旅行2日目、昨日の富山市内から比較的早めに電車に乗って立山に移動します。
とは言っても、リュック以外の荷物を持ってうろうろするのは現実的ではないので電鉄富山駅から宿泊するホテルに荷物を送る手続きをしたのと、朝食を食べていたので電車に乗ったのは朝8時丁度の電車でした。
この時は順調だと思いながら列車の旅を楽しんでたんですけどね・・・

電車を降りて立山ケーブルカーで美女平駅まで進むわけですが、昨日の記事でも書いたように朝9時過ぎの時点でケーブルカーに乗れる時間が12時30分(´・ω・`)
3時間くらいの待機時間があるわけですが、この時点でもう予定が大きく崩れました。
移動経路と実際の乗車時間しては以下の通りになります。
- 立山ー美女平:立山ケーブルカー(7分)
- 美女平ー室堂:立山高原バス(50分)みくりが池、エンマ台
- 室堂ー大観峰:立山トンネル電気バス(10分)雲上テラスがある
- 大観峰ー黒部平:立山ロープウェイ(7分)パノラマテラスがある
- 黒部平ー黒部湖:黒部ケーブルカー(5分)黒部ダム
- 黒部ダムー扇沢:関電トンネル電気バス(16分)
- 扇沢の3街に到着したら1階まで降りて都市部へのバスに乗り換え(長野行きは17時最終)
ということで実際にスムーズに移動できたら移動自体は2時間もあれば済むので、混雑していなければかなり満喫できる旅行コースなんだと思います。
乗車時間の横に観光ポイントを書いてますが、12時30分に立山ケーブルカーに乗ったとて、その後も乗車で待ちが発生するので、どんどん後にずれ込んでいく形になります。
当初はみくりが池も1周してエンマ台にもいくつもりだったんですが、1/4周くらいで引き返してすぐに立山トンネル電気バスの方に並びました。
結構ピストン運行してくれる乗り物もあったりしますが、どれも時間が来たからすぐ乗れるというケースは少なかったので、見たいところを見たらすぐに移動という感じになってしまって、名物的なソフトクリームのような売店で買えるものも全く買っているような余裕はありませんでした。
そんな感じでメッチャ駆け足で回った状態でも、最後の黒部ダムー扇沢で16時出発のバス(それでも4台も出してくれてた)に乗れずに扇沢駅に最終連絡の16:35まで待つことになったので、この記事を見てから行かれる方はメッチャ余裕を持って行動してください。
立山駅では切符売り場が開く前から列が出来てたりするそうなので、かなりシビアかもしれませんが、いっそのこと宿を室堂のホテル辺りで取るのがいいのかもしれませんし、黒部ダムを主目的にするのであれば扇沢側から行くのがいいのかもしれません。
ということで、立山駅前で3時間も時間が空いてどうしようかと思ったんですが、近くの称名滝近くまで行くバスがあったので乗ってみました。
称名滝に行く途中に「悪城の壁」という一枚岩盤を称名川が削ってできた壁面があるんですが、悪城の壁以外の場所も写真のように個性的な感じになっています。

なんかの爪痕みたいな感じになってますね。
バスが停から1.3kmほど登ったところに落差350mの称名滝があります。

展望台の一番上にはこんな感じの名前が入った木製看板があるので記念撮影なんかもできます。
一番上から見るのもいいんですが、水飛沫がかかる可能性もあるけど展望台に続く橋の一番右寄りあたりが一番上から川まで入っていい感じなんじゃないかなと。

飛沫が飛んできて右上の方に水滴がついて玉ボケみたいになってます。

しっかし、水が本当に綺麗ですね。
幼少期に母方の実家に行った時に遊びに行っていた近くの川が同じように澄んだ水だったんですが、大阪近郊にいるとこんな綺麗な川とか池とかを見ることがないので、自然が豊かな場所はいいなぁって思いますね。
その分、娯楽なんてものはほぼないんですけどね(;´Д`A
α7CRで称名滝の動画を撮ってみました。
何で滝とかって眺めてるだけでちょっと癒されるんですかね?
マイナスイオン全開だから?
バスに乗り遅れるとアウトなので写真を撮ったらバス停へ戻ります。

この高さなら少しだけ晴れ間も出てきたので、RAW現像で補正をかけたらそれなりにいい感じの雰囲気にはなりました。
山肌の斜面に光が当たってちょっと綺麗だなと思ったので撮ってみたんですが、補正を掛けたら微妙な感じに・・・

流石にケーブルカーに乗るために戻り人が多いと思われたのか、駅に戻るためのバスが2台で来てくれました。
戻ってから駅前でお昼を食べて、電車を撮ったり、湧水を飲んだりしてたらようやくケーブルカーの乗車時間になりました。

まぁこのケーブルカーに限らず、ロープウェイもすし詰め状態なので、写真を撮ったりとかはほぼ絶望的かも・・・

何とか撮りましたが左手を下にして鞄を持ちながらバーを掴んでいたので腕が逝ってしまいそうになりました。
バスに乗って小一時間揺られていくと室堂に到着します。
流石にずっと山道を登ってきて標高が高くなっているので、今までの市内では半袖のTシャツでも全然大丈夫だったんですが、流石にここは半袖だとダメなレベル。
なのでワークマンで購入していたコンパクトにできるジャケットを着ることにしました。

雨が降るかもって天気予報の通り、雲が低くてめっちゃ見通しが良くない。
ガスも発生しているようなのでもしかするとその影響もあるのかもしれません。

周囲約630mもある火山湖の「みくりが池」
天気が良ければ青空を湖面に写してとても美しい表情を見せてくれるそうなんですが、繰り返すように天気はイマイチ。
若干奥の山肌が見えるようにはなってきているものの、空の青さもほんの少し見える程度だったので、湖面は微妙な感じでした。
補正をがっつりかけているのでマシになってますが、2枚上の写真の雲が少しマシになった程度だと思ってください。

これはマジで人が多い紅葉シーズンとかじゃなくて、晴れ間が多い時期を狙って湖面を写しに来る方がいいのかもしれません。
ちょうどロープウェイの待機時に一番外側の位置になったので、昇降するロープウェイを余裕で撮る事が出来ました。

正直、この位置じゃなかったらロープウェイもほとんど見る余裕が無かったかもしれません。
自分たちが乗るロープウェイが上がってきました。

目の前に滑車。

普段はほとんど動画を撮りませんが、折角なので動画も撮ってます。
なんというか、こういった機会だと動画を撮るのも楽しいんですけどね・・・普段の生活圏内で動画を撮るとかってなっても他人の顔がどうだこうだってなるのでね・・・
雲自体は多めだけど、この辺りが一番景色が良かったんじゃないかと思います。

ロープウェイを降りて黒部ケーブルカーに乗る前に屋上テラスで黒部ダム側を撮影。

この先はずっとトンネルになるので景色は見えません。
黒部ケーブルカーを降りて黒部湖駅から外に出ると目の前にもう黒部ダムが広がっていました。

変える時は写真中央の部分に見える向こう側の山の中を進んだ先にバス乗り場があるので、移動するだけでも結構黒部ダムを堪能する事が出来ます。
上の写真が通路の右側のダム湖側になって、放水は左側の歩道を歩いていると見る事が出来ます。

この時点でもかなりの迫力なんですが、展望台は正面にある山肌の登りと下りの階段の先。
遠くから見るとなんて事は無い感じですが、実際に昇ったり降りたりすると足が悲鳴を上げました。
まぁ今までもほぼ休みなく動いてましたしね・・・
思っていた以上に壮大で圧巻。

かなり回り込んで階段の場所まで来たんですが、上に登るのはなかなかヘビーな感じだったので、放水に近い下の方に降りることにしました。

まぁ下に降りても帰りは登りなのでキツかったんですけどね(;´Д`A

真上から見た時も迫力がありましたが、こちらから見ると更に大迫力になりますね。

クロップして75mmで撮ってみました。
なんか映像で見るのも迫力があるんですが、空気感とかは実際に現場に行かないとわからないかも。
マジで一生に一度くらいは見ておいても損はないと思える光景でした。

記念写真ポイント。

放水がない時期だとどうなのかわかりませんが、黒部ダムに来るなら放水シーズンで、みくりが池は晴れた日が多い時期って感じでしょうかね。
最後に地下道を通って関電トンネル電気バスの乗り場へ。

最後のバスに並んだものの、結局次のバスになっちゃったのは上で書いた通りです。
扇沢から宿泊所の最寄りのバス停までついた時には17:30くらい。

結局、温泉に入ってから晩ご飯と思っていたけど、予定がずれ込んだので寝る前に1回温泉に入っただけになりました。
なんだかんだカツカツなタイムスケジュールになりましたけど、来て良かったなぁと思いました。
もうちょっと人が少なかったら・・・ってのはもうインバウンド狙いの政策しかしていない今の日本じゃ無理なんだろうなぁ・・・