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LENS Nikon sigma SIGMA 16mm F1.4 DC DN C カメラ・写真

シグマがZマウントに参入するとの事ですね

噂だけはあったわけですが、遂にシグマもニコンZマウントに参入ということが発表されました。

タムロンと同様にニコンとのライセンス契約の下で開発、製造、販売されるという事なので、Fマウントの時のようなゴタゴタは発生しないと思います。

 

まずは3本・・・なんだけど・・・

とりあえずはAPS-C用のDC DNレンズが3本

・SIGMA 16mm F1.4 DC DN | Contemporary

・SIGMA 30mm F1.4 DC DN | Contemporary

・SIGMA 56mm F1.4 DC DN | Contemporary

それぞれフルサイズ換算すると24mm/45mm /84mmとなるので、それなりに使い勝手のいい焦点距離になります。

APS-C用レンズの薄いニコンZとしてはありがたい話なんですが、ちょっとした不安材料もあります。

 

シグマのAPS-C用DNレンズが少ない

見出しの通り、シグマのAPS-C用DNレンズって4本しかないんですよ(´・ω・`)

残りの1本は18-50mm f2.8 DC DN。

フルサイズ換算で27-75mmのF2.8通しなので、暗いレンズしかないDXレンズで発売されたら嬉しいんですが、次の懸念材料も出てきます。

 

レンズ内手ぶれ補正は非搭載

現在発売されているニコンのDX機にはボディ内手ぶれ補正が搭載されていません。

なので、純正で発売されているDXレンズには全てVR(手ぶれ補正)が搭載されています。

一応動画では電子手ぶれ補正が使えたりしますが、写真の時には効果がないのでしっかりと構えて撮らないといけません。

で、これらのレンズには手ぶれ補正が入っていません。

もしかしたら18-50mm f2.8がラインナップに入らなかったのは手ぶれ補正の件を考慮したからなのか、純正の16-50mmが喰われちゃうと思ってニコンがOKを出さなかったのか・・・その辺りはまた後で書くとして、ボディ内手ぶれ補正の入った他社のAPS-C機と比べると若干の使い難さはあるかもしれません。

 

とはいえ、買わないのは勿体無い

おそらく、一番人気になるのは広角でもある16mm f1.4なんじゃないかなって思うんです。

とにかく、広角レンズが圧倒的に少ないので、AFが使えて純正と変わらない使い勝手なのもあって売れそうな気がします。

16mm f1.4 DC DN Contemporaryは以前マイクロフォーサーズ用を使っていたので、使い勝手の良さと写りの良さは体感しています。

使っていたのはLUMIX G100で、ニコンのDX機と同じようにボディ内手ぶれ補正がなく、動画用の電子手ぶれ補正だけでしたが、明るいレンズでもあるので手ブレで苦労したという記憶はありません。

ただ、16mmはちょっと大柄な鏡筒なのでちょっと嵩張るかな・・・その分だけ被写体に寄れるけど。

 

LUMIX G100で使ってた時の感想とかは下記リンクからどうぞ。

LUMIX G100+SIGMA 16mm F1.4 DC DN C
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個人的に買うとしたら56mm

個人的にはニコンのDX機では軽快さを求めているのでちょっと大柄な16mmは今回はスルーの方向で考えてます。

バランスが良さそうなのは30mmなんですが、個人的には換算84mmになる56mm f1.4かなぁって思ってます。

というのも、NIKKOR.C AUTO 55mm f1.2を使ってみたらボケが扱い易いし、この辺りの焦点距離なら最短撮影距離が50cmでも気にならないんですよ。

これとDX 16-50mmがあれば普段使いには困らないかなと。

 

参入されるのは嬉しいけど・・・

上の「レンズ内手ぶれ補正は非搭載」ってところでちらっと書きましたが、Zマウントの参入にはニコンの意思が明確に出てるようで、ニコンが発売しているレンズとぶち当たって共食いするようなラインナップは販売されないと言われているのは真実なのかなと思います。

タムロンの70-300mmや今回のレンズなんかのようにニコンの手が回っていないレンズに関しては発売されるんでしょうけど、被る部分・・・というかニコン側が売れなくなりそうなラインナップは発売されないって事になるのかなと。

これで何処かから50mm f1.4が発売されたら、ニコンはf1.8とf1.2を発売して、f1.4は他所任せってことになると思うので、買う方も「待たなくていい」って気持ちになるんでしょうけど。

 

ま、フルサイズの方はいいとして、よく『APS-Cはもうサードパーティーに任せて・・・』なんて意見が見られるんですが、上で書いたように案外ミラーレスAPS-C用のレンズって本数が少ないんですよ。

シグマは上に書いた4本。

タムロンはAPS-C用で調べてみたら以下の4本でした。

11-20mm f2.8

17-70mm f2.8 VC

18-200mm f3.5-6.3 VC

18-300mm f3.5-6.3 VC

で、ニコンの発売予定はDX 12-28mm PZ、既存としてDX 18-140mm 3.5-6.3 VRがあります。

仮に11-20mm f2.8が出た場合、広角を求める層が買うでしょうから12-28mmよりも広いこちらの方を選ぶだろうと想定したら許可しないかなと。

望遠にしても18-200mmも18-300mmも完全にDX 18-140mmの上位互換になってしまうので許可はしない気がします。

そうなってくると残るのは17-70mmなんだけど、シグマと同様だと考えたらこれまた(ry

まぁ17-70mm f2.8の大きさがZの24-200mmよりも長かったりするので、それならフルサイズを持ち出しても変わらない気もするんですけどね。

 

そういった感じなので、純正でないレンズで「既存の別マウントのものをZに」って思っても、そもそもの選択肢がないのでシグマやタムロンがZマウントに参入しても、何気にDXレンズの数の少なさは解消されないって気がするんですよね(´・ω・`)

 

まぁそれでも出してくれるだけでも有り難いんですが、APS-C用として33mm f1.4とか90mm f1.8など、純正ではやってこないであろう&他のマウントでもあれば便利な焦点距離のレンズを出してくれたらいいなって思います。