以前作ったPLAMAXのボーグマン アニス・ファーム、重兵装型女子高生 壱[Early]に次いで、今度はコトブキヤのアルカナディアからシャルメドを買ってみました。

アルカナディアのシリーズは知ってはいたものの、なんか自分の癖に刺さる感じが無くて今まで手を出していなかったんですが、このシャルメドは結構好きな感じだったのでポチってしまいました。
箱はPLAMAXのような引き出し式じゃなくて上下開きのシンプルなものなんですが、このパーツの多さよ・・・(;´Д`)

めっちゃ組み立て難いという事は無いんですが、股関節部分を上下スライドさせるために2パーツを組み合わせる部分だけめっちゃハメにくかったです。
後は羽根の部分なんかは説明書のイラストだと大きなパーツのように感じるんですが、実際にはそんなに大きくなかったりするので説明書をパッと見でパーツを探そうとすると意外と探しにくかったりするのでそこくらいでしょうか。
結構だらだら作ってたので3時間半くらいかかりました(;´Д`)
とりあえずパチ組みで組み立て終わった後のパーツ類一式。

フェイスパーツが4種類(通常、ウィンク、困り、怒り)とハンドパーツが5種類(握り、開き、自然、指差し、武器類持たせ用)が付いています。
その他のパーツはウィライズモードという武装展開した時の差し替え用となっています。
差し替え用パーツは両脛とアンクルガード、左右の下腕部、右腰のスカートっぽい部分に付けるマントっぽいもの3つ、翼となっています。
フェイスパーツの交換ですが、PLAMAXシリーズに比べるとパーツ構成が簡略化されているのでかなり交換しやすくなっています。

顔を上にあげてやれば前髪部分がパカッと取れるので、いちいち頭を取り外してフェイスパーツを交換しなくても済みます。
ただ、頬に掛かるシャギーパーツが首輪の内側に入るデザインになっているので、首輪に引っ掛けて毛先を折らないように注意する必要はあります。
可動に関してはPSOのレイキャシールの頃と比べたら大きく進化しているなとは思いました。
股関節を下にスライドさせることで、大きくポージングさせる事も出来ます。
ただ、デザイン的な制約部分もあって、ボディには胸部分と胴体部分にしか軸が無いので細かい表情付けがやりにくかったりするかもしれません。
あと、足の甲にある上に伸びたツノ状のパーツと右腰のパーツが意外と邪魔かなぁと・・・

まぁ何らかのポーズをとらせていれば気にならないかもしれません。
ウィライズモードにしてパーツを組み替えてみました。

写真では右手にクローを付けていますが、親指部分を左右差し替えする事で左手用として装備する事も出来ます。
保持力自体はかなりシッカリしているので、ポーズを付けてもタレる事はありません。

なかなか高価なプラモですけど、漢気のある方ならもう1キットを買って左右ともにクロー&スカートという装備もアリかも。
表情パーツも思ったよりも使いやすいので、色々と遊べそうです。

フレームアームズなどの頭部パーツを付ける為のアタッチメント(首)パーツも付属しているので、全く違うキャラにする事も出来ます。
なんちゃって腕組みでドヤ顔。

尻尾も3パーツで関節が入っているので結構自由な表情付けが出来たりします。
トゲトゲゴテゴテしたデザインではないので、意外とシンプルですっきりした感じがします。
別に気にしなければどうって事は無いんですが、翼や尻尾、スカートなどの成型色がどうにも安っぽいというか・・・なんかイケアとかで売っているカラフルなコップのような感じ。
もしかしたら素材自体が違うのかもしれませんね。
作り自体は凝っていて、赤でも違う雰囲気の成型色パーツの組み合わせでグラデーションのように再現されているものの、その成型色なのでなんかこう若干のコレジャナイ感が・・・(´・ω・`)
いっそバンダイのようにクリアーレッドやクリアーオレンジにしてしまうか、通常素材で脛のようにしっかりした赤みたいな感じの方が良かったんじゃないかなぁ・・・
ま、気に入らないなら塗装しろやって話で終わっちゃったりもするんですけど(;´Д`)
翼は小さな白い羽に取り付けるんですが、取り付けできない素のままの白い羽があるので、赤い翼を付けない時にダボ穴が見えてしまうという事がありません。

この辺りは見栄え重視の美少女プラモデルはいいですね。
まぁその分高いですけど(;´Д`)
なんかポーズを固定して飾っておくよりも、色々と動かしてる方が楽しいので、色々と他のシリーズのオプションパーツを追加したり、何かのアイテムを買った時のレビュー時にそっと持たせてみたりするといいかもしれないですね。

ということで、コトブキヤのアルカナディアシリーズ『シャルメド』のレビューでした。