ま、人それぞれ！
と言ってしまえば元も子もないんですが、そういった事についてちょっと書いてみようかと思います。
自分なりの価値観
写真を撮る答えはその人ごとに違うと思うので、別にどんなことをやったから間違いって事はないわけです。
自分の場合は自分が見たものを残したいというのが大きいですね。
以前からそうだったんですが、歳をとって行くにしたがって変わっていく街や景色を残しておきたいなと余計に思うようになってきました。
自分は人間の目ほど優れたカメラはないと思っているんですよね。
でも、あくまで残せるのは記憶だけなので、カメラはその見たものを物理的に保存しておくための道具として捉えています。
ド逆光だったらどうにもなりませんけど、明暗の激しい物を見る時や、白飛び、黒潰れしそうな場面でも人間の目ってかなりしっかりと見る事が出来てるんですよね。
でもカメラだとRAW現像なりで補正してやらないとなかなか再現できなかったりしますしね。
たまにここでも書くんですが、自分が進んで加工してギラギラした写真を作りたいとは思いませんし、逆に違和感を凄く感じたりもします。
このあたりはあくまでも「自分の目」を基準にしてるからだと思います。
別に他人から評価される事だけに主体を置く事を悪い事だとは思ってませんけど、写真でも人生でも、人の評価ばかり気にしてると生きづらいし、息苦しくて仕方ないので何かしらのポリシーを持って楽しめる方がいいんじゃないかと思います。
加工はほどほどに・・・
上で「基本的に派手な加工はしない」的な事を書いてますが、全くしないわけじゃないですし、加工ばっかしてんじゃねーよとか思ったりもしてません。
ただ、「映える」写真でないといい写真じゃないような風潮になってしまったので、バリバリに加工した写真が増えたので、そっちの方が当たり前みたいになっちゃってるところはあると思うんですが、写真で見た場所に実際に行ってみてガッカリとか嫌じゃないですか？
どうしても現実色よりもイメージ色の方がいい場合（月の色花の色とか）もあるので、そこは自分なりに適宜判断して行ってはいるんですが、あまりにも現実離れしちゃってる場合はカラープロファイル名を書くとか、「加工してます」とか「かなり弄ってます」と書くようにしてます。
自分の写真を見て実際にその場所に行ってみたいなんて思うような方が居るとも思えないんですが、そう書いておいた方が「こんなに鮮やかじゃないんだろうな」とか「もっと地味なんだろうな」という想像が働くかなと思うんですよね。
・・・まぁ別にどうでもいい事なのかもしれませんね。
日常の大切さ
観光スポットや映えスポットなんかの滅多にいけない場所で写真を撮るのも楽しいですし大切だと思いますが、自分の場合は普段何気なく見ているような景色や場所が変わってしまってからジワジワ来たりすることが多かったので、なるべく気に入った場所や普段の景色なんかを撮ってたりします。
正直、写真としては全然「パッとしない」のでアップしたりなんかはしませんけど、別に他人に見せたり作品として残したりするものだけが写真ではないので、個人個人の楽しみ方でいいと思うんですよ。
大切なのは楽しむ事なんですから。
そんな日常の一部
本当は気軽に人に声を掛けて写真を撮ってとかしたいんですが、なかなか厳しい世の中なので花とかを撮る事が多いです。
何の気なく流して通り過ぎてるような花でもちょっと立ち止まって見てみると、色々と思う事があったりするので気分転換にもなりますしね。
コロナで暫く帰ってないけど、そろそろ実家の写真とかも撮っておかないとなぁなんて思ったりもしてます。
