そんなわけでTTArtisan 28mm F5.6をM10-Rブラックペイントに付けて通勤時に試し撮りをしてきました。
花の写っている物のみLRで手動調整してますが、その他は基本的にLRの自動補正のみを掛けてます。
撮影したもの
とにかく広い。
赤ズマとかは基本的にモノクロかなぁという偏見でモノクロで撮ってみました。
ISO,SS共にオートで撮ってるので絞りだけが変わってますが、このくらいのサイズで見るならぶっちゃけわかりませんw
ただ、オリジナルサイズで拡大してみるとF16,F22は回折がでてるのでF11までで使う方がいいかもしれません。
カラーで曇天
カラーでも変な色が出るでもなく普通に写りますね。
何も気にせずF5.6かF8で適当に目測スナップするのには丁度いいかもしれませんね。
ソメイヨシノを最短撮影距離の1mから撮りました。
枝垂れ気味だったので下からの逆光になってしまい、かなり暗かったので手動補正しました。
晴天の逆光とは違うとはいえ、明暗差のかなり激しい写真だったので偽色が大量に出ててもおかしくないかなと思いましたが、オリジナルで見ても嫌な感じの偽色は出てなかったので結構優秀なんじゃないでしょうか。
ピントを合わせた中央部分をトリミングしたもの。
逆光で撮った割にはかなりシッカリと写ってましたね。
3:2で長辺が1400pxの切り出しなんですが、これくらい写るならトリミングを前提に撮影してもSNSにアップするくらいなら何の問題も無いかもしれません。
基本的にはオールドレンズと同じなので最短撮影距離が1mってのはやっぱり寄れないよなって感じますね。
とは言っても寄ったら盛大に前ボケを活かせたりするのかもしれませんが、今回はそういったシチュエーションも無かったし、F5.6だからあんまりそういった用途でもないかなぁという気がしないでもないです。
使ってみた感想
フードをつけてたら普通に使えますし、曇天とはいえ逆光気味の撮影でも変なのは出なかったので、普通に使えそうな気がします。
ただ、晴天時のド逆光とか光源を直接入れた場合にどうなるのかは試してないので分かりませんが、オールドレンズのオマージュだと考えたら、ゴーストやフレアが出ても別にいいかなぁという気もしてます。
それと、見た目はズマロン28mm F5.6と同等なのでコピー品と思われそうですが、レンズ構成も違うしレンズの形状も違うのでTTArtisanなりの解釈で作られているレンズだと思います。
なので、本家ズマロンとは実際に撮ってみたら結構違うなんて可能性もあるかとは思いますが、28mmよりも35mmがメインな自分としてはこのTTArtisan 28mm F5.6で十分事足りてるかなぁって気がしてます。
差額で30万出すならズミルックス50mmの2nd辺りを買う方が全然幸せになれそうだしね。
あと、フードを外した状態でM型ライカに付けると本当に嵩張らないのでいいですよ。
PEN E-P7にMFレンズを付けて散歩のお供に持ち出すくらいならM10-Rとこのレンズでいいかもって思えるくらいには利便性は高いですね。
晴れた時に撮るのがちょっと楽しみになってます(^-^;