4年前に舞子駅側から淡路島まで明石海峡大橋の道路の下側にある点検通路を歩く海上ウォークに参加したことがありました。
明石海峡大橋 海上ウォーク
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その時に主塔の上から展望できるツアーもある事を知ったんですが、タイミングが合わなかったりコロナ禍だったりでずっと参加できなかったんですが、今回は数年ぶりとなるバスツアーで淡路島で遊んできました。
例年は神戸側で開催されるんですが、今年は明石側の主塔エレベーターの更新工事の為に、淡路島側で行われる事になりました。
ちょっと長いので適当に見出しを付けておきますので、興味のある部分をご覧いただければと思います。
スタートはあいにくの雨模様
水曜ぐらいから続いた雨が土曜の明け方には上がる・・・・って言われてたのに家を出る時には小雨でした。
天気が良くなくて出かける人も少なかったからか高速も順調に流れてたので、思ったよりも早く淡路島に到着。
雨は小康状態になっているものの、ずっとどんよりした天気のままでした。
バスツアーの最初は明石海峡大橋クルーズで、その後昼食を挟んで午後から登頂ツアーになっています。
とりあえず適当に橋を撮ったりしてました。
一面の曇り空・・・登れるんやろか(´・ω・`)
そして登頂するのがこの写真の右上にある左右の塔を繋いでいる横の部分でX状になってる部分もどうやら階段になってる様子。
通行人を入れて撮ってみましたが、1km先にある主塔がどれだけ大きいかが実感できます。
200mmで約4km先の舞子側の景色
地味〜に雨がポツポツし始めました。
やっぱりメカメカしてていいですね。
因みに上の写真のグレーの部分が点検用の通路になっていて、そこを使ってツアーなどが行われます。
なんかもうどこまでも続いてそうな気にさえなってきます。
明石海峡大橋クルーズ
橋から数分の場所に船着場があって、そこから約70分くらいの観光クルーズに出かけます。
乗船するのは咸臨丸
結構な高さがあります。
近くには猫が数匹いました。
この子は人に寄ってきて、もう一匹は逃げちゃう子
乗船時間が迫ってきたのであまり撮ってられませんでしたが、動物の瞳AFがちゃんと使えるのを体感しました。
いや、楽でいいね。
鳥も下位機種に入れてくださいニコンさん。
と言うことで、乗船して出港したんですが、波が高い、風があってちょっと肌寒い、時折雨がパラつくというコンディションでしたが、波以外はまぁなんとかって感じでした。
酔い止め飲んでなかったらダメだったかもしれんけど(´・ω・`)
橋の下を船が通るときはなかなかに壮観な感じです。
橋との間にはそれなりに余裕があるんですが、人間の目で見てもよくわからないので「橋に当たりそう」なんて気になっちゃいます。
安心してください、当たりませんよ?
普段は同じようなアングルでしか撮れない明石海峡大橋も船の上からなので海面からというレアな構図で写真が撮れます。
キティちゃんの観光施設であるハローキティスマイル
高さ11mもあるキティちゃんのヘッドオブジェがあるんですが、この頭部は海側を向いているので島内の道路側からでは顔を見る事はできません。
見れるのは海側だけ、そして手軽に見ようと思ったらクルーズというなかなかの策略ですな。
因みに焦点距離180mmのノートリミングでこのサイズなので、スマホだとかなり厳しいかと思います。
しっかり撮ろうと思ったら35mm換算で200mmクラスの焦点距離が使えるレンズやコンデジが必要かと。
逆側は恐らく姫路の工場地帯の辺りだったと思うので、結構きてますね。
小型船がかなり横に揺れてたので波は結構キツかったみたいですが、なんとか酔わずに帰港できました。
帰りはおとなしくしてましたけどね
昼食
橋のすぐ近くにある道の駅あわじで昼食を摂りました。
建物の中は左側の購入窓口と右側の受け取りカウンターに別れてますが、混雑時だと受け取りの方に人が多くなるので、チケットを買わずに受け取り側に並ぶ人が多発します(マジで)
なので、食べようと思ったけど店の入り口まで人が並んでる時は購入窓口側を確認してみてください。
20番待ちくらいでしたが、ほぼほぼ海鮮丼などで乗せる系なので出てくるのも早くて待ってたのは10分ちょっとくらいでした。
注文したのは生しらす丼・極¥1,200
通常の生しらす丼だと他の海鮮が乗ってたりしますが、これはもう生しらすだけ。
以前の海上ウォークのときは16時頃について食べたので、朝取れとはいってもちょっと臭みが出てましたけど、今回は全くそれがなかったです。
めっちゃ美味かった。
セットの穴子?と生しらす入りキムチ。(生卵は上のしらす丼に乗せる前のもの)
キムチが結構濃いめの味でめっちゃご飯が進む事間違いなし。
土産物コーナーでも売ってますが、帰るまでの時間を考えたら保冷剤と保冷バッグを購入しても8時間はどうなのかと思って今回は買いませんでしたが、道の駅あわじのオリジナルらしいので、他では買えないんですよね・・・
あと、サイドで注文した穴子の天ぷら¥350
天ぷら2本(一匹分)での価格なのでスーパーとかの価格を考えたら安いかな。
サクサクで美味しかったです。
いよいよ明石海峡大橋登頂ツアー
ツアー参加者はアンカレイジ内でツアーの説明を受けます。
参加するためには条件があります。
・補助具なしで2kmの歩行と往復340段(ビル20階相当)の階段歩行ができる方でないといけません。
※歩く場所が普通の道ではなくて側溝の蓋のような目の大きな網のような上なので、自力歩行や階段上り下りができても杖が必要な方は参加できません。
・中学生以上の方のみ(中学生は親の同意が必要)
・海上300m&長時間のエレベーター搭乗が必須なので閉所・高所恐怖症でない方
当然ながら飲酒をしていると参加出来ません。疑わしき場合はアルコールテストをされて飲酒認定されると参加出来ないので、アルコール類の入った菓子類なども参加前は避けた方がいいかもしれません。
今回はバスツアーの参加者で枠を取ってましたが、コロナの感染対策としてエレベーターに乗れる人数が6人に制限されているため、6人が1チームとなります。
そのチームが6つまであったので、3チーム毎にA班とB班に別れて行動しました。
ヘルメット、ツアーガイドの説明を受信するレシーバー、スマホ(私物)、手袋
あと写真には写ってませんがベストを着用するようになってました。
手袋はコロナ対策の一環でつけるようになってますが、イヤホンと手袋はそのままお持ち帰りできます。
手袋はそのままスマホの操作もできるやつなので、地味に便利。
携行品について
原則として塔頂部からものを落下させるとどんなに軽いものでも大惨事になるので体から離れるものは持っていけません。
なので、ポケットの中に入れているようなもの(小銭いれやお守り、鍵など)は鞄に入れるか着用するベストのポケットに入れてファスナーをしっかり閉めておきましょう。
ポケットは長財布も入るくらいの大きさのものと普通な感じの大きさのものがファスナー付きでした。
左胸は写真の状態のiPhone11 Proがすっぽり入るくらいで、右胸はレシーバーが入るくらい。
胸は両方ともベルクロなので、無理やり入れる感じにすると落下の恐れがあるので注意してください。
自分は荷物を置いて行きましたが、リュックだと持ち込めるっぽいです。
ただし、中身を確認される場合がありますし、あまり大きなリュックだとNGの可能性もあります。
もし持ち込めても頂上でレンズ交換は絶対に落とさないような場所でもNGの可能性もあるのでそこは注意しておいてください。
貸出品
スマホに関しては写真に写っているようにゴム製のスマホホルダーを貸出してくれます。
眼鏡の人にはつるに付けるメガネホルダーを貸し出してくれます。
また、ペットボトルホルダーや貴重品を持ち歩くためのリュックも貸し出してくれます。
スマホなんかも首から下げて落とさないように使わない時は胸ポケットに入れておくようにしないとだめっぽいです。
カメラについて
カメラはストラップをつけて必ず首から下げる事・かつ絶対に首から外さない事が持ち込みの条件になっています。
首下げのストラップが無い場合は貸し出しをしてくれるようですが、どんなストラップなのかは確認していないのでわかりませんが、もし参加される場合はハンドストラップだと持ち込み禁止にされるかもしれませんので必ず首下げ用のストラップを付けていくようにしてください。
台数に関しては1台だけという感じでした。
もしかすると結構曖昧な感じな気もしますが、前述したようにレンズ交換しなくても済むようにズームレンズで行く方がいいかもしれません。
という事で、いよいよ出発ですが、約170段(ビル10階分相当)の高さを階段で登ります。
久しぶりの景色だぜ。
ここから1km、地味な勾配で30mくらいの上り坂を登っていきます。
足元を通過するジェノバライン
主塔前に到着しましたが、エレベーターの移動に約2分、乗り降り入れて往復で5分かかるので、しばらく待機します。
やっぱ明石側の方は全く先が見えませんね(´・ω・`)
で、エレベーターの順番が来たので乗りましたが、目的地は98階。
ですが52階で一旦止まるそうです。
というのも、塔の形を見ればわかりますが、上に向かって傾斜が付いています。
52階でさらに上に行くためにエレベーターのラインが切り替わるそうで、そこからは斜め上に向かって進んでいくそうです。
登りの時だけ切り替えにガコッという音と振動が来ます。
なかなかの速度で上昇・下降するので、耳抜きが必要な方もいらっしゃるかもしれませんね。
エレベーターを降りて階段を上がったらそこはもう空の上。
淡路島側の景色
明石側の景色
朝の一面の曇天からしたらよく回復したなと思いますね。
真下とかやべーよ。
よく海外とかで高いところから身を乗り出してる人がいるけど、頭やべーんじゃないのって思うわ・・・
ライオットアクトなんかで高所から落ちて下半身がちょっと縮み上がるような感覚をゲームで味わえる人間には理解できん・・・
195mmでこれ。
175mm、これはこれで面白いかも。
ツアーでは98階までしかいけませんが、おそらく100階あたりまであると思われる橋にある階段
吊り橋なので、この階段からケーブルの上に出て異常がないかをチェックされるわけです。
まぁ命綱をつけるとは言ってもさ・・・
この上をずっと歩いて行くとか無理やん。
ずっと歩いて行ったら2kmくらいあるやん?
違う精神がすり減りそうやで・・・
どんなレンズを持っていけばいいのか?
実際、参加前に色々と検索をしてみましたが、あんまり細かく書いている方はいらっしゃらなかったんですよね・・・
なので、一応ですがざっくりと撮り比べてきましたのでこれから参加される方は参考にしていただければと思います。
※全てフルサイズ35mmでの焦点距離なので、他フォーマットの方はそれぞれの距離に換算して計算してください。
Z6IIだと現在の焦点距離が出なくてレンズの指標でやったのでちょっと誤差が出てますが、大体こんな感じです。
24mmでも大概なので、20mm以下の広角にしてしまうと広すぎて橋が小さくなりすぎちゃうんじゃないかなと思います。
個人的には24-70mmくらいの標準域のレンズがあれば十分だと思います。
24mmでもちょっと間伸び感があるなと感じるのであれば28-75mmでも十分かもしれません。
淡路島側、道の駅あわじの広場
直径80mのサークルは主塔の基礎と同じサイズだそうです。
淡路島側、めっちゃ晴れていい感じになってます。
因みに、入れ替わりで頂上にいることになるので、最大でも12人くらいでした。
で、下に降りてきてちょっと説明を聞いたりしました。
鉄の熱膨張と収縮によって夏と冬で3mとか変わってきたりするらしいんですが、その差をこの部分を稼働させることで吸収してるそうです。
電車のレールとかも夜中に色々やってるらしいしね・・・
自分達が一番最後だったので、戻ってくる時は点検車両も一緒に戻ってきました。
そら毎回歩いて行ってられんもんな
という事で、再びアンカレイジに戻ってきて登頂の認定証を貰いました。
風が強かったり、雨が数mm以上継続して降ってたりしたらツアーが中止になったり、登れても雲の中なんてこともあるので、登れた上に天気も回復してきたのは本当にラッキーでした。
外に出たら丁度朝乗ったクルーズ船が出港したところだったようで、橋の下を通過するところだったので撮ってみました。
うん、結構余裕があるね(^-^)
道の駅あわじに戻ってトイレ休憩した後にソフトクリームを食べました。
琵琶ソフト。意外とボリューミーだったのに¥300
この後いったあわじ花さじきだと¥400だったことを思うとかなりお得やね。
あわじ花さじき
小学生がデザインしたアースワークが目立ってます。
ポピーが見ごろらしいんですが、雨の影響かちょっと寂しい感じに。
それでも何かしら花はあるので、撮るのには困りません。
いうても滞在時間が短かったのでそんなに回れなかったけど。
イメージを変えて撮ってみたり。
子供の頃は近くの堤防に咲いていたメタセコイア。
最近は見ることもなかったのでめちゃくちゃ懐かしいです。
カスタムをポップにしてちょっと派手目にしてみました。
せっかくいい感じの空になってきたので空を入れながら。
アクティブD-ライティングを入れたり強くしたりとちょいちょい弄って撮ってます。
淡路島って基本的に車が無いと来にくいのであんまり来ませんけど、また花さじきとかにゆっくり来たいですね。
作品的なやつ
基本的に記事中の写真は全てNX StudioでRAWのストレート現像か若干ハイライトとシャドウを調整したものですが、色味的にちょっと個人的に好きな感じに仕上げた写真も載せておこうかと思います。
海は青く、花は鮮やかな感じになるようにしてみましたがどうでしょう?
そんなこんなで数年ぶりのバスツアーはとても楽しかったです。
社内の飲酒・食事は禁止、1人で申し込んだ参加者は相席なしなどコロナ対策も配慮されてました。
また制限かかるかもしれないけど、上手くやって行くしかないし、行きたい場所は行ける時に行くのが一番いいのかもしれませんね。
そして、珍しくかなり長めな記事でしたけど、最後までお付き合いいただきありがとうございました。