Zfcのサムレストを云々って時に写真を撮ってみて思いました。
「ホコリだらけじゃん・・・」
まぁ外出先なら兎も角、レンズを付けっぱなしにしていると往々にして良くあることだと思います。
が!センサーバリアのついているZ9なんかだと問題ありませんが、レンズを付けっぱなしで埃がたまった状態でレンズ交換をすると、センサーに埃が付着する可能性が出てくるんですよね。
ブロアーで飛ばせばいいんですけど、何気にブロアーで飛ばそうと思っても綺麗に飛ばないやつも多いわけで・・・(;´Д`)
というのも、微弱な静電気でくっついてる奴は飛びませんし、入り組んだ場所なんかだとエアが届かなかったりするわけです。
別にレンズ交換をするわけでもありませんが、ちょっと目についてしまって気になってる以上は掃除しておこうということで、簡単にですがブラシを使ってホコリを落とします。
自分が使っているのは遥か昔に買ったクリーニングキットに入っていたHCLのレンズブラシ。
防湿庫で長らく眠っていたやつだったりします(´・ω・`)
蓋を外してグリップを捻ると、ニョキっとブラシが出てきます。
ブラシ部分はアクリルなんかじゃなくて山羊毛を使用しているそうです。
恐らく、化学繊維を使用したブラシの方が数多く出ているとは思うんですが、ヤギとかの自然毛は化繊と違って静電気が発生しにくいので、カメラの清掃なんかにはとてもいいんですよね。
で、このHCLのレンズブラシSですが、小さくて携帯性も抜群なので持ち歩くのにもいいんですけど、既に昨年の5月末に販売終了しています(;´Д`)
探せば色々とあるのかもしれませんが、携帯用ならエツミのクリーニングブラシでしょうか。
こちらは以前HCLのブラシLとして販売されていたものと同じかな?
ちょっと立派なのになるとユーエヌさんのマイスター カメラクリーニングブラシ。
どちらもヤギ毛が使用されています。
で、HCLのレンズブラシでサササッと清掃した状態がこちら。
すでにペリペリと剥げまくってるエナメル塗料は兎も角、めっちゃ付着してた埃が綺麗になりました。
アイピースのゴムのところにまだホコリが残ってたりしますが、ゴムはなかなか落ちにくいです。
アイピースの部分は簡単に外れるので、シッカリと清掃するのであれば、外してしまって水洗いした方が汚れは落としやすいかもしれません。
シッカリ水気を切って乾かして付ければ何の問題もないしね。
何故か意外とホコリが付着しやすいので、自分はすでに何度か水洗いしてます。
ブロアーだと隙間の奥に入ってしまいがちな埃も、ブラシだと毛先で書き出せたりするので、ダイヤル回りも綺麗になります。
反対側やペンタ部分の下側(Nikonロゴの下とレンズマウントの間)なんかも綺麗に。
レンズのピントリングに使用されているゴムも溝に沿ってホコリを落としました。
地味に面倒なのがレンズキャップ。
はずしてそのままポケットに入れてたりするのでツマミの窪みなんかに埃がかなり溜まりやすいです。
樹脂なので、微細な埃が小さな凹に綺麗に入ってしまうと取れなかったりするわけですが、そこはもう仕方が無いかなと。
あまり汚くないようにしておこうと思ってそれなりにやっておきました。
フードは内側の抜き穴部分に埃がありそうだけど、まぁ問題ないかなと思って適当で終わらせました。
アイピース周り以外は撮影そのものには何ら影響も問題もない感じだったりしますが、綺麗にすると気持ちがいいです。
面倒臭いので放置しがちですが、たまには綺麗にしてあげてください。
因みに、普通にブラシなのでカメラ用でなくても問題はありません。
メイクブラシなんかだと柔らかい毛のものや、サイズなどの種類が多いので、広範囲用の幅広、細部用の細筆などの使い分けが出来て便利かもしれません。
持ち運び用のポーチは必須になりますけどね。
更に蛇足で言うと、木製の柄だと長さをカットしやすい(樹脂よりも後処理とか屑の出方とかを含めて)ので、自分の使いやすい長さや持ち運びやすい長さにカットしてしまうのもアリかとおもいます。