特に意味があるわけではないんですが、今日はライカM10-R BlackPaintにNIKKOR-S.C Auto 55mm f1.2を付けて持ち出してみました。
M11のようなクロップが無いので遠いですが、純粋に55mmの焦点距離でしか撮れません。
マウントアダプター経由ですが、フォーカス操作でのやりにくさは感じませんでした。
当然ながらライカM10-Rの距離計とは連動しないので、ビゾフレックス(Typ020)を付けてEVF撮影しています。
Nikon Z系で撮ると意外としっかりしている感じもあったんですが、ライカM10-Rで撮るとちょっとしっとりした感じに思えます。
この絞り解放時のしっとり感はライカと丁度いい塩梅な気がしますね。
マウントアダプター経由でも意外と違和感のなさにちょっと驚く組み合わせではあるんですが、F1.2とはいえシャッタースピードが1/4000までしかないので、気を抜くと直ぐにオーバー気味になります。
EVFなので直ぐにオーバーだってのは分かるんですが、簡単にオーバー側になっちゃうので、基本的に露出補正はマイナスに振っておく方が良さそうかなぁという気がします。
マウントアダプターを使ったところで、元々がそんなに寄れないレンズなのでMマウントのレンズを使っているのとそこまで大きな差がない感じですね。
ノクチルックスなんかでも基本的には同じような感じなんでしょうね。
ちょっとゴチャッとしたところもなんかいい感じに思えるのはライカのプラシーボ効果なんだろうか・・・
正直、普段の写真を撮っている時だったら、こんな被写体は撮影しないだろうな・・・とは思います。
被写体は兎も角、オールドレンズらしい感じの写りが非常に好印象です。
こういった時期じゃなくて、もう少し被写体の多い時期にもう一回試してみる方がいいかもしれません。
ノクティルクスとかもいいなと思うけど、これくらいでも十分というか・・・十分すぎるかなって気もしますね。
十分に楽しめている事を考えたら、自分にはNIKKOR-S.C Auto 55mm f1.2でもいいんだと思います。
以前試してみたPENTAX-M 50mm f1.4も良く写るなぁと思いましたけど、F1.4とF1.2、たかだか0.2のf値の差は数値以上に大きいなと感じました。
早く色々と被写体になる物が多くなる季節になってほしいですね。