後日上げますといってすっかり放置になっていた件の写真です(;´Д`A
2023年7月23日に梅田フォトサービスさん主催でフォトグラファーの渡邊翔一先生の撮影会が行われました。
ニコンさんがZ9やらZ8、レンズ類も用意してくれての撮影会で、普段は別のメーカーを使用している人や一眼レフを利用されている方も参加されていました。
内容は大阪市平野区のコミュニティプラザ平野で行われたKAKUMEI KICKBOXINGの撮影でした。
Z8を借りてもある意味仕方がないので、自前のZ9でレンズだけ70-200mm f/2.8を借りて、基本的には2階席を貸切状態で撮影、リングサイドでも撮影が出来るということで、参加者が交代でリングサイド撮影を行いました。していました。
動体といっても航空機なんかはくる方向が分かればなんとかなりますけど、流石に動きが読めないので、完全にAF任せ。
モードはS or Mで1/500secくらいがベースで、選手のスピードに合わせて適宜変更。ISO感度は平気で10,000くらいは行ったりします。
意外と一本調子ではダメっぽい
ジュニアの場合は距離を取って殴り合いとかってのはほぼ皆無で、殴りにいって抱きつく感じになってブレイクというのが多くて、狙うのであればブレイク後に殴りに行ったところかもしれません。
しかし、パンチも牽制とかではなく一発狙いな感じだったりする部分があるので、ヒットシーンがなかなか狙えなかったりします。
いつ当たるかは全く読めないので、シャッターを切るしかない感じですかね・・・
今回は15コマ/秒くらいで撮ってました。
大人になるとプリキャプチャーが大活躍
ジュニアのクラスだと1/500~1/600sec辺りでもパンチは止まって写真が撮れますが、プロのクラスになってくると1/800とか1/1000くらいはシャッタースピードが必要になってきます。
そんな感じなので、パンチを出すと思った時にはもう当たってるって感じにもなったりします。
反射神経が良ければ間に合うのかもしれませんが、老いてくるとね・・・(;´д`)
ということで、プリキャプチャー機能が大活躍します。
プリキャプチャーを使用するにはC30やC120に設定する必要がありますが、画質がノーマル固定になり、C30では画像サイズL固定、C120ではサイズS固定になります。
動きが大きめのキックだと別にプリキャプチャを使わなくても撮れたりしますが、プリキャプチャがないと当たった後だったりします。
シャッターを半押しにしているとプリキャプチャーはされていて、シャッターを切った時から指定した秒数を遡って保存するという感じ。
ここからはプリ記録時間を0.5秒だか1秒高に設定していたから撮れた写真です。
シャッターを切った時にはもうこの状態だったと思います。
キックだけど足を止めてのガチの殴り合いとか、かなりアツい試合でした。
興味がなくても見てると熱くなる
2戦目は立ち止まっての殴り合いが多かった第1試合と違い、キックらしい試合になりました。
ローキックのダメージでシュンスケ選手の太腿が真っ赤になってます。
パンチを受けたカウンターで更にロー。
かなりダメージが蓄積されていて左足を庇う様子を見せていましたが、左足を上げて避けたキックが踏ん張っている右足の内膝にクリーンヒット
これが決定打となって勝敗が決まりました。
エミNFC選手。
パンフに年齢とかも載ってるんですが、驚きの48歳!
・・・ワイ、100mも全力ダッシュしたらタヒぬよ?
相手は21歳のボーちゃん選手。
年齢差は27歳ですが、パワーvs経験という感じの戦いでした。
上でハンディカメラを回している方が試合の動画を撮影されているカメラマンさんで、左下でカメラを構えているのが別のセミナー参加者さんです。
ここでレンズ交換をしてリングサイドでの試合撮影に向かいます。
1階で交代待ちをしている時にこの試合を観客席辺りで見てたんですが、熱気とパンチの音とかが凄かったです。
格闘技とかはもう全く興味がないですけど、なんか心に来るものがあるというか、ちょっとアツい気持ちになりました。