドとかだったと思うので、ズームが結構手間だったんですよね・・・

それ以外の操作なんかはACTION3と変わらないUIなので、ACTIONシリーズからの乗り換えでも結構簡単に扱えるんじゃないでしょうか。
静止画の写り
4Kの縦アングルで撮影した写真がこちら。
普通にmicroSDからの撮って出しデータのリサイズなので、こういった感じで写ります。
センサーサイズ的にも1インチセンサー搭載のスマホと同じような写りじゃないかなと思います。

今回は露出もホワイトバランスも全てAUTOで撮影しましたが、PROモードにすればホワイトバランスはケルビンで設定できて露出補正もISO感度も設定できるので、意外と写真撮影でも使えそうな感じはありますね。
写真撮影でもジンバル操作やズーミングもできます。
動画の写り
実際に使ってみたので写りはこちらで確認できます。
LOG撮影ではなく通常のモードで4K60pで撮影していますが、動画の方は4K24pになっとります。
- 逆光耐性は結構高めだと思う
- 周囲の音を減らしたい時はDJI マイクを使うと効果が高い
- やっぱりお手軽に動画が撮れる
ズームの速度やジンバルの速度はデフォルトの4に設定していますが、4だと速度が速すぎる感があるので、速度を落とした方が良さそう。
動画だと広角の方がって感はありますが、標準でもフルサイズで20mm相当なので、VLOGなんかだったら十分な広さだと思います。
また、ワイドレンズを使うと結構ひずみが大きいと感じたので、どちらかというとワイドレンズよりもテレコンバーターレンズを別途購入して、デジタルズームを含めて40-80mmにした方が使い勝手がいいかもしれません。
写りがどうか分からないけど、80mmまで行ければイルカショーなんかも全体的に撮れそうかなぁとも思いますしね。
夜間撮影の写り
夜に撮影する場合、普通に明かりのある場所であれば通常の動画モードでも基本的に問題はないと思います。
ただ、動画を見ていただければわかるんですが、明かりがほとんどない場所になると、通常の動画撮影モードだと真っ暗になったりします。
4K30pになってしまいますが、低照度モードを使えば光がほぼない場所でも結構映るようになるので、案外OSMO Pocket 3だけでも十分かもしれません。
ただ、実際に使ってみると街灯などの強い光がレンズに入ってくると、かなりフレアやゴーストが発生します。
全体的に明るい都市部だったりすると夜の街で街灯があってもそこまでフレアは出ないかもしれませんが、今回撮った場所のように薄暗い場所で街灯の灯りが一番強かったりすると出やすいかも。
PLフィルターで軽減できるかもしれませんが・・・
まとめ
基本的にOSMO ACTION3でも撮れなくはなかったし、半分勢いだけで買ってみたものの、思った以上に楽しくてセンサーが大きくなっているのもあってACTION3よりも良くなってました。
スマホでも動画は撮れるけど、スマホのバッテリーを減らしたくないってのが大前提にあるので、ジンバル装備で手ブレをあまり気にしなくてもいいってのも嬉しいポイントですね。
サイズ的にも上着のポケットに入るサイズで重すぎないし、ケースからも外しやすいのでポケットから出せばほぼすぐに動画を撮る事ができますし、低照度撮影モードのお陰で昼でも夜でも関係なく撮影ができるようになったので、もう動画を撮るのはこいつでいいやって感じになってます。
もうすぐレンズが2個になっているという噂のOSMO Pocket 4が発表されるとは思うんですが、噂通りだったら価格は10万超えるだろうしなんてことを考えたら、普通に使うのであればPocket 3でも十分でしょうしね。
高画質な動画を撮るのであればミラーレスを使う方がいいでしょうけど、自分は軽い機材を集めているとはいえ、α7CRをジンバルのCRANE-M 3Sに乗せて持ち歩くとそれなりに腕も疲れるわけで、OSMO Pocket 3だとレンズ1個分の重さ以下なので、体力的なことやその後の疲労を考えたらこれでいいやってね(;´Д`A
何を撮ったらいいのか分からなくなっちゃって動画を撮らなくなってましたけど、これを機会にあんまり考えずに気楽に何でも撮っていこうかなぁと思います。
