今更感が全開ですが、ずーーーっと前から悩んではスルーを繰り返していたOLYMPUSのTG-6を購入しました。
3年近く前の機種ですが、何故今らさながらに購入する気になったのかや、購入を決めた理由、比較した機種なんかも紹介してみようかなと思います。
コンデジの選択肢はほぼない状況
少し前に書いた記事の中でちょろっと書いたとおもんですが、コンデジを買おうかなーって思ったんですよ。
でも、普通のデジカメ以上にコンデジはスマホに食われているのと、昔のような1万円台で売ったりするような余裕がメーカーにも無いようで、所謂「高級コンデジ」路線しか通常商品では残ってないんですよ。
いや、廉価モデルなら18000円くらいでありますけど、Wi-Fi非搭載だし、液晶も見辛いしで、9年前くらいに新品でPowershot S120を2万円前半で購入した事を考えたら、今の廉価モデルってめっちゃ割高だなって思っちゃうんですよね。
かといってかつての一般的ラインだったモデルが中古でも2万以上してることを考えたらその辺りは選ばない方がいいでしょう。
そう考えると高級路線ではないものから選ぶ事になりますが、普通のコンデジが4~5万あたりの価格帯になってます・・・あれ、十分に高級じゃね?
もうその価格出すなら、マイクロフォーサーズのエントリー機を買う方がというかつての無限ループに陥ってしまうわけです。
そもそも何故コンデジを買おうと思ったのか
最後にコンデジを手放したのが2020年9月、GR IIIからサイズ間の変わらないLUMIX G100に買い替えたわけですが、PEN E-P7も含めてコンパクトなマイクロフォーサーズは十分コンデジの代わりにはなりました。
ただ、メインまでは行けないラインだったんですよね・・・
なので、Z6IIを購入する時に下取りに出したわけですが、ここでコンパクトなカメラが手元からなくなってしまったわけです。
コンデジを所持していないという状況は今までにも何度かありましたが、基本的にコンパクトなカメラが無いという状況ってのは無かったんですよ。
確かにレフ機やS1から比べたらコンパクトなZ5やZ6II、ライカM10-Rですが、もっとコンパクトで済ませたいと思う時もあります。
なのでコンデジを買おうかな・・・という気持ちが出てきたわけですが、前述のように選択肢が・・・(´・ω・`)
人によってはスマホでいいやんって言われるかもしれませんが、スマホのカメラは確かに「綺麗に写る」と思います。
スマホの方が便利ってのは揺るがないんですが、パッとしてるかどうかで言うとスマホの方でパッとした感じのは撮れたことが無いんですよね・・・
無理矢理解像度を上げてるような感じなので、やっぱりデジカメで撮るのとはちょっと違うんですよ。
もしかしたらスマホでも撮れるようになるのかもしれませんが、自分はデジカメの方が直感的に使えるし、やりたい事が分かりやすく出来るので好きなんですよ。
かといって高級コンデジを求めてる訳でもないんです。
メインカメラを探してる訳でもないので、10万出すならレンズ買いますよ・・・
コンデジに求めていないもの
自分がコンデジに対して求めていない部分、ある種の不満点を書いてみます。
コンデジってx8とかx20とかめっちゃズームが付いてたりするんですが、そのズームが遅いんですよ。
一眼のズームレンズだとリングをガッと回して距離を合わせられますが、コンデジだとその焦点距離に行くまでの時間がめっちゃ長いのと、「丁度いい所」で止まらない事が多いんです。
もう一声でズームすると行き過ぎるとかって感じで、それが過去に使ってて凄く無駄というかストレスでした。
で、そういった部分を差っ引いた単焦点モデルのGRIIIを買って、めっちゃ良いと思ったんですが、写りが良すぎて「これで色々撮りたい」という無茶な気持ちが出てきますw
クロップして50mmでもやっぱり距離が短いと思う事も多くて、テレコンやワイコンを付けるとめっちゃ重くなって、もうコンパクトですらない感じになっちゃうし、そこまでやるなら普通にデジイチ持てやっていう本末転倒な状態になってしまったわけです。
なので、ガチなものではなく気軽に使え、なおかつ代わりの効かないようなものであれば使わなくなる事もないかなと思ったんですよ。
TG-6に決めた理由
もうダイビングも長いこといってませんが、ダイビングでも使えるし素潜りなら普通に使えそうなこともあってTG系はいいなぁってずっと前から思ってたんですよ。
で、現行で手に入るラインだとRICOHのWG-7がほぼ同じ価格帯のクラスになってきます。
※ここ数ヶ月でTG-6の価格が1万以上上がってますが、以前の価格帯で売られてる店だと近い価格帯
という事で、WG-7とTG-6を比較して色々と考えました。
流石に後発なのでWG-7の方がスペック的に良さそうな部分が多いんですが、TG-6を選んだ理由は以下の通りです。
●1/2.3型の小型なセンサーなので低画素の方が良さそう(イメージ的に)
●手振れ補正が電子式ではなくセンサーシフト型だから(センサーシフトの方が好きだから)
●高倍率ズームは必要ないから
●測距点の数が多い(WG-7は9点、TG-6は25点)
●レンズが明るい(ワイ端開放でF3.5(WG-7)とF2(TG-6))
●Wi-Fi機能搭載(上の点は理由としてどっちの機種でもまだ妥協できるとしても、これだけは譲れなかった)
最初はそれぞれに細かいことを書いてましたが、最終的にリコペンを思いっきりディスるような事になったので箇条書きにしました(´・ω・`)
本当にWi-Fi機能非搭載なのは無いわー
絶対に悪環境でSDカード抜いて本体内に粉塵や水を侵入させて本体を壊すおっちゃん出てくるで・・・(;´д`)
そんなわけでTG-6にしました
ま、そんなわけでTG-6にした訳ですが、セット内容は凄くシンプルでした。
マニュアル類に本体、USB A-microBケーブル、USBアダプター、バッテリー、布製のストラップ。
バッテリー単体での充電器は付いていません。
バッテリー単体での充電にはUC-92というオリンパスの充電器が必要ですが¥6000くらいします。
充電台からUSB-Aのケーブルが出てるもので、本体付属のUSB充電器に接続します。
が!保証対象外の自己責任になりますが出先でも楽に使える方法があります。
TG-6で使用されているバッテリーLI−92Bですが、GR III用のバッテリーDB-110と全く同じなんです。
なのでGR IIIを持ってて予備バッテリーを持ってるなら使い回しができます。
自分は全部売ってしまったので予備はありませんがw
なので、LI-92Bを買うよりもDB-110を買う方が数百円ですが安く済みます。
更に、USB-AのUC-92を使うよりもコンパクトでUSB-C接続のBJ-11の方が1000円ほど安いのに嵩張らないという。
ただし自己責任。
まぁ言うても中身は一緒だから変な互換バッテリーを買うよりリスクは無いと思います。
TG-6をしばらく使ってみてバッテリーが必要そうならリコーのやつを買ってみよう。
そんな訳でTG-6を買ったと言う記事でした。
OI.Shareアプリと連動すればスマホでリモートシャッターも切れるので、一脚のような棒に付けて川に突っ込んで撮影なんてことも出来そうです。
ピクチャーモードの詳細設定には粒状感とかは無いけどE-P7にあったようなピクチャーは選べるようなので楽しめそうですね。
Art16のネオノスタルジーとか結構良さげかな。
早速、明日持って行って使ってみようと思います(^-^)
海や川で遊ぶにはいいカメラです。
※2022年7月1日から値上げが確定しています。¥7,000くらい上がるようなので購入を検討されている方はお早めにどうぞ
TG-6よりも価格が安いのでWi-Fiが必要ないって人にはコスパのいいカメラだと思います。