SENNHEISER MKE200がやってきた
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以前、期間限定キャンペーンでゼンハイザーのMKE200を購入してからZ30には付けたままにしてる事が多いんですが、今回SAIRENのVM-Q1ビデオマイクを購入しました。
SAIRENってのはUlanziのシリーズ名とかそういった感じだと思うんですが、めっちゃ悪いって感じでもなさそうだったんですよね。
そんなわけで、MKE200を買う前には購入候補の一つにしていたものだったりします。
通常時は¥3,500くらいで販売されていますが、アマゾンのタイムセールで¥2,400くらいだったので購入してみました。
開封
パッケージを開けると透明の薄いトレーに入っていました。
左側にモケモケがセットされた本体。
右側に巾着ケース。巾着の下には諸々の付属品が入っていました。
という事で付属品とかはこんな感じ。
左からモケモケ(マイクカバーの毛のタイプ)、マイク本体、マイクマウント、スポンジのマイクカバー、ケーブル(通常タイプ)、ケーブル(片側4極)、巾着ケース
スポンジは以前買ったUSBマイクもそうでしたが、他の付属品に圧迫される感じになって入っているのでめっちゃ形がついてます。
跡がどうしても目立つので、見た目はちょっと悪いです。
まぁただのスポンジなので適当なもので加工してもいいのかもしれません。
MKE200との比較
もけもけを付けるとどうしても大きくなるのでスポンジを使用するつもりなんですが、Z30に取り付けるとこんな感じになります。
意外にコンパクト。そしてケーブルも短めなのであんまり邪魔になりません。
こっちがMKE200の素の状態
カバーの有無で防風効果が意外と違うので、この状態で使用する事はあまりないんですよね・・・
ということで、この状態で比べてみるとこんな感じ。
スポンジがMKE200の本体と同じくらいの太さになるので、素の状態のMKE200とほぼ同じ寸法といった感じでしょうか。
個人的にはもうちょっとVM-Q1のマウントが高さのないものになってくれたらかなり嬉しいんですけどね。
ちなみにモケモケ装備のMKE200はこんな感じ。
防風効果はマジ高いんだけど、どうしても嵩張るので取り回しは悪くなります。
鞄に入れるのも手間だし・・・
まぁVM-Q1もモケモケを付けたら大差ない感じになるんですけどね。
という事で、モケモケ装備のMKE200とスポンジ装備のVM-Q1を比較
一回り以上違うので、これだったら持ち歩きはしやすいかな。
音質というか普通に音の比較
同じ場所で約10m離れた堤防の向こうの道路を通る車の音を録音してみました。
Z30の本体設定としては
・音声入力レベル15に固定
・アッテネータON
動画編集はPremiere Rushを使用していますが、音量調整は一切せずにベタで字幕を入れて繫げただけの動画になっています。
真正面じゃなくて水面に向けているのでちょっと音の撮り方としてはどうかという部分はあるかもしれませんが、MKE200に比べるとVM-Q1の入力音量は結構低いですね。
動画の途中(VM-Q1の途中)でじわじわとカメラを正面の方に上げて行ってますが、カメラのマイク感度のゲージがほぼ動いてなくてちょっと上げてみた感じです(まぁ上げてみてもそんなに変わらなかったんですが)
まとめ
もしかしたら毎回録音した音量を動画編集時に下げてるような自分には丁度いいのかもしれませんけど、小は大を兼ねないのでそこをどう判断するかでしょうかね・・・
普段MKE200で使っている状態(他のマイクでもそうでしょうけど)からVM-Q1に変えるならボリューム調整をちゃんとしないとかなり低めに撮れちゃうかもしれないので、設定を変えるのを忘れないようにしないといけない・・・というか設定変更を忘れる可能性が高いので切り替えて使うとかっていうのは難しいかな。
試しにカメラの入力レベルをオートにしたらもっと音量が小さくなったので、オート向きじゃないかもしれません。
かといって録音レベルを上げ過ぎるとホワイトノイズが出てきそうな感じもするので、最初に音量調節だけはしっかりやって、きちんと切り替える方がいいでしょう。
とはいえ、MKE200のキャンペーンも終わって価格が元に戻ってたので(¥14,000くらい)、約1/4の¥3,500で買えてそこそこ使えるのならば入門用のマイクとしては十分な選択肢なんじゃないでしょうか。
単体で使うなら音量云々は最初にセットすれば問題ないですしね。