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PR FE 12-24mm F4 G FE 24-50mm F2.8 G LENS SONY カメラ・写真

Zマウントを全て手放して、Eマウントに集約する為に『α1 II』を買ってみた

はじめに

唐突な話ですが、タイトルの通りにZマウントの機材を全て手放して、SONYのフラッグシップ機であるα1 IIを購入しました。

「いや、お前何やってんの?」とか「この前APS-C用のレンズ買ったとこじゃなかったっけ?」って方もいらっしゃるかもしれませんが、流石に単純に思いつきでやってしまうにはあまりにもな内容ではあるんですが、そこに思い至ってZマウントを手放すことにした理由とα1 IIを購入することにした理由を書いてみようと思います。

 

買い替えようかと思い始めた理由

まぁマウント変更をしようと思うとそれなりの理由が出てくると思うんですよね。

買い揃えたレンズを手放すことになるので、そのまま使い続ける方がいい場合もありますし。

決してZマウントやカメラ自体が悪いってわけではなく、むしろ絵作りなんかは結構好みではあったんですが、個人的に買い替えたほうがいいかなぁと思うポイントがいくつか出てきたので思いきってしまったわけです。

ここではそれらの点をざっくりと書いていこうと思います。

 

買い替えようかと思ったのは3つのポイント

今回、Zマウントを手放してフルサイズをEマウントに集約しようと思った主な理由は以下の通り。

  1. 既にZマウントがメインのマウントではなくなっていた事
  2. 地味にレンズが嵩張る事
  3. Eマウントの方が使いたいレンズが多くなってしまった事

といった感じ。

細かい事を書けばマイクロフォーサーズのOM-3とM.ZUIKO DIGITAL ED 50-200mm F2.8の組み合わせが予想以上に良くて、十分にブルーインパルスの撮影なんかも問題なさそうでしたし、連続記録なんかを無視するのであれば、無理にZを持ち出さなくてもよくね?というのも一因にはあったりします。

それらのことが重なり合った結果、いっそEマウントに絞ってしまった方がいいんじゃないかという結論になって、買い替えになったわけです。

 

Zマウントがメインじゃなくなっていた件について

今回手放した内容は以下の通りになります。

  • NIKKOR Z 24-120mm f4 S
  • NIKKOR Z 100-400mm f4.5-5.6 VR S
  • VILTROX AF20mm F2.8 Z
  • NIKKOR Z 26mm F2.8
  • NIKKOR Z 35mm F1.8S
  • NIKKOR Z 40mm F2
  • TTArtisan 50mm F2
  • TTArtisan 50mm F0.95 C
  • NIKKOR Z DX 12-28mm f/3.5-5.6 PZ VR
  • NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR
  • NIKKOR Z DX 24mm f/1.7
  • NIKKOR Z DX MC 35mm f/1.8 Micro
  • Z TELECONVERTER TC-1.4x
  • Z TELECONVERTER TC-2.0x
  • FTZ II
  • AF-S NIKKOR 50mm f1.8 G

フルサイズの方は「ETZ21 Pro」を使用することを前提にEマウントとの併用を考えてレンズ環境を構築していたので、肝心のETZ21 Proがぶっ壊れてしまうとZマウントのレンズがスカスカになってしまっていたんですよ・・・(;´Д`A

かといって、わざわざまた電子マウントアダプターを買い直すのもなぁってのがあって、コアなレンズはEマウントの方が多くなっているので、「いっそEマウントに絞ろうかな・・・」と思ってしまう事になりました。

 

地味にレンズが嵩張る・使いたいレンズの点について

他のマウントでも似たような最大径のレンズはあったりするんですが、Zマウントは基本的にマウントが大口径な為にレンズの径が太くて、持ち歩く時(リュックに入れる時)に嵩張り易いというのがあるんですよね・・・

特にズームレンズ系は太めの長めが多いので、必然的に大きめリュックで持ち歩く必要が出てくるのと、さすがに年齢的にも少しでも軽くコンパクトにしたいという流れには逆らえないのもありました。

また、現状のZマウントのレンズは写りはいう事はないけど、『めっちゃ使ってみたい』というレンズがあんまりなくて、後述するFE 12-24mm F4 Gや、最大撮影倍率1.4倍のFE 100mmマクロ、焦点距離が買い替え予定のタムロン25-200mmと被るので慌てることが無いと判断しましたが、F4通しだけどコンパクトでテレコンも使えてハーフマクロ撮影も出来るFE 70-200mm F4 Macro G OSS IIなど、地味にいいなと思うレンズが多かったんですよね・・・

 

乗り換えるには最高のタイミングだった

クーポンを使ってα1 IIが80万切りで買えた

Z9のキャッシュバックとZ9IIの噂が絡んでいるのもあると思うんですが、地味にZ9の買取金額が下がってきていました。

それでも上に書いたZマウントの機材を一式買取に出した金額は約100万。

ちょうど11月14日~24日までソニーストアの感謝祭が行われていて、購入金額に対しての結構大きめな金額の割引クーポンが出ています。

また、αあんしんプログラム会員限定で、+5%(合計15%割引)のクーポンも出ていて、対象になっている商品にα1 IIも入っていました。

通常であれば10%引きで¥891,000が販売価格のところ、15%OFFと感謝祭クーポンの¥50,000引きを合わせることで¥791,500となりました。こうなってくると他社のフラッグシップと大差ない価格になってくるので、買い替えには十分に現実的な価格かなぁ・・・と。

普通に3年保証もついてくるしね。

 

さらにレンズもお得に買えた

今回、ずっと気になっていて欲しかった広角ズームレンズも一緒に購入しました。

立山に行った時に、やっぱり旅行にはズームレンズの方が断然便利なのもあってほしかったんですが、16mmでも微妙に狭く感じる部分もあったりしたので、12-24mmの広角ズームのF4の方を購入。

本当ならキャッシュバック対象のレンズや本体と同時購入でキャッシュバックになるレンズを買う方がもっと経済的ではあったんですが、F2.8の方だと完全に予算オーバーだし、他の気になるレンズでも結構足が出そうだったので、現実的に買っておけば後々便利な広角ズームレンズにしました。

こちらは15%の割引対象ではないので通常の10%割引となります。

が!

本体と同時購入せずに別々にお会計をしてもらう事でかなりお得に購入する事が出来ます。

まず先にα1 IIの方を会計してもらって、ソニーストア大阪で使える&貯められるSポイントを加算してもらいます。

還元率はそのままでも金額がかなり大きいので、付与されるポイントもそれなりに貯まります。

次にFE 12-24mm F4 Gをお会計してもらう事で、感謝祭クーポン¥20,000引きを別途利用する事が出来るのと、本体購入で貯まったSポイントも使用することができるので、別にキャッシュバック対象でなくても大きな割引で購入する事が出来ます。

おかげでZマウント一式の売却金額からほぼ持ち出しなしでα1 IIとFE 12-24mm F4 Gを手にする事が出来ました。

阪急阪神お出かけアプリを使ってエントリーをすると、後日Sポイントが1万ポイント付与されるので、これでまたバッテリーなんかを買えたりするので実質プラスだったりします。

確認したらFE 12-24mm F4 Gは通常のαウインターキャッシュバックキャンペーンの対象製品ではないんですが、たま~に飛んでくるメール受信者限定キャッシュバックの方では¥5,000のキャッシュバック対象製品になっていました。

 

そもそもα1 IIにしようと決めた理由

一応Eマウント機をメインに考えた場合、プリ撮影が出来る機種がフラッグシップのα1 IIとα9 IIIの2機種だけで、ローエンドはおろかミドルクラスでも搭載されていません。

なので、α1IIとα9 IIIの2択になるわけですが、この2つは毛色が全く違うわけです。

簡単に言うとα1 IIは5010万画素の高画素で30コマ/秒の撮影が可能で8k30pまでの動画撮影が可能。

α9 IIIは2400万画素で120コマ/秒の撮影が可能で1/80000秒のシャッタースピード、歪みのない撮影が可能。

という事で、低感度が使えなくても1/80000秒まであれば問題ないだろうしという事でα9 IIIもアリかもしれないと思ったワケですが、実際に使っていてα7CRのトリミング耐性の高さはめっちゃ便利なので、普通に5000万画素のα1IIを買う方が自分には合ってるのかなぁと思いました。

もっと動画とかを撮るのであれば、グローバルシャッターの方が利点は高そうなんですが、動画なんてポイントで押さえるくらいの使い方だったら従来と同じローリングシャッターでも十分でしょうからね。

 

α1 IIの開封&付属品

そんなわけでα1 IIの開封です。

α6700やα7CRなどのいつものソニー製品の黒&オレンジのパッケージではなく、白いパッケージに入っていました。

なんていうか、予想外過ぎてちょっとびっくり。

 

思いっきりシンプル過ぎて、側面を見ないとα1 IIだと確認できなかったりします。

 

モニターのガラスフィルムも一緒に購入。

GRAMASなんかからも出ているんですが、正直もう混雑した梅田で店を移動してガラスフィルムだけを買うのも邪魔くさいので一緒に購入。

 

付属品

本体の他にはNP-FZ100バッテリーの他に同時に2本充電できるBC-ZD1バッテリーチャージャー、ケーブルプロテクター、アイピースカップが2種、ホットシューカバー、ショルダーストラップが付属しています。

下のモデルには付属していないバッテリーチャージャーが付属していて、鹿もデュアルタイプってのは結構美味しいかもしれません。

自分は別途購入していたので、ゴリゴリに使用するような状態だったら4本同時充電という事も出来たりします。

 

付属しているストラップなんですが、表面がレザータイプなので一般的なナイロンストラップよりも肌で擦れた時のダメージは少なそうな感じがします。

 

アイピースカップは最初から本体にセットされている左側の浅いタイプと同梱されている深いタイプの2種類が付属しています。

深いタイプは薄いラバーかシリコンっぽい感じで眼鏡のまま覗いても全然大丈夫でした。

遮光性が高いので自分は右の深いタイプを使用する事にしました。

 

α1 IIの外観

α1 IIの本体サイズは約136.1x96.9x82.9mm、実際の撮影時の重さは約743gとなっています。

本体サイズでいくとZ5IIとZ6IIの中間的な大きさ。

8K30pの動画撮影が可能なんですが、本体サイズがコンパクトなのもあって、熱をうまく逃がしてやらないと・・・って気はしますが、正直自分は動画用途は殆どないし、撮っても4kで撮れてれば十分だしって事を考えたら、写真で5010万画素からトリミングが使えるという事の方が大きいです。

 

α1 IIにFE 24-50mm F2.8 Gを装着してみました。

α7CRにもコンパクトボディなのにしっかりとしたグリップが付いているんですが、α1 IIには大ぶりながらしっかりと握りやすいフリップが搭載されています。

実際に持ち比べてみると、α1 IIの方は望遠レンズを装着してもシッカリとホールドできるグリップという感じ。

 

背面はこんな感じでコンパクトなのに密集しています。

AF-ONボタンの下にあるジョイスティックが付いているんですが、やっぱりジョイスティックがあると最高ですね。

 

上から見ると右側の方はα7CRに近い感じなんですが、左側の2重ダイヤルには撮影速度とAF種別のダイヤルが重なって配置されています。

状態が電源OFFの状態でも確認できるのは便利ではあります。

 

各ボタンも結構押しやすくなっているのと、フロント側にあるC5ボタンが結構便利だったりします。

標準では「連写ブースト」機能が割り当てられているんですが、ボタンを押した時だけ設定したコマ数に切り替えて連写をする事が出来ます。

15コマ/秒で十分だけど、急遽連写速度を上げたいといった時に使います。

例えば30コマ/秒にしておけば、連写中のシャッターを押した状態のままC5を押せば30コマ/秒で撮影できるという便利機能。

一定速度では動かないものを撮る時には役に立つ機能ですね。

 

広角ズームレンズ FE 12-24mm F4 G

以前のデジタル一眼レフ時代には結構各社が12-24mm辺りのズームレンズを作っていたはずなんですが、いつの間にか14mmスタートが一般的のようになって、より広いのはメーカー純正だとソニーの12-24mmのF2.8とF4、キヤノンのRF10-20mm F4 L IS STMの3本だけになっています。

それより広いのが欲しけりゃ中華製単焦点を選べという感じになっているので、地味にこのレンズは魅力的だったんですよね~

 

FE 50mm F1.4 GMの時のようにレザーケースの中にレンズが入って梱包されていました。

 

レンズ本体。

レンズのサイズとしては87x117.4mmで重さが565gという感じで標準ズームレンズ並みの大きさになっています。

因みに以前使っていたNIKKOR Z 14-30mm f/4 Sの方は89x85mm(沈胴時)、重さが485gなのでそっちの方が軽いというのはあるんですが、80gの差で12mmが使えるというのはかなり大きい差なんですよね。

 

前玉は所謂出目金タイプなので、レンズプロテクターなんかを使う事はできません。

フィルターを使える方が気軽でいいんですけど、どうにもならない事をあれこれ言ったところで仕方ないしね。

 

レンズキャップは被せ式で噛ませてロックするタイプになっています。

ちょっと厚みがあるのでポケットに放り込むとかっていう使い方は厳しそうですが、PENTAX K-1時代に使っていたサムヤンの14mm F2.8の出目金用レンズキャップに比べたらまだまだコンパクトだと感じました。

 

α1 IIにFE 12-24mm F4 Gを付けてみた

なんていうか、めっちゃ普通な感じがしますね。

インナーフォーカスなので伸び縮みが無いので非常に扱いやすそうな感じがします。

普段使いだとちょっとどうかなという感はありますけど、今度またどこかに持ち出してみようと思います。

 

α1 IIとFE 24-50mm F2.8 Gでのテスト撮影

カメラの設定自体はα7CRとほぼ同じに設定したものの、クリエイティブルックの調整をすっかり忘れ切っていたので、若干ハイライトとかが強すぎるとかがあるかもしれませんがご容赦を。

SONY α1 II + FE 24-50mm F2.8 G
SONY α1 II + FE 24-50mm F2.8 G

 

SONY α1 II + FE 24-50mm F2.8 G
SONY α1 II + FE 24-50mm F2.8 G

WBオートの絞り優先モードで撮ってるんですが、ホワイトバランスが結構ちゃんとしてる感じがありますね。

 

EVFも深型のアイカップを装着しているので滅茶苦茶見易いです。

SONY α1 II + FE 24-50mm F2.8 G
SONY α1 II + FE 24-50mm F2.8 G

 

なんとなく尼崎城を撮ってみたんですが、雲の感じとかめっちゃいい感じに撮れてる気がするんですが。

SONY α1 II + FE 24-50mm F2.8 G
SONY α1 II + FE 24-50mm F2.8 G

スタンダードで撮ってるんですが、雰囲気がありすぎる・・・

 

SONY α1 II + FE 24-50mm F2.8 G
SONY α1 II + FE 24-50mm F2.8 G

EVFもかなり綺麗で見易く、Gレンズくらいのコンパクトめなレンズと組み合わせると持ちやすさも相まってめっちゃ軽快に使えますね。

 

プリ撮影を絡めた連写

折角なのでソニー版プリキャプチャーであるプリ撮影を使ってカラスが飛び立つところを撮ってみました。

プリ撮影の時間は0.5秒で、飛んだ瞬間にシャッターを切りました。

SONY α1 II + FE 24-50mm F2.8 G
SONY α1 II + FE 24-50mm F2.8 G

全コマだと微妙過ぎるのでとりあえず流れで。

 

SONY α1 II + FE 24-50mm F2.8 G
SONY α1 II + FE 24-50mm F2.8 G

 

SONY α1 II + FE 24-50mm F2.8 G
SONY α1 II + FE 24-50mm F2.8 G

 

SONY α1 II + FE 24-50mm F2.8 G
SONY α1 II + FE 24-50mm F2.8 G

 

SONY α1 II + FE 24-50mm F2.8 G
SONY α1 II + FE 24-50mm F2.8 G

 

SONY α1 II + FE 24-50mm F2.8 G
SONY α1 II + FE 24-50mm F2.8 G

この一連の写真はFE 24-50mmの50mm、APS-Cクロップなしで撮影していて、ここまでの写真はトリミングなしでリサイズだけしたものになります。

 

カラスだけをトリミングして明るさなどを補正した写真がこちら。

SONY α1 II + FE 24-50mm F2.8 G
SONY α1 II + FE 24-50mm F2.8 G

充分っすね。

 

まとめ

なんか色々と買い漁っていたので、Zマウントから乗り換えるなんて可能性は微塵もなかったんですけどね・・・

まさかマウントアダプターの故障を発端にEマウントの方がコアなレンズが多くなっているという現実を知る事になりましたが、マウント数を減らす事も出来たし、持ち歩きやすくもなったしで結果的には良かったんじゃないでしょうか。

あれこれ考えずにEマウントだけで考えれば済むようになりますし、防湿庫もゴッソリと開いて余裕が出来ましたしね。

実際に使ってみた感じでもレスポンスは非常に速いし、日常・非日常を含めて自分が使うような撮影対象であれば全然問題ないという感じなので、使い方をシッカリと覚えていって使いこなせるようにしていきたいなと思います。

 




 

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tomo

■兵庫県在住 ■デジタル・フィルム問わず、カメラを持って街中をウロウロして撮影した写真を公開しています。時々カメラ以外の記事も公開中。 コメントなどありましたらお気軽にどうぞ。 当サイトはアフィリエイト広告で収益を得ています。 アフィリエイトやサイトの詳細はプロフィールページでご確認いただけます プライバシーポリシー・免責事項 プライバシーと Cookie の設定 お問い合わせはこちら

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