はじめに
10月25日からニコンのNikon Creators 応援オータムキャンペーン2024が始まっています。
まぁニコンに限らず各社色々とキャッシュバックが始まっているんですが、買えるような余裕もないし、買うとしてもLUMIX S 18-40mmくらいかなぁと思っていたんですけどね・・・なんか今日触ってみたらちょっと思っていたほどトキメキませんでした(´・ω・`)
実際に使ってみたら変わるかも知れないんですが、やっぱり沈胴からの繰り出し量がちょっと大きいのと、ズームリングとピントリングの隙間があまりないので、微妙な位置を握ると両方回してしまう感じになるのがちょっと不便に感じました。
また沈胴解除した状態のワイド端とテレ端の差が目測だとほぼわからないくらいなので、それなら最初からこのサイズでインナーズームで作ってくれてもよかったんじゃね?って思ってしまったり。
まぁ世界最薄ってのに拘ったんでしょうけど、28-200mmよりもコンパクトだし軽いので、沈胴解除のワンクッションがない方がズームリングとピントリングもちゃんと感覚を開けられただろうから使い勝手が良さそうだったよなぁとか思ったりしてね。
1万のキャッシュバックがあるとはいえ、7万くらいしてますからねぇ・・・・
で、なんでZfになったかという話なんですが、Zf本体の金額を馴染みのカメラ屋で聞いたら微妙な価格を出してくるわけですよ・・・(;´д`)
ついでに下取りとかに出すつもりのなかったZ6IIの下取り価格を聞いたらまたこれがね・・・(;´Д`A
キャッシュバック絡めたら行ってもいいんじゃね?って感じの金額になってしまってるので、めっちゃ悩んでるんですよ(´・ω・`)
Z6IIとZfの主だった違いを表にしてみました
Nikon Z6II | Nikon Zf | |
有効画素数 | 2450万画素 | 2450万画素 |
画像処理エンジン | デュアルExpeed6 | Expeed7 |
被写体検出 | 人物、犬、猫 | 人物(目、顔、頭部、上半身)、犬、猫、鳥、車、バイク、自転車、列車、飛行機 |
手ぶれ補正 | 5軸5段 | 5軸8段 |
記録画素数 | FX: 6048x4024(L) 4528x3016(M) 3024x2016(S) DX: 3936x2624(L) 2944x1968(M) 1968x1312(S) | FX: 6048x4032(L) 4528x3024(M) 3024x2016(S) DX: 3984x2656(L) 2976x1992(M) 1984x1328(S) |
画質モード | ・NEF(RAW):12ビット/14ビット ・JPEG ・NEF+JPEG | ・NEF(RAW):14ビット ・JPEG ・HEIF ・NEF+JPEG ・NEF+HEIF |
ピクチャーコントロール | オート、スタンダード、ニュートラル、ビビッド、モノクローム、ポートレート、風景、フラット、Creative Picture Control(ドリーム、モーニング、ポップ、サンデー、ソンバー、ドラマ、サイレンス、ブリーチ、メランコリック、ピュア、デニム、トイ、セピア、ブルー、レッド、ピンク、チャコール、グラファイト、バイナリー、カーボン)、いずれも調整可能、カスタムピクチャーコントロール登録可能 | オート、スタンダード、ニュートラル、ビビッド、モノクローム、フラットモノクローム、ディープトーンモノクローム、ポートレート、リッチトーンポートレート、風景、フラット、Creative Picture Control(ドリーム、モーニング、ポップ、サンデー、ソンバー、ドラマ、サイレンス、ブリーチ、メランコリック、ピュア、デニム、トイ、セピア、ブルー、レッド、ピンク、チャコール、グラファイト、バイナリー、カーボン)、いずれも調整可能、カスタムピクチャーコントロール登録可能 |
記録媒体 | CFexpress Type B XQD SDカード(UHS-II) | SDカード(UHS-II) microSDカード(UHS-I) |
ファインダー | 0.5型 Quad-VGA OLED、約369万ドット、明るさ調整可能(オート、マニュアル11段階)、カラーカスタマイズ可能 | 0.5型 Quad-VGA OLED、約369万ドット、明るさ調整可能(オート、マニュアル13段階)、カラーカスタマイズ可能 |
シャッタースピード | 1/8000~30秒(ステップ幅:1/3、1/2ステップに変更可能、撮影モードMでは900秒まで延長可能)、Bulb、Time、X200 | ・シャッタースピードダイヤル使用時:1/8000~4秒(1ステップ)、Bulb、Time、X(フラッシュシンクロ) ・メインコマンドダイヤル使用時:1/8000~30秒(1/3ステップ、撮影モードMでは900秒まで延長可能)、Bulb、Time、X(フラッシュシンクロ) |
連続撮影速度 | ・低速連続撮影:約1~5コマ/秒 ・高速連続撮影:約5.5コマ/秒 ・高速連続撮影(拡張):約14コマ/秒(14ビットRAW設定時:約10コマ/秒) | ・低速連続撮影:約1~7コマ/秒 ・高速連続撮影:約7.8コマ/秒 ・高速連続撮影(拡張):約14コマ/秒 ・ハイスピードフレームキャプチャー+(C30):約30コマ/秒 |
露出モード/撮影モード | オート P:プログラムオート(プログラムシフト可能)S:シャッター優先オート A:絞り優先オート M:マニュアル ユーザーセッティングU1~U3に登録可能 | オート P:プログラムオート(プログラムシフト可能) S:シャッター優先オート A:絞り優先オート M:マニュアル |
その他撮影機能 | ー | 約9600万画素のピクセルシフト撮影 プリキャプチャー機能 フォーカスポイントVR機能 |
ISO感度 | ISO 100~51200(ステップ幅:1/3、1/2ステップに変更可能)、ISO 100に対し約0.3、0.5、0.7、1段(ISO 50相当)の減感、ISO 51200に対し約0.3、0.5、0.7、1段、2段(ISO 204800相当)の増感、感度自動制御が可能 | ISO 100~64000(ステップ幅:1/3、1ステップに変更可能)、ISO 100に対し約0.3、0.7、1段(ISO 50相当)の減感、ISO 64000 に対し約0.3、0.7、 1段、1.7段(ISO 204800相当)の増感、感度自 動制御が可能 ※階調モードHLG設定時は、ISO 400~64000 |
AF検出範囲 | -4.5~19 EV(ローライトAF時:-6~19 EV) ※静止画モード、シングルAFサーボ(AF-S)、ISO 100、シングルポイントAF(中央時)、f/2.0時、常温20°C | -10~19EV ※静止画モード、シングルAFサーボ(AF-S)、ISO 100、f/1.2 レンズ使用時、温度20℃ |
動画の最長記録時間 | 29分59秒 | 125分 |
モニター | チルト式3.2型TFT液晶モニター(タッチパネル)、約210万ドット、視野角170°、視野率約100%、 明るさ調整可能(マニュアル11段階)、カラーカスタマイズ可能 | バリアングル式3.2型TFT液晶モニター(タッチパネル)、約210万ドット、視野角170°、視野率約100%、明るさ調整可能(マニュアル15段階)、カラーカスタマイズ可能 |
HDMI出力 | Type C | Type D |
アクセサリーターミナル | あり | なし |
画像編集 | RAW現像、トリミング、リサイズ、D-ライティング、赤目補正、傾き補正、ゆがみ補正、アオリ効果、モノトーン、画像合成、動画編集(始点/終点設定) | RAW現像(表示画像)、RAW現像(複数画像)、トリミング、リサイズ(表示画像)、リサイズ(複数画像)、D-ライティング、傾き補正、ゆがみ補正、アオリ効果、モノトーン、加算合成、比較明合成、比較暗合成、比較動合成 |
外形寸法 | 約134×100.5×69.5mm | 約144×103×49mm |
重さ | 約705g(バッテリーおよびメモリーカードを含む、ボディーキャップを除く)、約615g(本体のみ) | 約710g(バッテリーおよびメモリーカードを含む、ボディーキャップ、アクセサリーシューカバーを除く)、約630g(本体のみ) |
付属品 | Li-ionリチャージャブルバッテリー EN-EL15c(端子カバー付) バッテリーチャージャー MH-25a(電源プラグ(直付け型)付) USBケーブル UC-E24 ストラップ AN-DC19もしくはAN-DC26 ボディーキャップ BF-N1 接眼目当て DK-29 HDMI/USBケーブルクリップ アクセサリーシューカバー BS-1 | Li-ionリチャージャブルバッテリー EN-EL15c(端子カバー付) ストラップ AN-DC27 USBケーブル UC-E25 アクセサリーシューカバー BS‑1 接眼目当て DK-33 ボディーキャップ BF-N1 |
赤ラインが入っている部分がそれぞれに対して優れていると言うか利点となる部分です。
Z6II自体の形状に起因する握りやすさや使いやすさと言う部分を考慮しない表による比較にしてしまうと、マジでZ6IIの利点というのはユーザーセッティングが登録できることによってダイヤルを回すだけでカスタムしたホワイトバランスや撮影設定を呼び出せるという部分だけになってしまうんですよね・・・
実際、Z6IIで必要としていた高速連写+の14コマ/秒はZfでも撮影することができますしね。
14コマ/秒が出せてもCFexpress Type-Bの高速書き込みとUHS-IIの速度を比べると、Z6IIの方がいいんですけど、基本的にそんな場面ではZ9を使いますし、連射ありきで持ち出すとしてもZ9のサブ機としてという位置付けなので、全然Zfでも問題ないのかなぁなんて思ったりして。
AF検出が-10EVの条件がf1.2のレンズねっての自体がイレギュラーな気もするけど、冷静にみたら欲しい機能がガッツリ揃ってるんですよね(´・ω・`)
ISO感度設定もCに設定して動画撮影ボタンにISO感度ボタンを割り当てれば、それを押しながら右手側の前後ダイヤルでZ6IIと同様の操作にできたりもするので、意外とZfcよりも使い勝手はZ6IIに寄せることができるなんてこともわかったりして、なんか意外と乗り換えてもいいんじゃないかと思ったりしてきました。
Z50IIの噂も出てきてるので、それもアリかなぁとは思ったんですが、噂通りにExpeed7を載せるんだったら20万近くになってもおかしくないですし、ボディサイズを大きくしないのであれば手ぶれ補正も乗らないでしょうしね。
どのみちDX用のレンズが少なすぎるのでZ50IIにするメリットも薄いかなぁと思った部分もあります。
欠点としては・・・
バッテリーチャージャーが付属していないので、別途Type-C端子で充電できるバッテリーチャージャーのMH-34(¥8,400くらい)を購入するか、Z6IIなんかに付属していたものと同等のMH-25a(¥3,600くらい)を購入する必要があります。
旅行なんかを考えたらType-Cに対応したMH-34の方がいいんでしょうけど、従来型の倍以上していると考えると、従来型を購入してもいいのかも知れませんね。
また、申し訳程度のフロントグリップがついてますが、圧倒的に持ちにくいので外付けのグリップは必須かなぁという点でしょうか。
リストストラップ運用をするのであれば、確実にグリップがないと無理というか、めっちゃ手が疲れると思いました。
サイズ的にはZ6IIの方がコンパクトですし、グリップをつけたら厚みも変わらなくなるでしょうから、軽快さではZ6IIなんでしょうけどね・・・
まとめ
エクステリアの無料張り替えも終わっちゃったこのタイミングで悩み出すのもいかにも自分らしいんですが、実費で張り替えるにしてもキャッシュバックで十分賄えますしね。
真面目な話、Zfが出た当時はZ6IIIが出てきそう感があった頃なので待っていたわけですが、まさか為替の影響で$2500が39万になるとは思いもしませんでしたしね。
4万のキャッシュバックがあるとはいえ、サブ機として考えた場合のZ6IIIはスペック的にも金額的にも完全にオーバーキル状態になっていんですよ。
仮にZ5IIが出たとして、センサー据え置きでエンジンだけをExpeed7にしたとしてもZfと同等の価格に落ち着きそうですからね。
そう考えると、Z6IIから乗り換えるための選択肢としても費用対効果としても一番いいのがZfかなぁと思った次第です。
流石にZfが出た当初はExpeed7のためだけに差額12万はなぁ・・・なんて言ってましたが、現状でその当時と同じくらいの差額で収まるのであれば十分すぎる気もしますしね。
いっそZ6IIが逝ってしまうまで使うつもりでいましたが、めっちゃ悩むなぁ・・・・
明日はLUMIX S9を持って別件の撮影会に行って、その時にLUMIX S 18-40mmも使えるハズなので、一旦冷静に考えてみようと思います。
海外通販のアイテムもまだ中国の空港っぽいし、悩んで行ってしまいそうで怖いわ・・・