普段結構便利ズームとして使用することの多いタムロンの25-200mmですがファームウェアアップデートVer.3によってまさかの超絶進化を遂げました!!
ファームウェアアップデート前のレンズの情報は上の記事を見ていただければと思うんですが、今までもワイド端の25mmでは最大撮影倍率1:1.9というハーフマクロ以上の撮影が行えていました。

ただ、このハーフマクロなのは広角端だけだったので、使い勝手という面では上の写真のようにレンズ自体の影が大きく入ってしまうとか、被写体に寄って背景を大きく映すような使い方しかできませんでした。
なので、いくら寄れるんですよと言われても実用面では微妙な部分もあったんですよね・・・・
CanonのEOS R10用の便利ズームを購入する時にタムロンの18-300mmではなくシグマの16-300mmを購入したのもクロップ率の高いキヤノン用だから16mmスタートでというのもありましたが、シグマは70mm時がハーフマクロで使い勝手がいいからというのも要因の一つでした。
そんな広角端しかハーフマクロにならないというのがもう自分の中では定説だったんですが、今日のアップデートで配信されたVer.3のファームウェアではまさかの超絶進化を遂げる事になりました。
内容としては「25-70mmの最大撮影倍率がハーフマクロ以上に向上」というもの。
ハーフマクロ以上ってなんやねん?って感じですが、ワイド端の1:1.9だけではなく、焦点距離が35mm-50mmでは最大撮影倍率が1:1.7とハーフマクロを超える撮影可能な領域が増えたのでその距離ではハーフマクロ以上ということなんだと思います。
とりあえず49mmで最短まで近づいて撮影した写真がこちら。

背面液晶に現在の焦点距離が出てくれたら合わせやすいんですけど、実際に撮る時には感覚なのでまぁ細かい事を言っても仕方がないかなぁ・・・
こっちが焦点距離68mm時。

まぁこんな感じで斜め上から思いっきり寄ってしまったら陰になってしまったりするわけですが、利点としては今まで以上に寄れるようになったというのが大きいかなぁと。
具体的に言えばコイツ1本で植物園に撮影に行って、広角〜望遠をカバーできる上に使い勝手のいい範囲でハーフマクロ撮影ができるという事。
なので、今まで以上に万能なレンズになりました。
しかし、今までレンズのファームウェアアップデートで最大撮影倍率が上がるなんてなかった気がするので、そんなことが出来るんだって感心しました。
実際には駆動するレンズ群の範囲を調整とかで出来るんだとは思うんですが、場合によっては解像感の劣化とかってリスクにも繋がるはずなのでかなり細かい調整をやったんだろうなぁ・・・・
なんかここまで万能になっても値段はそのまま12万弱なので、めっちゃお買い得なんじゃなかろうかなんて思うと共に、思い切って28-200mmから乗り換えておいてよかったなぁと思いました。
追記:早速α1 IIにタムロン 25-200mm F/2.8-5.6 Di III VXD G2 V3を付けて持ち出しました。

大体の人が一度は見たことがあるであろう道路脇に咲いている小さな花を撮ったものをノートリミングで。
焦点距離は50mmなので最大撮影倍率が1:1.7のハーフマクロ以上になっているはず。
微風でちょっと揺れちゃってますが、ここまで大きく撮れるのはなかなか美味しいです。
めっちゃ寄れるし。

どこにでもありそうなランタナなんかもこんな感じまで寄れます。
等倍マクロほどのインパクトはないけど、絞って撮ってから高画素機でトリミングすれば十分なんじゃないかなぁという気がします。
小さい花がいっぱい咲くヒメジョオンもこんなサイズまで寄れるので、本当に激烈進化したなぁという感じ。

ちなみにいつものような感じで雑にトリミングと明るさ調整だけをするだけでも十分になります。

本当にちょっと絞って撮るとか、トリミングしてシャープネスを上げるとかすれば普通にSNSにあげても十分な感じですね。
近接寄りが強化されたことでテレ側が弱くなっているかといえばそんな事もないです。
テレ端の200mmで民家の洗濯機の上に乗っていた猫を撮影してトリミングしてみましたが、従来通りの写りという感じで劣化とかは感じませんでした。

ここまで行けるなら植物園なんかに行くのも等倍マクロでキッチリと撮りたいって感じでなければこのレンズ1本で十分にカバーできるんじゃないかなぁという感じがしました。
めっちゃ望遠とかが必要なければ、旅行にはこのタムロン 25-200mmとFE 16mm F1.8 GとかFE 12-24mm F4 Gのどちらかを持っていけば余程のイレギュラーじゃなければ困らないという感じになったんじゃないかなぁと思います。


