4月10日に天王寺動物園で行われたZ5と24-200mmをメインとした撮影会に行ってきたのでその時の写真をアップしようかと思います。
当ブログでもLUMIX S1からNikon Z5にカメラを買い替えた記事がよく閲覧されていたりするので、動物園なんかで使ってみたらどうなのか、をご覧いただければと思います。
ミラーレスをNIKON Z5に買い換えました。
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なんて大風呂敷を広げたものの、人は多いわめっちゃくちゃに暑い日だったわ、前日の疲れもあるわであんまり頭が回ってません(´・ω・`)
なので少し暖かい目で見ていただければ・・・嬉しい・・・デス。
撮影時のカメラ状態
・全てAモードで撮影
・AFはシングルポイントAFかワイドエリアAF(S)で撮影しています。
・ISOは200をベースにしていますが、明るい所では100にしたり暗い所では上げるなどの操作をその都度行ってます。
・ホワイトバランスは自然光オート
・露出補正をガンガン使って小まめに+-をしてます。
・輝度差が大きくなりがちなので、アクティブD-ライティングを使うと楽かも。
●途中で知った情報
・ピクチャーコントロールはスタンダードで途中からソンバーに変えてます(白っぽくなるのが引き締まった感じになる)
・ガラス越しなので使用するピクチャーコントロールの所で↓を押してクイックシャープネスを掛けるとガラスの白靄が少しマシになる
※動物認識はZ9以外は犬猫くらいでAFが合わない可能性がある事と、被写体を自分で決めたいのでオートエリアAFは使いません。
Z5で撮った写真
初っ端から明暗差の塊のような状況だったので、露出補正を+1.3してます。
ハイエナの所で水浴びをしていた雀。
連写してみたけど高速連写でも秒間約4.5コマなので、水浴びしてキャッキャしてるタイミングで撮るのはなかなか難しいですね。
この辺りを主にするならZ6IIを選ぶべきかもしれません。
百獣の王の威厳の欠片も無い子の姿よ・・・
本当に暑すぎて動物たちも温度変化についていけてないのかやる気なしモードが多かったです。
岩肌と生え変わろうとしている毛の感じが良く似てたのでモノクロームで一体感を出してみました。
200mmだとちょっと遠い感じだったので撮影センサーサイズをDXに切り替えてAPS-Cモードで撮影。
ZfcやZ50で24-200mmの200mmで撮影するとこんな感じになります。
柵がある所ではエリアAFなんかを使うと柵にピントを合わせに行くので、シングルかピンポイントで。
それでも柵に行っちゃう場合はレンズのピントリングを回して奥の方にシフトさせれば動物の方を狙いに行きます。
Z9は色々な動物がAF対象になってるようなのでそのままでもピントが行くのかもしれませんが他のZ系・・・というか他社のカメラでもAF任せでは行かない事が多いので、そこら辺は撮る側がサポートしてあげないといけませんね。
実はこれ1回りほどRAW現像時に切り出しをしてます。
動体撮影に慣れてる人だと問題ないのかもしれませんけど、普段動体撮影なんかしない自分のような人が挙動が予測できない動物をフレームいっぱいに撮影しようとすると確実に失敗しちゃうので、少し余白があるくらいのサイズで狙う方が安定して撮れるんですよね。
因みにこの時は連写で撮ってますが結構右下の方に写ってました。
動画と違って静止画ですし、SNSやブログがメインの写真であれば後から必要部分だけを切り出す方がいいんじゃないかと。
そんな軟弱な考えはダメだって意見もあるかもしれませんが、楽しんでカメラをやる分には別にいいんじゃないかなぁと思ってます。
ここから暫くは撮影会に帯同されていたニコンさんにNIKKOR Z 28-75mm F2.8をお借りして撮影しています。
付けた感じ24-200mmと誤差範囲の差だったので、28-75mmを買えば24-200mmと使用感は同じ焦点距離だけが違うって感じになると思います。
何故にわざわざクロップ撮影してるのかというと、FXに戻し忘れてただけ・・・orz
やたらとガン飛ばされてたのは戻し忘れを伝えたかったからなんでしょうか。
リアルポケモンの叫び
後ろの草とかのボケがちょっとブレた感じというか効果線のようになっていて、雄叫びで空気の振動を表現してるような感じになってて面白いかなと。
何で急に威嚇気味に鳴き始めたのかは分からないんですけどね(´・ω・`)
大人気のシロクマ。
空いてるタイミングで行かないと、子供連れの親が離れてくれません。
えぇ、子供より親が離れてくれません。子供が飽きて全く見てなくて遊んでても離れてくれません。
まぁいいんですけど。
っていう事で、なんか色々なおもちゃを持って遊んでました。
マイブームは緑のコーンを浮かせてそこに頭を合体させてそのまま前に進む遊びのようです。
この時は夢中になり過ぎたのか、ブロックの斜めの部分に思いっきりぶつかって方向を逸らされてます。
この後頭を出した時には痛ぇって感じでしたw
折角なので普段使いのシチュエーションも考慮して花も撮ってみました。
75mmでも最短撮影距離は39cm、28mmだと19cmなので、24-200よりも通常の撮影だと使い勝手はいいと思います。
クロップ撮影になってるけどボケもそんなに変な感じでもないし、24-70mm f2.8 Sとの価格差が倍なのを考えたら十分に魅力的なレンズだと思います。軽いし。
しかし、28-75を買ったらまたTAP-in-Consoleを使う機会が先になっちゃうけど・・・
ここから再び24-200mmに戻してレッサーパンダを狙いに行きました。
しかし、暑さでレッサーパンダの動きは緩慢だけど直ぐにバックヤードの方に向かってしまうのでなかなか撮影出来ないんですよね・・・
動物園じゃないけどオマケ
昨日の夜は結構綺麗な感じで月が出ていたので、100-400mmを使って撮影しました。
APS-Cで400mm(換算600mm)の撮影でもこんなもんです。
ただ、マイクロフォーサーズの時と違ってセンサーサイズが大きいのもあってトリミングした時の解像感はやっぱり段違いですね。
等倍切り出しで929x619pxですが、かなりハッキリ写ってます。
これでx2テレコンを付けてクロップして1200mm相当の撮影とか出来たらと思うとめっちゃワクワクします。
・・・ま、買えるだけの余力が全く無いんですけどね。
まとめ
Z5は立ち位置が中途半端とか書かれる事も多いんですけど、現状のフルサイズエントリー機としては最強じゃないかなぁ・・・ボディ内手ブレ補正もあるし、ファインダーも見易いし、マウントアダプターで大概のレンズが使えるし。
カメラ任せにするだけじゃなくてちゃんとサポートしてやれば大体はいけます。
なので、実売価格から考えると価格以上に楽しめるし活躍してくれるカメラだと思います。
(完全にマウント変更&揃っていたマイクロフォーサーズを全て手放してまでZの環境がぽこぽこ増えていく様を見て下さっている方にはなんとなくわかっていただけるかもしれませんが)
そしてNIKKOR Z 24-200mmも性能から考えたらかなりリーズナブルなんじゃないかと思えるくらいに写りますし、クロップも考慮すればフルサイズ換算で300mmまではカバーできるので本当に万能だなと使うたびに感心します。
唯一の難点は最短撮影距離が50cmと全く寄れない事なので、その点を他の何かでカバーできるのであれば全ての方にお勧めできるレンズだと言い切ってもいいかもしれません。(個人的には使い勝手のいい28mm/f2.8がオススメ)
キヤノンのレンズラインナップは本体性能を活かして暗いけどリーズナブルって魅力的なのが多いけど、ニコンはどちらかというと普通に使うユーザーにとってはどれを買ってもハズレの無い安心感があります。
価格が高いってのはあるけど、もうどこも差がないくらいに高価になってるしね。
そんなわけでZ5と主に24-200mmでの撮影でした。