Nikon Z30のトライポッドグリップであるSmallRig 3070には、普段はUlanziのF38クイックリリースシステムを使用しています。
![Z30のトライポッドグリップをアルカスイス化](https://mossariweb.net/wp-content/uploads/2022/08/220820_4-1024x692.jpg)
ただ、このクランプってクイックリリースタイプなので、通常のアルカスイスプレートは固定できません。
まぁグリップ運用が普通なのであればそれでもいいんですが、普段はZ30単体で持ち出す事も多いので、SmallRig 3857 Z30用ベースプレートを付けていたりします。
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SmallRig 3857 Nikon Z30用ベースプレートを買いました
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こうなると併用する時が面倒なんですよね。
まぁ幸いにもマンフロットのミニ三脚もあるので、トライポッドグリップにはF38、家で小物撮りの時にはマンフロットという使い分けでもいいかなと。
で、うちのブログでたびたび出てくるNeewerの60mmクイックリリースクランプ
![Z30のトライポッドグリップをアルカスイス化](https://mossariweb.net/wp-content/uploads/2023/04/DSC_8920-1024x682.jpg)
ちょっとゴツイんですが、水準器を取り外せば意外と普通なサイズになるわけです。
アルカスイス互換と言っても厳密な規格があるわけではないので、クランプによっては付く付かないが発生するわけですが、こいつは大きめサイズなのもあるからか、今まで付かなかったものはなかったです。
FotoproのFPH-42Qだと取り付けられないものもあったので、そのプレートにこのクランプを付けて運用したりもしています。
で、本題。
別にZ30にベースプレートを付けた上でトライポッドグリップを持ち出す機会はないんですが、折角なので実際に付けて試してみました。
![Z30のトライポッドグリップをアルカスイス化](https://mossariweb.net/wp-content/uploads/2023/04/DSC_8938-1024x692.jpg)
一番上のF38クイックリリースクランプと比べたらやっぱりゴツいのが分かりますね。
ノブを手前にすると、グリップ運用では地味に顔の前に来る感じになると思うので逆向きの方がいいかも。
![Z30のトライポッドグリップをアルカスイス化](https://mossariweb.net/wp-content/uploads/2023/04/DSC_8939-682x1024.jpg)
SmallRig 3070はワンタッチで回転させられるので楽ですね。
![Z30のトライポッドグリップをアルカスイス化](https://mossariweb.net/wp-content/uploads/2023/04/DSC_8940-682x1024.jpg)
横から見るとこんな感じ。
![Z30のトライポッドグリップをアルカスイス化](https://mossariweb.net/wp-content/uploads/2023/04/DSC_8941-1024x682.jpg)
FTZでFマウントレンズを運用する場合は干渉することなくズーミングが出来るので何の問題もないです。
![Z30のトライポッドグリップをアルカスイス化](https://mossariweb.net/wp-content/uploads/2023/04/DSC_8942-1024x682.jpg)
ただ、Zマウントの小型レンズだと普通にノブが干渉してズーミングしにくいかもしれません。
で、上の写真のような状態でAF-P DX 10-20mmを付けた状態で、実際に持ち出して使ってみたんですが、やっぱ重いですw
とんでもなく重いわけではないんですが、片手で持つなら少しでも軽い方がいいのは当然なので、動画運用するならF38クイックリリースシステムで行く方が軽くていいなと改めて思いました。
とは言っても、家で使う場合の前提としては単体運用時の着脱がかなり楽になるので、マンフロットのミニ三脚にもアルカスイス互換クランプは付けておくべきかなと思いました。
まぁ用途が限られるのでもっと小型な物でもいいのかもしれませんけどね。