梅田フォトサービスさんとパナソニックが主催されたGH6ポートレート撮影セミナー in Kobeに行ってきました。
講師は写真家の森脇章彦先生です。
店頭で触ってみてもなんかデカい(分厚い)し、ちょっと重いし、バリバリ動画向けのモデルだし別にいいか(買えるとは言ってない)って感じだったんですが、実際に使ってみて感じた事を作例を含めて書いてみたいと思います。
やっぱりゴツい
小型化が進んでいるフルサイズミラーレスと比較して、マイクロフォーサーズなのにこのボディってのはやっぱり大きいです。
というか分厚い。
なんかフィルムライカやM10系を手にしてていきなりTyp240までのM型デジタルを持たされたくらいの違和感。
本体背面部分に冷却システムが入っているので、どうしても少し後ろに出てる感じになってるんですよね。
だからってわけではないんでしょうけど、EVFを覗いた時に圧迫感があります(鼻とかに)
液晶を展開して覗くと丁度いい感じだったりするんですが、まぁこの辺りは好みでしょうからね。
思ってた以上にスゴイ性能らしい
位相差AFでないから微妙みたいな事を良く書かれてましたが、実際には位相差の方でテストしてたけど、なんやかんやとあったようで画質優先の為に現在のセンサーとコントラストAFになったとの事。
そんなGH6のセンサーですが、パナの方でもまだまだ使いこなせていないという事で、これからのファームアップでどんどん良くなるそうです。
センサーもそうですが、本体のUSB端子がType-C 3.2 Gen2の高速対応だったり、7.5段の手振れ補正、ISO感度が上がるとダイナミックレンジブーストが掛かるなど、今までのマイクロフォーサーズとは全く違う感じになってます。
あとS1の時にもあったフォーカス位置の前後切替もブラッシュアップされていて、ボタン割り当てしておけば使えるようになってました。
それとレンズなんかに良くついているフォーカスリミッター機能がカメラ内で設定できるようになっていました。
これを使えで指定した距離の中だけでAFが効くようになるとの事で、特定の距離での撮影をする場合(野鳥とか)にAFが外れて全域AFが動くなんて事が無くなるので、これを上手く活用すればコントラストAFだからダメだって事はないようです。
ただし、フォーカスリミッターを使用した場合はその指定範囲でしかAFが効かなくなるので、急に指定範囲外に撮りたいものが出たとしても絶対にAFは合わないそうです。
そんな感じで出来る事がめちゃめちゃ増えてるし、かなり手軽に色々な事が出来るようになっています。
・・・・ぶっちゃけZ5を買う前にGH6が出てこのセミナーに参加してたら俺はGH6を買っていたかもしれん(´・ω・`)
とは言ってもこれだけZマウントのレンズを揃えてしまってマイクロフォーサーズのレンズを全部手放した身としては流石にもう一回買い直しはキッツイので諦めますけど(;´Д`)
そんなこんなで写真撮影
そんなこんなでモデルさんの撮影を行いました。
モデルは滝川メグさん(フォロー等は以下リンクを参照してください)
レンズの作例的に撮るなら明るいレンズでいいんでしょうけど、人物をちゃんと撮るならフルサイズだと結構絞らないといけないので、それを考えたらマイクロフォーサーズはポートレートには向いてるんだなと思いました。
だがしかし!そんなに人を撮らない自分にはメリットとかどうなんだろうと(´・ω・`)
マイクロフォーサーズでもG100などのほぼエントリーモデルだった事もあるのかもしれませんし、夜の撮影は壊滅的だった事もあってあんまり高感度には向いてないとかISO800を超えたらノイジーでもう無理なイメージが常にあったマイクロフォーサーズですが、今回の撮影は髪が綺麗に撮れるようにシャッター優先で撮っていたため、ISO感度が平気で3200オーバーになる事が多かったですが、壊滅的なノイズ感も無くて十分に使えるって感想でした。
今回のセミナーで使った限りではめっちゃ使いやすくて、人物、顔・瞳AFの食い付きも良かったのでピンボケ的なものはほぼ無かったです。
(振り向きざまとかで顔にAFが合わないってのはありましたが、同条件で1回だけだったので自分がヘタなだけだと思う)
実際に夜の撮影でもっと感度が上がった時にダイナミックレンジブーストが掛かってどうなるのかってのは使ってないので分かりませんけど、普通に夜の撮影でもいけるならマイクロフォーサーズにとってブレイクスルーになるんじゃないかなと思います。
他にもいろいろと話を伺いましたが、どこまで書いて大丈夫なのか分からないのであんまり書けませんけど、今後のファームアップでどんどん改良されていくということで非常に楽しみです。(買えるとは言ってないよ)
手軽に撮れる動画
時間制限なしで動画撮影が出来るので、モバイルバッテリーを併用すれば4時間とか撮れるそうです。
そんだけ撮ろうと思ったら何TBのCF Expressカードが必要なんだろう・・・
AFはマニュアルでピントを合わせつつ4K60Pの動画を撮るという練習も行いました。
何でもかんでもAFで撮るのがいいってわけでもないという事と、被写界深度の深いマイクロフォーサーズなのでMFでもある程度大丈夫という事で行ったんですが、ほぼ動画は撮らないし、MFで動画なんて撮った事も無いので一部ピントが合ってない部分もありますが、めっちゃ手軽に動画が撮れます。
センサーが小さいのもあるのかもしれませんが、Z6IIで使用しているLexarの128GB CF Express Type Bを使用してもZ6IIのように高温で書き込めなくなるなんて事はありませんでした。
因みにセミナー中の声とか色々と入ってたので音声トラックは削除しているので音はありません。
絞りはその距離の開放で撮ってるので、少し絞ればピント外しは無かったかもしれませんし、慣れれば全然大丈夫な気もしますね。
気軽に撮れてこれだけ写るのならめっちゃいいですね。
あと、記録サイズでVBR撮影が出来るものなら高速&スロー録画もできるのでなかなか面白かったですよ。
感想
メーカー自体が動画の事しか書いてないから仕方ないでしょうけど、動画用カメラってイメージが強いというか、そういう認識しかされていないカメラなGH6ですが、写真用のカメラとしてもG9 Proから買い替えるのに十分納得がいくカメラだと思います。
26万は高いわって思ってましたが、実際に使ってみたらマイクロフォーサーズの利点も大きくて動画モデルとしては圧倒的な安さだと感じました。
本当にセンサーが全然進化してなくて長年停滞していたマイクロフォーサーズですが、新型センサーのお陰でかなり面白くなってますね。
それと同時に自社製センサーを積めるメーカーは仕方なくそれを使うしかないって事もないし、その他諸々の問題点も減るからそら強いわな。
いっそパナライカの協業でセンサー開発なんかもしていったらもっと面白くなりそうなんだけどね。
そのまま他社の製造委託とかも受けてセンサーを作った方が業界も良くなるんじゃないかと思ったり。
GH6に関してはめっちゃいいカメラだけど、数か月前にマイクロフォーサーズを全て手放したタイミングでまたマイクロフォーサーズのレンズを集めるのもしんどいし、お金も無いしでスルーするのは間違いないんですが、本当にいいカメラに仕上がってると思うので、何年かしてこのセンサーがこなれてきた頃に写真向けモデルとしてもう少し安価になったら買うのもアリかなぁって思いました。
・・・・その頃に他の物を買って余裕がない状況じゃなかったらね(´・ω・`)
そうそう、撮影会でマルミさんのEXUS SOLID 7を頂きました。
マイクロフォーサーズの大口径で多い62mmだったんですが、Zマウント系だと62mmってあんまりないというか、35mmと50mmのf1.8なんですよね・・・
それかMC 105mmあたり。
何かレンズを買った時用にするかステップアップリングで使ってみようかな・・・