先日の記事で紹介したanelloの2way口金ミニショルダーバッグ
小型のカメラバッグとして使うために購入したんですが、丁度いい感じのインナーケースがなかったんですよね。
カメラとレンズだけを入れるにしても、クッション性のないものだとカメラ本体とレンズがガチャガチャしてしまって、レンズの鏡筒にキズが付いたりする可能性があります。
なので、暇な時に作ってみようかという感じで〆てたんですが、GWになって時間があったのでカメラ用のインナーケースを作ってみました。
材料は使わなくなったカメラリュックの中に入っていた仕切り部材を使います。
これを切った貼ったして作って行きますが、「もし使わなくなったカメラバッグなんかねーよ」といった場合であれば、少し厚めの塩ビ板に薄手のクッション材(家電なんかを包んである白っぽいやつ)、それらを包めるくらいの布があれば仕切り材は作れるので、自作するのもアリかもしれません。
塩ビ板をクッション材で挟んで、布で包むだけで仕切り材と同等になります。
塩ビ板の代わりに1.2mmプラ板なんかでもいいんでしょうが、反ったりするくらいの柔軟性が無いと、機材を詰め込んだ時に割れてしまう可能性があるので、多少は柔軟性がある素材を選んだ方がいいと思います。
貼り合わせに使うのはみんな大好きGクリヤー。
革とか布とかも貼れる、結構万能な接着剤です。
カメラの張り革を交換するならG17の方がいいらしいんですが、こいつもかなり万能で、強力&速乾性が高いので使い勝手がいいんですよ。
長い部分は裁ち鋏でバッサリとカットして、中のクッションは取り出して少しだけ小さくカットします。
で、貼りしろが大きいところはGクリヤーで貼ってしまい、そうでない所は縫製します。
手縫いでチクチク・・・・ミシンが欲しい(´・ω・`)
で、およそ5時間ほど掛かって完成。
いや、マジで手縫いは大変ですわ(;´д`)
左のマジックテープ部分に余裕があるのは、蓋みたいなのをする時に使えるかなと思って残してます。要らなければ切ればいいだけだし。
右側は可動式になっていて、上のボックス部分が内側に畳めるようになっています。
これはカバンの形状が台形な感じなので、そこのサイズに合わせるとボックスの着脱がすごく面倒だったから。
底は斜めに入れれば済むので、結果的にこの方式で問題なさそうです。
あと、長編部分には塩ビ板が入ってましたが、クッション性に問題はなさそうなので取り外しました。
カバンの中に入れるとこんな感じ。
インナーボックスの200サイズだと横幅が少し短くて無駄になるスペースがありましたが、流石にジャストサイズに作ったので全く問題なし。
早速、前回のインナーボックス200では入り切らなかったこのZ6IIと予備レンズとしてDX50-250mmの組み合わせを突っ込んでみましょう。
ストラップを雑に突っ込んだ状態ですが、本体と予備レンズがちゃんと収納できるようになりました。
ケースの高さ自体も内ポケットのファスナーに干渉しない丁度いい位置だったようです。
ファスナーもちゃんと閉じられるので、問題なく持ち運べますね。
若干、DX 50-250mmだとファスナーを閉じる時にピッタリな感じがするので、入れ方を上下逆にして細いマウント側をファスナー側にした方が閉めやすいかもしれません。
ま、なんにしてもお散歩用のカメラバッグができたので、ちょっとした外出ならこれとサコッシュの財布だけで十分かな。