2022年11月3日に尼崎の阪神車庫で行われた『はんしんまつり』に行ってきました。
年々人が増えてる気がするんですが、今年もなかなかに大盛況でした。
見て回るよりも待ち時間が増えて、だんだんテーマパークみたいになってきてますね。
今年は台湾の桃園メトロとの連携記念ラッピング車両がお出迎えでした。
ここに来ると電線がかなり派手な事になってるので、ついつい撮ってしまうんですよね。
実際のところ、この車両も甲子園球場100周年記念ラッピング車両も普通に運行されているので、普段の通勤で阪神電車を利用している自分としては目新しさ的なものは無かったんですが、中には提灯が吊るされていてちょっとだけテンションが上がりました。
はんしんまつりといえば架線作業車。
何年か前は中に入れたような気もするんですが、今回は車両の前で記念写真が撮れるようになってました。
上がったり下がったり横に出たりと作業状況に応じて展開します。
で、一番びっくりしたのがこのトラック。
架線作業車と同じように昇降機が付いてるのは当然なんですが、この車両はなんと線路の上を走れるんです。
普通に人の通る踏切から進入して線路を進み、点検・補修場所に向かうそうです。
まず、車体の下からジャッキが出てきて車体を持ち上げていきます。
持ち上がった車体は簡単に回転できるので、線路の進行方向に向けて回転。
するとタイヤの後方からウィーンと車輪が出てきます。
作業員の方が目視しながら車輪との角度を微調整しながらゆっくりと線路に接地させて準備OK
タイヤは接地せず、線路用の車輪で線路の上を進みます。
運転はアクセルとブレーキがそのまま使用できるそうで、前進とバックで進むことができます。
本当にいろんな作業車があるんだなぁって感心しますね。
11月3日は晴れの特異日なのもあってめっちゃ快晴。
上着を着ていたら普通に暑かったです。
なんか年々手が込んできてるというか、フォトスポットのようなものを作られていて、展示車両の先頭車両まで行ったら倉庫内に黄色と黒のいわゆるタイガースカラーな武庫川線車両が佇んでました。
こちらは車両のリニューアル工程を見れる展示。
スカイブルーから現在の青紫に塗り替える様子が見れました。
改装中の車両はシート類も全て取り外されているので、こういった状態を見る事が出来るのは工場見学ならではですね。
モーターの解剖展示。
めっちゃ大きな磁石が多数貼りついてます。
流石に工作やミニ四駆なんかに使うモーターとは桁違いの説得力がありますね。
SDGsなラッピング車両
ぶっちゃけ国民から搾り上げて生活が厳しくなっていく一方というSDGsの根本的な部分すらできてないのに、利権絡みで一部の政治家だけが私腹を肥やすための大義名分みたいに利用される名ばかりの目標なんて要らねぇんですけどね。
こっちは甲子園100周年記念ラッピング車両
側面には野球漫画とか野球の名場面なんかでラッピングされています。
こちらは各種設備の操作体験。
ライトを点灯したり、行先案内を操作して切り替えることが出来ました。
車両の行先案内は、今ではLEDに置き換えられていますが、昔の行先が載った長巻のシートを回転させて行先を表示するタイプなので、場所と組み合わせによっては表示されるまでめっちゃ回転しまくることに(´・ω・`)
帰りに桃園メトロラッピング車両を見たら普通の運行では存在しない直通特急の御影行きの表示に。
存在しないものなのでみんなめっちゃ写真を撮ってました。
結局、朝早くに入ったはずなのにそろそろ帰ろうかと思った時間はもう午後3時。
ほぼほぼ待ち時間だったのでめっちゃ疲れました。でも楽しかったです。