ニコンのDXレンズのフードは別売です
NIKKOR Z DX 16-50mmといえば、ニコンのDX機のキットレンズになっていますが、レンズフードが別売になっています。
ていうか、フードが特殊な形状になっているNIKKOR Z DX 24mm f/1.7以外、NIKKOR Z DXシリーズのレンズは全てレンズフードが別売になっています。
それはいいんですが、純正のレンズフードは地味に値段が高かったりするわけです。
自分はニコンに限らず、結構純正以外のレンズフードを買って使っています。
見た目とかサイズとか理由は色々ありますが、別に純正じゃないと困るって事でもないですしね。
という事で、今回はNIKKOR Z DX 16-50mm用とAI-s 35-70mm用の2つのレンズフードを購入しました。
HN-40互換メタルフード
純正のやつはHN-40という樹脂製のフードになっていて、希望小売価格が¥2,805となっています。
量販店価格で¥2,100ですが、ぱっと見高いなぁって思っちゃうんですよね。
広角側に合わせるしかないのでかなり短いフードになるわけですが、そういう部分もあって割高に感じるのかもしれませんが、同じ樹脂製のJJCさんから出ているものだと¥1,000くらいなので余計にそう感じるのかもしれません。
精度的なもので細かい違いはあるのかもしれませんが、正直互換フードを使ったからといってデメリットにはならないので、安いのでいいのかなと(;´Д`)
自分が購入したのはメタルフード
今回自分が購入したのはゼロポートジャパンが販売しているもので、HN-40の互換の金属製になります。
恐らくですが、F-FOTOで販売されているものとゼロポートジャパンで販売されているものは同じフードだと思います。
価格としては量販店価格で¥1,860なので、JJCの樹脂製よりも純正に近い価格なので、価格差だけを考えるとわざわざ他社製のものを購入する必要はないと思われるかもしれませんが、このフードを選ぶのにはちゃんとしたメリットがあります。
それは、フード内にフィルターが取り付けられる事。
実際につけるとこんな感じ。
たかだかフィルター1枚分ですけど、それだけでも地味に大きな差に感じることもあるので、少しでもカメラの厚みを減らしたい方にはおススメです。
厚みとしては樹脂製のものとかわらないんじゃないかな
金属製フードをよく使うのは、万が一の落下の時には変形してダメージを吸収してくれるかなというのもあったりします。
まぁ樹脂製のやつでも割れて守ってくれたりするんでしょうが、もう気分的なもんですね。
広角系は深さのないフードになるなので、樹脂製だと割れてダメージを吸収しようにもしきれない場面もありそうな気がするんですよね・・・
まぁ明確なソースがあるわけではないので気のせいかもしれませんが。
水族館や窓ガラスにレンズをくっつけて撮影する時なんかだと、ガラス側の傷防止の為に樹脂製の方がいいとは思うので、どういった場所で撮影することが多いかというので選んでもいいかもしれませんね。
自分は携帯性重視なので、フィルター1枚分でも薄くしたかったというのがあります(´・ω・`)
52mm ワイドメタルレンズフード
AI Zoom Nikkor 35-70mm f/3.3-4.5sのほうは純正ではHN-2という28mm用の広角レンズフードが対応品となっています。
35-70mmですが、マクロで寄る形になるので35mm用のものよりも広角なフードでないとダメって事なんでしょうね。
最初は中古でHN-2を探してみようかとも思ったんですが、面倒くさいのでいつものレンズフードにしました。
これも上のHN-40互換と同じでフード内にフィルターが取り付けられるので、地味に重宝するんですよね・・・安いし。
取り付けて真横から撮ってみると、フィルターの文字がうっすらと見えますね。
まとめ
どちらも広角側主体のフードになるので、効果のほどは正直どれだけあるのかわかりませんが、フードなしだと無駄に被写体に寄りすぎた時に接触したりとか、キャップを付けようとしたときにフィルターに触っちゃったりって事があったりする(フードが無いから見もせずに感覚でキャップを付けようとしたりする)ので、自分としてはフードがある方が落ち着くんですよね(;´Д`)
フードとフィルターはある種の安心材料だと思ってるので、なくても困らないけど、あると万が一を防いでくれるし、フードはドレスアップの一面もあったりするので、純正以外の選択肢も探してみられてはいかがでしょうか?
そんな感じでサードパーティー製のフードを購入したという記事でした。