最終日、前日の疲れからか朝起きて温泉に入って~って思ってたんですが、アラームを掛けた時間まで爆睡してました(;´Д`)
流石に楽しかったとはいえ疲れる要素も多かったのでね・・・
チェックアウトと着替えなどの今日使わない荷物の発送依頼がかなりスムーズに行ったのでバス停で暫く待つことに。
近くに鹿島川があったので見に行ってみたんですが、川幅の割に水量がめっちゃ少なかった。

まぁ大雨で山からの水が流れてくることを考えたら大きな川幅の方が安全でしょうしね。
バスに乗って15分ほどで信濃大町駅に到着します。
ただ、列車の本数が少ないので、9時半くらいに駅に到着しても次の電車が10時17分なので50分近い待ち時間が発生します。
こればっかりはどうしようもないので、付近を散策してみました。

信濃大町駅に向かって左手に公衆トイレがあるんですが、その近くにご当地のゆるキャラ「おおまぴょん」のトピアリーが設置されています。
カモシカをモチーフにして、頭は北アルプス、頭の下の方の青い部分は清らかで豊かな水をイメージされているとの事。
横断歩道の所におおまぴょんのイラストが入ったとまれのプレートがありました。

可愛いですね。
近くの植込みにはススキが生えていて、なんとなく久しぶりに見た気がしたので撮ってみました。

今年初めてどころか、去年もススキなんて撮った記憶が無いので数年ぶりなんじゃないかなぁ・・・
奈良の曽爾高原辺りだと綺麗なのかもしれないけど、そもそもマイカーが無いと行けないような所が多いんですよね・・・(´・ω・`)
市民の手によって商店街で続けられている「街中図書館」から発想されたプロジェクトが8年ほど継続して行われているそうで、本を通じて「出逢い」を楽しむことをテーマに、このオブジェを始点にして商店街に点在する街中図書館を巡るそうです。

なんやかんやしてたら時間が近くなってきたので駅へ向かいます。
顔出し看板的なやつ。

最近は駅名のパネルも見かけなくなってきて寂しいので、こういった感じでちゃんと駅名が分かるのはちょっと嬉しいですね。
隣には酒樽が積まれてました。

立山にしても長野の方にしても給水所とか水飲み場が多く、やっぱり水が綺麗で美味しいから酒蔵が多いんですかね?
信濃大町から終点の松本まで約1時間の電車の旅になります。

疲れてたからか所々で寝落ちしてましたw
松本駅に到着したのが11時20分。
来るときは大阪ーサンダーバードと北陸新幹線を乗り継いで富山まで来ましたが、帰りは松本駅から特急しなので名古屋を経由して新幹線に乗り換えて新大阪に向かいます。
意外と名古屋まで時間がかかるので、帰りの特急しなのは15時53分出発のものを指定しました。
それで名古屋に18時10分着で新大阪に19時過ぎという感じになります。
1時間後でも良かったんですけど、遅い時間になると今度は新幹線の指定が取れないとかってパターンが出てきたりするのでね(;´Д`)

とりあえず松本城へ向かっているとハートラちゃんのオブジェがありました。
献血ルームとかに行っても「けんけつちゃん」しか見たことが無かったので、ハートラちゃんは初見だったんですが、献血のキャラクターが「けんけつちゃん」で日本赤十字社の活動を知って参加してもらうためのキャラクターが「ハートラちゃん」なんですね。
そりゃ見たことが無いのは当然か・・・
しばらく進んでいくとなわて通り商店街がありました。

なんか分からないけどカエルが石像になってたりして、商店街のいたる所にカエルの置物があります。
端には松本ぼんぼんの提灯が飾ってありました。

松本ぼんぼんは8月の第一土曜に行われる長野県下最大の夏祭りだそうで、その時の提灯がそのままにされてるんですかね。
まぁ提灯好きとしてはそういった時期にしか見れないような提灯を見れるのはレアで嬉しかったです。
なわて通り商店街の様子。

中国人に限らず欧米系の外国人も多かったです。
てか、ほぼ外国人なイメージ。
松本って東京から特急で2時間くらいで来れるみたいなので、東京に来た外国人観光客が訪れやすいのかもしれませんね。
イメージ的には近鉄特急で難波から名古屋まで行くようなもんか・・・
なわて通商店街の外れにはなんか印象的な建物がありました。

何かは見に行ってないんですが、窓の感じからすると結構古い建物なのかな?
そんなこんなで松本城に到着。
天守に登るのは1時間以上の待ち時間があるようだったので、タイムスケジュールを考えて断念しました。
ただ、外から見ているだけでもかなり綺麗なお城でした。

もうちょっと右側にも城の一部(多分入り口)があるんですが、なんかテントが張られていて写真にした時に浮くというか異質な感じだったので、この位置で切ってます。
下の方に赤い橋の「埋橋(うづみばし)」があって写真に入れるといい感じに見えるんですが、実はこの橋って江戸時代には無くて昭和の大修理の際に観光用として後から架けられた橋だそうです。
なので文化財的な価値が無く、元々存在していなかったものに対して費用を出してまで維持するのはどうかという問題があったりするよう・・
見た目もいいし観光の利便性も上がるし、避難通路としても使えるようになるのでいい点は多いんですけどね。
そんな埋橋ですが、文化庁との調整の結果、昨年の12月から今年の5月末にかけて欄干を塗りなおすなどの美観補修が施されていたそうで、そのお陰で写真にも色鮮やかに写っています。
ちょっと場所を移動して角から。

埋橋側から。

本当にここを渡れるようになったら反対側に抜けるのとかがめっちゃ楽なんですけどね・・・(´・ω・`)
松本城を出たら近くにあるお蕎麦屋さんでお昼を食べてから北側にある旧明智学校校舎を見に行きました。

旧校舎に向かうと手前に松本市立開智小学校があるんですが、その校舎もいい感じの建築物になってました。

めっちゃお洒落な校舎で、国宝になるのも納得です。
内部では当時の様子を見る事が出来るんですが、机ってこんなに低かったっけ?って思ったりして。

しかし、自分が通っていた学校が保全されて残るってのは通っていた人にとっては嬉しいかもしれませんね。
何かの施設として使用されるならまだいいけど、取り壊しになる可能性もあるわけですしね・・・
そんなこんなで気が付いたら15時頃になっていたので松本駅に向かって移動を始めました。

松本駅周辺でも印象的な建物が多かったので、レトロな感じの建築物が好きな人だったら結構楽しめるかもしれません。
そうこうしているうちに松本駅に到着。

土産物を買ったり、晩御飯に駅弁を買ったりして電車に乗り込みました。
乗り換えなしで名古屋までだったので、DVDを買って動画に変換した段階で満足してしまっていたヒドゥンを名古屋駅までに見たりしてました。
やっぱ面白い映画ですね。
2泊3日の旅行でしたが、乗り換えなんかが結構カツカツな場所が多かったので、結構慌ただしい感じの旅行になりました。
とはいえ、いまの観光地なんてどこに行っても同じような状況ですし、立山黒部アルペンルートだけが特別不便ってわけでもないでしょうしね。
流石に3時間待ちはアレだけど、嵐山とかも人だらけだしなぁ・・・
ま、なかなか行く機会のない場所でもありましたし、行ってみて良かったなぁと思います。
特に黒部ダムの放水は気にはなってたけど実際に見てみたらめっちゃ良くて、時間的な余裕があったら1時間くらいはただ眺めてるだけでもいいかもって感じでした。
みくりが池は出来たらもう一度リベンジしたいなぁと思える場所でした・・・いつ行けるか分からんけど。
しかし、やっぱり旅行は楽しいなと思いました。