唐突に何を言ってるんだって感じですけど、Windows環境でも扱っているファイル(主にExcel)を使うんですが、編集するのにはiPad miniかiPhoneのExcelを使用しています。
ただ、やはり長押しコピペなどいろいろと使い勝手の悪い場面が多いんですよね。
じゃぁNumbersを使って編集すりゃいいじゃんって思われるかもしれませんが、下の記事でも書いている通りにNumbersには自分が使うには致命的ともいえる欠陥があるんですよ。
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それが『任意の行や列で分割(固定表示)ができない事』です。
固定したいものが見出しとしてしていできる行にあるとは限らないんですが、Apple的にはそんな使い方は想定してないのか全く対応される事はありません。
Numbersで言うとほかには計算式の入力がぱっと見で分かりづらいとかってのもあります。
それとNumbersに限ったことではないんですが、Excelファイルを開くとフォントが変わっちゃうのは仕方がないんだけど、やっぱり表示が崩れるんですよ。セルの色がなくなるとか変わるとか。
互換保存をしてもExcelで開くとぐちゃぐちゃなのは所詮互換品なので仕方がないと思って長い間Office互換のソフトを試す事は無かったんですが、ふとキングソフトオフィスが進化してるらしいという話を聞いて試してみました。
ということで、WPS OfficeのMac用体験版をインストールしてテストしてみました。
Word、Excel、PowerPointの互換ソフトとなっていますが、マクロやVBAが使えないっていう欠点はあります。
ただ、自分が普段家でも使うようなファイルはガチにマクロやVBAが必要なわけではないし、もっと言ってしまえばExcel互換でレイアウトなどが崩れず、任意の場所で分割(ウィンドウ枠の固定)ができればOKなので、この部分にのみ絞ってテストをしました。
1.Excelで作ったファイルを開く→MS Pゴシックがないのでフォントが置き換わるが何も問題なく開けました。
2.WPS Officeで編集、Excel2007/2010互換で保存したファイルをExcel(バージョン2209)で開く
画像のように全く問題なし。
今までの互換ソフトだとだいたい罫線が消えたりレイアウトが崩れたりしていたのでいろんな種類の罫線を入れて保存しましたが、全く崩れることもなく表示できました。
この後、再びExcelで編集・保存したものをWPS Officeで開くとちゃんと表示できたので、自分の使い方だと全く問題ないと判断できました。
流石に操作性に関しては全く同じではありませんが、そんなのはAppleのNumbersだって同じだし、なんならNumbersよりも圧倒的にExcelに近い感覚で操作できる分だけマシだと感じました。
Wordとパワポの互換性は確認してませんが、Excelさえ動けばいいし、買い切りの永続利用で¥7,800くらいなのでこれで十分じゃないかなと。
1年間で¥3,980(2台まで使用可)のサブスク版もありますが、2年以上使うつもりならば永続版を買っておく方がいいかと思います。
ま、仮にWindows用として買うとしてもVBAやマクロを使用しないのであればMicrosoft365の1年分以下でずっと使い続けられるのでWPS Office2を買うかなぁ・・・
使用目的とか頻度を考えたら年間1.3万はやっぱ高すぎるんですよね・・・まぁOfficeに限ったことではないんですが。
ということで、サブスク全盛期になってしまった世の中で使用頻度を考えたらサブスクは高い!って感じる人も多くなってきてるかと思う中、そこそこ手ごろな価格で永年版のソフトが買えて互換性もかなり高いってのはかなりいい選択肢になると思うので、もし毎年Officeに払うのが高いなって思われている方は一度無料体験版で調べてみるのはどうでしょうか?
Windows用はWPS Office2になってます。