一昨日の28mm F3.5、昨日の32mm F2.8に続き、3本セットの最広角になる21mm F3.5をセットして持ち出してみました。
持ち出してはみたものの、冬型の気圧配置になって昨日までの晴天は何処へ行ってしまったのかというくらいの曇天。
本当なら明るさやコントラストなんかの補正を掛けた方がいいんでしょうけど、今回も撮って出しのリサイズのみの画像を載せています。
なので、ちょっと明るさなんかで見難い部分があるかもしれません。
レンズとしては恐らくGR 21mmのレンズとなる21mm F3.5をインスパイアしたレンズユニットなんだと思うんですが、使ってみると結構いい写りをしてくれるですね。

曇天で色味が薄く感じたのでVIVID系を入れてみようと思ったわけですが、VVよりもVV2の方が扱いやすいのでVV2にしてみました。



ぶっちゃけ普段よく使う感じのクリエイティブルックを4つセットしてみたんですが、レンズ自体は28mm F3.5と同様にかなり癖のないレンズかなぁという印象を受けました。
ただ、VV2を使うとシャープネスが足されているのか妙にエッジが立った感じになります。
とりあえずVV2を使ってしまったのでVV2も入れて撮り比べ。

なんかVV2で撮るとスマホで撮った写真みたいにのっぺりした感じが出てきますね・・・

FLで撮ってみるといい感じのレトロ感がありますね。


VV2に関しては好みになるのかなぁとは思いますが、適度な柔らかさがあるのでどのクリエイティブルックでも問題なさそう。




上ではVV2を使うとのっぺり感が出るって書いたんですが、オリジナルの画像サイズで見たらこういった感じの写真もあったよなぁっていう感じもするので、これはこれでアリなのかも。


まぁどのレンズユニットも現代風にゴリゴリに解像するレンズではないので使い方も色味もお好みでいいのかもしれませんが・・・
癖が無いとはいえ21mmなので、このレンズ1本で出歩くのはちょっとしんどいかもしれませんが、APS-Cクロップを併用してやれば約32mmになるのでまだ扱いやすくなるかなぁという感じがします。

ビルが多い市街地に行くなら21mm F3.5とクロップでかなり楽しめるんじゃないかなぁ・・・
歩きながら撮影。

やっぱり広いけど、これはこれで楽しいかもしれない。
AF-Sで向こうからやってくる電車が見えたので撮ってみましたが、十分ピントがあうくらいのAF速度はあります。

コンパクトで邪魔にならないサイズなので、広角スナップ撮影用で持ち歩くのにはめっちゃいいレンズかもしれません。
通常の21mmクラスのレンズになるとかなり大きめのレンズになりますしね。
使いやすさとしては28mm F3.5なんでしょうが、クロップも絡めて考えると一番利便性が高くなるのはこの21mm F3.5なんじゃないかな。
最近の妙に大きいフルサイズ用のレンズを使っていると、もうα7CRとRemaster Slimの組み合わせはコンデジと言っても言い過ぎではない気もする・・・というくらいの感覚なので、マジで便利なレンズだなと思いました。
一応、3つのレンズユニットを一通り試してみましたが、シャープ過ぎないレンズも好きって方ならRemaster Slimは結構好みなレンズになりそうな気がしますし、AFで使えてレトロ過ぎない写りのオールドレンズとして考えてもマウントアダプターが不要でレンズ3本分として考えると結構リーズナブルになるんじゃないかと思います。
なんだかんだで21mmぐらいの広角レンズになるとオールドレンズとはいえ高価だったりしますからね。
Amazonブラックフライデー自体は終わりましたけど、まだ¥39,800の販売価格は継続されているようなので興味がある方はどうぞ。


