なんというか、ちょいとDXレンズを揃えたくなってきています。
というのも、ガチで写真を撮るつもりの旅行ならZ9で行くしかないわけですが、何度も行ってるような場所とか、写真を撮りつつ観光メインって感じだったらもっとミニマルなシステムでいいんじゃないかなぁと思ってきたんですよね。
以前、Z30を買った直後に岡山に行った時はZ30とDX 16-50mm、24-200mmのセットでしたが、動画を撮りまくってたらバッテリーが厳しかったという点を除けばそこまで困らなかったかなぁなんて思ったりもしたので、選択肢を増やすのもいいのかなと思ったのでちょっと考えてみました。
現状だとどうしても荷物が多くなる
今だったら基本的にZ9とNIKKOR Z 28−75mmと14-30mmがマスト担っていて、75mmだとちょっと長さが足りないことも多いので、場所によってはタムロンの70-300mmを追加で持っていく感じです。
トリミングとか色々とあってZ9になってますが、Z8があればそちらを旅行用にできますけど、どう考えても買えない金額なので、ミニマルなラインで行くと本体をZ6IIにするくらいなわけです。
まぁ本体はミラーレスになって結構コンパクトになってますが、レンズはそこまで小さいわけではないんですよね。
上に挙げてるレンズは全然コンパクトな部類ではあるんですが、APS-Cと比べたらどうなんでしょうね・・・
このフルサイズ環境をDX環境(APS-C)に置き換えるのであれば・・・
・NIKKOR Z DX 12-28mm f/3.5-5.6 PZ VR
・NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
この2本で十分にカバーできることになります。
ということで、あんまり比較対象としてみる機会がないかもしれないフルサイズ用とAPS-C用のレンズを表にしてみました。
そんなわけで単純比較
DX 12-28mm | 14-30mm | DX 18-140mm | 28-75mm | |
サイズ | 約72mm x 63.5mm | 約89mm x 85mm | 約73mm x 90mm | 約75mm x 120.5mm |
重さ | 約205g | 約485g | 約315g | 約565g |
焦点距離 | 12-28mm 18-42mm(フルサイズ換算) | 14-30mm 21-45mm(DX) | 18-140mm 27-210mm(フルサイズ換算) | 28-75mm 42-112.5mm(DX) |
最短撮影距離 | 19cm(ズーム全域) | 28cm(ズーム全域) | 20cm~40cm | 19~39cm |
フィルター系 | 67mm | 82mm | 62mm | 67mm |
とりあえず、全体的にDX用レンズの方が軽くて小さいというのが一目でわかりますね。
DX 12-28mmのメリット
DX 12-28と14-30を比較した場合のメリットとデメリットはこんな感じ
メリット
・重さが半分以下
・10cm近く寄れる
・一回り以上細くて携帯しやすい(フードをつけた場合の差は少なくなるかも)
デメリット
・フルサイズ比で画角が4mm狭くなる
・F値が暗くなる
という感じですが、歪みが大きくなるので14mmで撮るのは意外と少ないので、18mmくらいの方が撮りやすいのと、広角なのであんまり開放F値が暗くてもそこまで困らないかなぁなんて思ったりもしてるので、こちらはあんまりデメリットにはならない気がします。
フードが別売なのと、フードを付けると鞄に入れるとちょっと嵩張るのがありますけど、14-30mmに比べたら嵩張り方はマシでしょうしね。
DX 18-140mmのメリットとデメリット
上と同様に、DX 18-140と28-75を比較したメリット、デメリットはこんな感じ。
メリット
・長さが短くなる
・ちょっとだけ細くなる
・40%くらい軽くなる
・フルサイズ換算するとスタートは同等になり、望遠側が3倍近く伸びる
デメリット
・f2.8通しではなくなる
という感じですが、デメリットと言っても旅行で使う便利ズームにボケを求めるのは違うと思うので、これはこれで問題ないかなぁ
少しだけ広角とテレ端が後ろにずれ込んでますけど、寄れるようになったZ 24-200mmという感じだと思ったらめちゃくちゃ便利じゃない?って思いました。
なんせ24-200mmは寄れないのが最大の欠点だったので、それがなくなったと思えば買わない手はないんじゃないかと・・・
便利さは嫌というほど実感してますからね。
結局さ・・・
AF-P DX 10-20mmをFTZ IIで使えばいいじゃんって思ってましたが、やっぱり旅行なんかでの携帯性を考えたらDX 12-28mmは魅力的なわけですよ。
そして、DX 18-140mmと合わせた場合、基本的にもうこの2本で旅行に行けるやんって状態なわけで・・・
何が魅力かっていうと、カメラ機材で埋まるバッグの容積が半分以下になるわけですわ(´・ω・`)
どうしても着替えとかを入れるサブバッグが必要だったのがなくなると考えると、魅力以外の何物でもないw
流石にトリミング前提の撮り方とかはしちゃいかん感じになってくるけど、旅行の記録を撮るんだったら十分かなとも思うし。
金額ベースで考えたらフルサイズの24-120mmを買うよりこの2本を買う方が安いんだよね・・・
ということで、そのうちになりますけどこの2本を買い揃えて旅行カメラの選択肢を増やしていきたいと思います。
オマケ:ZfcのグリップはJJCにしようかなと思う
Zfcを注文した時にこんな記事を書きました。
Nikon Zfcを買うにあたっての買い物備忘録
続きを見る
価格的な面とアルカスイス互換のプレートを兼ねる点を考慮すると、純正グリップよりもSmallRigとかになるんでしょうけど、グリップはJJCにしようかなと思ってます。
というのも、JJCのグリップはファイバーレザーを使用しているんです。
要するに、グリップ部分に張り革を巻いています。
一方、SmallRigなんかのはグリップ部分のラバーがシリコン製なので、握り心地としてはいいのかもしれないけど、折角エクステリアを張り替えて黒じゃない張り革にしてるのに、グリップが黒なので、結局エクステリアが見える部分が少なくなっちゃうというね・・・(´・ω・`)
プレートはアルミなのでプライマーとか吹いてブラックで塗装すればいいんですが、シリコンへの塗装はかなり面倒くさいイメージしかないので、レザーだけ張り替えるにしても、グリップをパテなんかで自分好みに調整するにしても、JJCのグリップの方が都合がいいかなと思ったわけです。
実際に購入してレザーの張替えだけを行いましたが、十分に効果があります。エクステリア張替えをした方であれば、似たような色の薄い貼り革を使えば統一感のある仕上げが出来ます。
ま、いつZfcが来るのかもわからないからグリップだけを買っても調整もできないし眠らせるだけだしね(;´д`)
モックでもあればグリップの改造ぐらいは出来るんだけど・・・ま、夏の工作として予定しておくことにします。
フードも要るよね