昨日の夕方、歯医者に向かうために歩いていたんですが、ちょうど雨が少しきつくなってきたので傘を差しました。
大気が不安定で一日中ぱらぱらと雨が降ったりやんだりを繰り返していたのですぐに止むだろうと思っていたんですが、意外と・・・って感じだったんですよね。
その時も時々スマホで写真を撮っている人がいるなぁとは思っていたんですが、そこまで気にはしていませんでした。
で、神社に入って何か被写体を探していると、ここでもスマホで一生懸命に写真を撮っているオバサマが。
流石に気になったので振り返ってみると・・・
このような素晴らしい景色が広がっていました。
進行方向と真逆なので全く気付いてませんでしたね(´・ω・`)
たまに虹は見掛けるけど、ここまで大きな虹を見たのは凄く久しぶりな気がします。
縮小しているので余計に分かりにくいですが、虹の左上にもう一つうっすらと虹が見えます。
雲に虹が写っているのかもしれません。
もう少し早ければ二重の虹が見れたのかもしれませんが、それだと尼崎えびすの大鳥居とは一緒に写せなかったので、結果オーライということで(;´Д`)
何枚か写真を撮っているとカラスらしきものが飛んできて、虹と鳥居の間に入り込みました。
なんかここ数日は仕事がハードモードでかなり疲れ気味だったんですが、この虹を見たお陰でちょっと癒されたというか、ほっこりした気持ちになりました。
神戸方面でも見れたそうなので、結構広範囲で見れたようですね。
時間的に2分くらい写真を撮ってたと思うんですが、線路沿いの方に進んでいく頃には雲が流れて虹が見えなくなっていきました。
儚いけど、儚いからこそ綺麗だと思うのかな。
予防歯科が終わって外に出ると夕日は完全に落ちてマジックアワーも終わり掛けていました。
以前に上の記事で書いたんですが、自分はこのマジックアワーが終わった直後辺りの青に染まっていく空が好きなんですよ。
今時ならカメラの高感度耐性も上がっているので、夜空を撮っても濃紺に染まりますが、このうっすらと明るさを残している群青色といった感じの空の色に凄く心がひかれるんですよね。
ダイビングでめっちゃきれいな海に潜っている時に海面の方を見たら、太陽の日差しが差し込んで群青色の世界が広がっていたりするんですが、そういったものと心の中で重なっているのかもしれません。
ゆっくりと薄い青の部分が少なくなっていって、夜空が広がってきています。
もう少しでこの時間が終わると思ったらちょっと寂しさもやってきますね。
写真にするとギリギリ残っているような感じに見えますが、ISO-10000まで上がっているので、肉眼ではもう薄い青はほぼ見えていません。
こういった肉眼では捉えることが出来ないものを撮る事が出来るのがデジタルになったカメラのいいところではあるんですが、やっぱり自分は目に見えるものを大切にしたいかなぁって思います。
こんな景色が見えるんだと思って行っても、ほぼ真っ暗で塔なんてシルエットな状態ですしね・・・
まぁ考え方は人それぞれなんですけどね。