はじめに
昨日はFE 50mm F2.5 Gを持ち出したんですが、今朝はようやく雨も上がったのでα1 IIにFE 70-200mm F2.8 GM OSS IIを付けて持ち出してみました。

持ち出してはみたんですが、雨が上がって晴れ予報だったはずなのに曇天。
折角なので飛んでいる鳥とか飛行機、散歩中の犬とかを撮ってみようと思っていたんですがね・・・
飛行機は雲で見えない、鳥は全然飛んでない、散歩中の犬は離れた場所にしか見えないという感じで、なんかもうね・・・いつも通りで行こうという風に諦めましたw
まぁこのレンズもそれなりに発売から時間が経っているので、いろんな方がレビューしてるでしょうから、200mmあたりまでの便利ズームを普段使いしていて、あんまり重いレンズを持ち歩きたくない人間の感想として書いていってみようかなと思います。
実際に使ってみた感想
店頭レベルでの取り扱いは何度かありましたが、実際に持ち出して使うのは初めてだったので先に感想を書いておきます。
流石に1kgあるので重いなぁという感じはありますが、フラッグシップとしては結構軽めなα1IIとの組み合わせだと2kgを切っているしまだ軽い方かな・・・
サイズ感としてはフードを付けて使用状態にすると長くなるので大きさは感じるけど、フード逆付けの状態だと意外とコンパクトなので、持ち運びに関してはそこまで邪魔という感じはしませんでした。
今回は通勤使用なので縦位置グリップのVG-C5は付けていませんが、シングルショットを縦位置でササッと撮ってしまうような普段の使い方だったら別になくても問題はない感じ。
ただ、縦位置で連射するような撮影や縦位置のままで構えて待つなんて撮影であれば縦位置グリップを付けておくほうがいいとは思います。
同等サイズのレンズは何本か使ってきましたが、OMの50-200mmと同様に70-200 F2.8 GM IIもインナーズームなので、実際に使ってみると鏡筒の伸縮がない為、使用中にバランスが変わらないので100-400mmなどのズームレンズよりも扱いやすかったです。
まぁガチのカメラマンからすると軽量コンパクトではあるんでしょうが、一般人の感覚からしたらどう考えても軽量でコンパクトという感じではないのでちょっと躊躇するかもしれません。
普通に使うんだったらタムロン25-200mmみたいな便利ズームでも問題ありませんしね。
ただ、明るさやボケ感、GMレンズならではの写りや解像度といった部分は大きな魅力なので、そういった部分はマジで使ってみないと分からないかもしれません。
とりあえず、自分は使ってみて「間違いなく買ってよかったと思いました」
想像を超える描写力
上でも書いたように思いっきり曇天であんまりいい被写体はないんですが、いつもの感じで撮ってます。
尼崎城を少し近めから撮った70mm。

何も考えずに撮った上の写真だと中心位置が悪かったので、上の写真では中央右上に当たる屋根部分をフレーミングしてみました。

曇天時でもISO感度を上げずに明るく撮れるのはめっちゃいいです。
シングルAFの鳥認識。

カメラ任せのAモードで撮影。
パッと見だとただ適当に鳩を撮っただけの写真。

ていうか、本当に適当に鳩を撮っただけの写真だったんですよ。
拡大するまではね・・・
実際に上の写真から鳩の部分だけをトリミングで切り出した写真がこちら。

元の写真が8640x5760ピクセルでこの写真が2159x1439ピクセル。
下の写真を見てもわかるようにめっちゃトリミングしてるのにちゃんと目にピントが合ってます。
普段から当ブログを見てくれている方なら分かるかと思いますが、いくら高画素機でトリミング耐性が高いとはいえ、これくらいのサイズまでトリミングするとレンズの素性が明らかになるんですよね・・・
通常のレンズだったらここまで拡大すると偽色が出たりとか塗り絵感が出たりするんですが、そういった事が一切無くてこのサイズでSNSなんかにアップしても問題ないと思えるくらいに写ってます。
拡大した時にあまりにも良く写っているのでゾワッとしましたが、怖さとか気持ち悪いとかじゃ無くて、感動とか興奮とかで鳥肌が立った感じ。
初めて24-70mm F2.8 GM IIを試してみた時もスゲェって思いましたが、これだけ拡大しても破綻していないのは言葉が出ませんね・・・
鳥も飛行機も飛んでなかったけど、何故か赤とんぼがやたらと飛んでたので昆虫AFのフルエリアにして撮ってみました。

これも絞り開放でAFが認識してくれたのでただシャッターを切っただけ。
さっきの鳩よりも全然小さいです。
流石にトンボとして認識していた状態だったので頭にピントが来ている感じではないんですが、羽は綺麗に筋まで分かるくらいに解像しています。

飛んでいる時の足の向きとか初めて認識したわ・・・
やっぱりF2.8通しなので直後のものでもいい感じにボケてくれるので花なんかを撮るのにも向いてますね。

200mmで撮ったものを構図を整えるために若干の回転とトリミングをかけました。

真上から撮ったものですが、主体にしたいものだけを際立たせる事ができるので本当にいいですね〜
APS-Cクロップして300mm相当で。

流石にコントラストが強すぎて、トリミングすると荒さが目立っちゃうんですが、カラスの様子が普通にわかるくらい写ってます。
200mmあるとちょっと離れた場所の花なんかも寄せて撮れるし、最短撮影距離も0.82mで思った以上に寄れるので、レンズが重いという事を除けば普段使いしたくなるレンズだなと思いました。

レンズが長いとはいってもズームレンズで200mmの長さまで伸ばせば同じような感じなので、その分明るさ・ボケというものを得られると思えばね・・・
ちょっと近めで200mmの絞り開放。

こういった写りを見ると、本当にひまわりの時期とか紅葉の時期とかが楽しみになりますね。
まとめ
買う時には70-200mm F4 Gと比べてどっちにしようかなんて考えてましたが、実際に使ってみると70-200mm F2.8 GM IIの方にしておいて良かったと思いました。
初めての望遠レンズとして考えるのであれば、ハーフマクロ撮影が出来て圧倒的に寄れる使い勝手や持ち運び安い軽さなどからFE 70-200mm F4 Gの方がまだ価格も安いし、最悪の場合望遠を使う機会が少なくてもマクロレンズとして使うことも出来るのでお勧めできるんじゃないかと思いますが、F2.8 GM IIの描写の満足感と比べた時にどうかなぁというのはあると思います。
ぶっちゃけSNSとか動画、Web上で見る以上にF2.8 GM IIの描写力は圧倒的なので、24-70mm F2.8 GM IIと同様に高価ではあるけど到達点かなぁという気がします。
なので、安いレンズを何本も買うよりも頑張ってでも買った方がいい部類のレンズかなと思いました。
ただ、他人が撮影したものよりも、実際に自分が普段撮影するような被写体を撮影して結果を見た方がテンションがぶち上がるタイプなので、短期間の機材レンタルとかで一度試してみる方が思いきれるかもしれません。
とりあえず、FE 70-200mm F2.8 GM OSS IIとテレコンがあれば自分の使い方としては余程の事がなければ焦点距離的にも十分だと思うし、使い勝手にしても全然問題なく、写りは本当に文句なしなので、真剣に買ってよかったと言えるレンズでしたね。
流石にこれよりも長い焦点距離になってくると200-600mmあたりはもう持ち歩きたくない重さなので、FE 100-400mm可変Gレンズの続報を待つ感じでしょうか。
梅雨が明けたら今年こそひまわり畑に行って、このレンズを使い倒してきたいと思います。
