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Nikon Z9+望遠レンズ用のアルカスイスプレートの製作

PR LENS NIKKOR Z 100-400mm f4.5-5.6 VR S Nikon カメラ・写真

Nikon Z9+NIKKOR Z 100-400mmをアルカスイス互換プレートに取り付ける

はじめに

Nikon Z9に2倍テレコンと100−400mmを付けた状態で三脚に載せようとすると、レンズの三脚座を使用した場合にZ9が重すぎて雲台のバランスが悪くなってしまうという状態になっていたんですが、その問題を解決するためにAmazonのブラックフライデーでINPONの200mmレンズプレートを購入しました。

しかし、Z9を固定するとレンズの三脚座がしっかりと固定する手立てが無いという状態で、少し頓挫していました。

Z6IIなんかのボディだと、レンズの三脚座と本体をくの字のようなパーツで固定するものもあったりしますが、Z9じゃそもそもな話になっちゃうんですよね・・・

 

解決策は力業

とりあえず、Z9本体を固定するとレンズの三脚座とアルカスイスプレートの間に隙間が出来るのでどうしようという部分もあったんですが、そこは今付けているF-FOTOのレンズプレートを噛ませれば丁度いい高さになる事に気付きました。

一応取り付けが出来るようなネジを探してみたんですが、思ったようなネジが無かったので力業で解決することにしました。

という事で、注文していた長めの1/4インチネジが土曜に届きました。

Nikon Z9+望遠レンズ用のアルカスイスプレートの製作
INPON 200mmアルカスイス互換レンズプレートをNikon Z9と望遠レンズで使えるようにする

2本セットで結構お買い得。

 

つける部分を横から見るとこんな感じ。

Nikon Z9+望遠レンズ用のアルカスイスプレートの製作
INPON 200mmアルカスイス互換レンズプレートをNikon Z9と望遠レンズで使えるようにする

INPON→F-FOTOを通過してNIKKOR Z 100-400mmの三脚座で固定するわけですが、購入したネジでそのまま取り付けようとすると、F-FOTOのレンズプレート部分に接触するネジ山が邪魔になるわけです。

ネジの着脱部位置では使えますが、それ以外の位置だと途中のネジ山が邪魔になって結局取り付けできません。

本当なら中間位置もスルーになっていて先端だけがネジになっているものがあればよかったんですが、上でも書いたように適当な長さのものが全く見あたらなかったんです(;´д`)

という事は・・・もうお分かりですね・・・(´・ω・`)

 

ダイヤモンドヤスリでただひたすらにネジ山を削る

なければ作ればいいじゃないって感じでガリガリと削って行ってたんですが、まー手強い。

本の気持ち程度でも凸が残っていたら着脱位置から移動できないので、地味にしっかりと円出ししないといけなかったりします。

Nikon Z9+望遠レンズ用のアルカスイスプレートの製作
INPON 200mmアルカスイス互換レンズプレートをNikon Z9と望遠レンズで使えるようにする

とりあえず1本は何とか作ったんですが、ぶっちゃけ1本でお腹いっぱいすぎて禿げそうです(´・ω・`)

本当は2本とも加工して土曜のうちに記事にしようと思ったんですが、1本で本当にげんなりしました。

相変わらず百均のダイヤモンドヤスリは削れなくなるのがはえぇですわ。

 

実際にアルカスイスプレートからレンズの三脚座にネジが固定できるようになりました。

滑り止めのゴムの微妙な高さが邪魔だったので、フラットになるように削り取っています。

Nikon Z9+望遠レンズ用のアルカスイスプレートの製作
INPON 200mmアルカスイス互換レンズプレートをNikon Z9と望遠レンズで使えるようにする

頑張ったと言ってもまだ1本残っているんですけどね(´・ω・`)

 

ちなみに、ネジ山があるとこんな感じ。

ここがネジの着脱口なので入っていますが、このままだと手前側にネジを移動させることが出来ないわけです。

ぶっちゃけネジ1本とZ9で止まってれば・・・って気もあるんですが、安いものでもないのでもう一本も頑張るしかないんですよ。

Nikon Z9+望遠レンズ用のアルカスイスプレートの製作
INPON 200mmアルカスイス互換レンズプレートをNikon Z9と望遠レンズで使えるようにする

因みに上でも書いた通り、ねじ山を削ってから普通にロングプレートにネジを取り付けて、前後もちゃんと動くから大丈夫だと思っても、少しでもネジ山の凸が残ってるとネジを締めたり緩めたりといった回転が効かなかったりするので、何度も付けて外してをする事になりました。

ネジの加工が終わったら面倒だからこのプレートに三脚座を固定してしまってプレート運用を前提にした方がいいかもしれないですね。

 

頑張って2本目も削りました

というわけで、日曜日。

げんなりしながら2本目も削りました。

Nikon Z9+望遠レンズ用のアルカスイスプレートの製作
INPON 200mmアルカスイス互換レンズプレートをNikon Z9と望遠レンズで使えるようにする

やっといて何ですが、もう2度とやりたくねぇです。

 

そんなこんなで下駄を履いた状態でもネジ頭が出て固定できるようになりました。

Nikon Z9+望遠レンズ用のアルカスイスプレートの製作
INPON 200mmアルカスイス互換レンズプレートをNikon Z9と望遠レンズで使えるようにする

削り終わったと思ってからも、ネジ山が下駄から完全に出ていなくて再調整で削る・・・という事も何度もやったので、マジでお腹いっぱいです。

 

そんなこんなで、NIKKOR Z 100-400mmの三脚座をロングプレートに固定するとこんな感じになります。

Nikon Z9+望遠レンズ用のアルカスイスプレートの製作
INPON 200mmアルカスイス互換レンズプレートをNikon Z9と望遠レンズで使えるようにする

フロントを動かすのは面倒なので、テレコンなどで長さが変わる分はボディ側のネジ位置を変えることで対応する事にします。

なので、このままZ9本体とレンズを後ハメで、Z9をねじ止めすれば準備OK。

 

疲れたけどやってよかった

結局、土日の2日を費やしてネジをひたすら削るだけの作業で休みが終わりましたが、NIKKO Z 100-400mmに2倍テレコン、Z9というヘビーなシステムがロングプレートにきちんと固定できるようになったので、安心して使えるようになりました。

Nikon Z9+望遠レンズ用のアルカスイスプレートの製作
INPON 200mmアルカスイス互換レンズプレートをNikon Z9と望遠レンズで使えるようにする

レンズのベースプレートだけではかなり不安定な状態というか、完全に本体側がバランスヘビーだったのに対して、この状態だとテレコンとレンズの接続部分辺りを雲台のアルカスイスクランプに持って行けばいい感じでバランスが取れるようになっています。

試しにUlanzi TT09 Video Goに載せてみましたが、問題なく使えるようになっていました。

これで望遠セットが必要な場面でもZ9を持ち出して使えますね。

・・・まぁいつ三脚に載せて使うのかは分かりませんけどね(;´Д`A

 

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tomo

■兵庫県在住 ■デジタル・フィルム問わず、カメラを持って街中をウロウロして撮影した写真を公開しています。時々カメラ以外の記事も公開中。 コメントなどありましたらお気軽にどうぞ。 当サイトはアフィリエイト広告で収益を得ています。 アフィリエイトやサイトの詳細はプロフィールページでご確認いただけます プライバシーポリシー・免責事項 プライバシーと Cookie の設定 お問い合わせはこちら

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