NIKKOR Z DX 12-28mm f/3.5-5.6 PZ VRを買った時に今年最後と言ってたのに、また買ってきやがった(´・ω・`)
NIKKOR Z DX 12-28mm f/3.5-5.6 PZ VRを買いました
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まぁ色々とあるんですが、とりあえず言い訳やら諸々を書いてみようと思います。
E 30mm F3.5マクロを買った理由
やっぱりマクロレンズが欲しかった
理由としてはいくつかあるんですが、最大の理由はこの見出しの通り『マクロレンズが欲しかった』という事です。
自分はかなり寄って撮ることが多いので、寄れるレンズを重宝して使ってるんですが、Eマウントの場合はそんなにレンズを持っていないので、寄れない代わりにズームの135mmでカバーしてる部分はありました。
しかし、どうしても離れなきゃいけないという制約があるので、風邪の影響を避けられなかったりします。
思いっきり寄れると見えない部分を持ったりとか出来るんですけどね。
そんなわけで最大にして必然的な理由がマクロレンズが欲しかったというです。
最後まで悩んだのはタムロン24mm f/2.8 Di III OSD M1:2
α6700でマクロレンズを考えた時に、何本か候補を考えました。
シグマの70mmはα6700には大きいし、ソニーの50mmマクロは順当なんでしょうけど、50mmならNIKKOR Z MC 50mmでもいいわけで・・・
そう考えた時に、残った選択肢は36mm相当のハーフマクロになるタムロンの24mm f/2.8 Di III OSD M1:2とソニーの30mm F3.5マクロの2つでした。
35mm相当のハーフマクロというのはかなり使い勝手がいいので、24mm f/2.8 Di IIIはかなり魅力的に感じたんですが、店頭で試してみた時にOSDの動作音が結構うるさいなと感じました。
動画ならともかく、写真なら全然音なんて気にしなくてもいいんでしょうが、カチカチというギアの動作音が地味に気になるのと、AFがちょっと遅いので、使い勝手と天秤にかけて考えると、マクロレンズとして常用するのはちょっと厳しいかなと思いました。
その点、E 30mmマクロは発売が2011年という古いレンズとはいえ、軽くてAFもかなり速いので、今でも十分に使えるレンズだと思って選びました。
早速開封してみた
最初は中古で購入しようと思っていたんですが、発売されたのが2011年ということで程度が良くても中がどうなのかなってのがあったのと、意外と程度が良さげなやつはいい価格だったので、それならもう新品で買った方がいいかなと・・・
E 16mm f/2.8の時は中古だと1万以下だったりするので割り切れたんですが、流石に中古で2万近くになってくると、7〜8千円追加で新品買えるし。
どうせキャッシュバックがあるレンズでもないし、Sポイント3倍だった事と手持ちのソニーのクーポンの期限残り、微妙に残っているSポイントを使うことを考えたら、よそで買うよりも地味に安かったのでソニーストアで新品購入して3年ワイド保証をつけました。
しれっとクレカのボーナス払いが使えるのは結構有り難かったりします。
レンズを購入するついでにα6700の液晶モニター用に純正のガラスフィルムも購入しました。
α6700には普通のフィルムを貼ってるんですが、なんかズレてくるのでガラスにしちゃおうかな・・・と(;´д`)
レンズ本体を取り出すと、既にレンズフードがセットされた状態でした。
ちなみに、ピントリングのスリット部分に埃が見えるのは買ってから帰宅するまでに試し撮りをしてたから。
ボディはアルミの鏡筒なので好みの分かれるところですが、発売時期を考えると仕方がないのかなとも思いますね。
隣のE 16mm f/2.8もそうですが、NEXが出た当時だと結構シルバーボディが格好いいという認識だったのか、コンデジではかなり多かったですし、数年後にはアルミの塊から削り出したボディを採用したライカTなんてのも出たりしてましたからね。
E 50mm f/1.8 OSSのようにブラックも出して欲しいところですが、そこまでやると利益的なものが厳しいのかもしれません。
どうにも気に入らないならAliExpressなんかでレンズスキンを買ってデコるのがいいと思います。
セットになっているレンズフード、ALC-SH113の先端にはフィルター用のネジが切られています。
通常のレンズフィルターを取り付ける場合はこちらを使用します。
フードを外すとレンズの方にもフィルター取り付け用のネジは切られています。
こちらにフィルターをつけて使用することも当然出来るんですが、薄枠のフィルターを使用しないとフードと干渉してしまい、しっかりと固定できずにケラレの原因になります。
何気に「薄枠」と言いながらも当社比的な部分があったりするので、元が厚めな枠のレンズフィルターだと薄枠と書いているものでも取り付けできない可能性もあるので注意してください。
ちなみに自分は昔買ったケンコーのZXIIの49mmが薄枠だったのでこれを付けました。
ちゃんと薄枠のフィルターだったらレンズ側に取り付けてもちゃんとフードを固定位置でロックできます。
フード運用で取り外さないのであればフード側にフィルターをつけても問題はないと思います。
試し撮り
E 30mm F3.5 macroを通常の30mmレンズとして使った場合
解像度なんかは他のサイトを見ていただいた方がいいと思いますが、普通にフルサイズ換算45mmのレンズとしても使えます。
E 16mmとは違って隅も流れてませんね。
F3.5という少し暗めのレンズなので、通常の30mmレンズと考えた時には若干使い勝手は良くないのかもしれませんが、スナップ用としてはいいバランスなんじゃないかなと思います。
E 30mm F3.5 macroをマクロレンズとして使用した場合
マクロレンズといえばF2.8のイメージが強いと思いますが、寄れば寄るほどボケていっちゃうので絞る必要があります。
この写真だと球の右側にある上下から来ている赤い柄の中央あたりのゴールドの部分(中央の少し左)にピントを合わせています。
開放ではなくF4.5ですが、左の球の中央あたりはボケてるので、絞らなきゃいけないのが分かるかと思います。
ちなみにでけぇツリーに飾られていたラメのボールです。
ハービスの前の植え込みにあった紫キャベツみたいなやつ。
サボテンみたいなアロエみたいな・・・
ケーキとかを持ってたので片手で撮りました。
サザンカも片手。
フォーカスのサイズをSとかにすりゃ蕊も狙えそうだけど、片手だと面倒なので諦めました。
いままでの手持ちのEマウントレンズじゃ撮れない距離で撮れてるので色々と楽ですね。
最短距離で強烈なマクロ撮影ができる
上のマクロはまだ限界ラインまで寄ってなかったんですが、限界まで寄るととんでもないマクロ撮影ができるようになります。
これはNIKKOR Z DX 12-28mmの67mmレンズキャップなんですが・・・
E 30mm F3.5のフード左端をキャップに押し付けてNIKKORのOのあたりにピントを合わせてみました。
ほぼゼロ距離。
Z30の耳型マフ
こんな感じで寄って撮れます。
なんかもう意味がわからんw
普段使っているアルミ定規もこの通り。
等倍ってなんだっけ・・・
あとSDカードのラベルとか。
影が入るので上の方からLEDライトを当ててます。
こんな感じでマクロというか、もうスーパーマクロまで撮れてます。
まぁここまでのマクロ撮影が必要なのかは別にして、最短撮影距離じゃなくても十分にマクロレンズの楽しさを実感できるレンズだと思いました。
まとめ
レンズ自体はAFロックボタンやフォーカスリミッターもないので、ピントが合わないとかなり行ったり来たりしてしまうようなケースもありますが、ファストハイブリッドAFを使うとかなりスッとピント合わせをしてくれるので、そこまで困らないかもしれません。
実際に使うとかなりリーズナブルで使い勝手のいいマクロレンズだと思うので、シルバーの鏡筒がなんか好みじゃないから敬遠する人もいるかもしれませんが、マクロレンズを考えている方は候補にしてもいいんじゃないでしょうか。
本当に軽くてマジでいいですよ(^-^)
ということで、2023年の本当に最後のお買い物でした。
ソニーストアで購入する ソニー APS-C用 30mm F3.5マクロレンズ SEL30M35 |