今までいろいろなカメラやレンズを買っては手放してきたわけですが、まぁ下取りに出して買い替えてるので「残しておけばよかった」というのはあまりなかったりするんですが、それでも金銭的に余裕があったら残しておきたかったものやまた買い直したいものもあったりします。
理想だけならやまのようにあるけど
例えばライカM4やズミクロン2代目、アポ・ズミクロン50mm f2なんかもとてもいい物でしたが、ライカ系はもう現実的な価格ではないですし、フィルム自体もかなり高価になってしまってるし、今後も値上げの可能性を考慮したら確実にデジタルで行く方が安上がりになるんですよね・・・
で、実用面や価格的な事なども含めた上でもう一度買い直したい1台を挙げるとしたら、OM Systemの『PEN E-P7』を選ぶかなと思いました。
何気にいい機種なんです
スナップメインならGR IIIも捨て難い部分はあるんですが、やはりAFがちょっと迷い気味な時があるので、手軽に持ち出せて丁度いい感じの塩梅になるのがこのPEN E-P7でした。
特にこのM.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8との組み合わせはスナップしやすい焦点距離で秀逸でした。
何よりカラープロファイルが豊富な事や、自分でプロファイルを弄り易い事、ボディ内手ブレ補正が4.5段、マイクロフォーサーズては当時の上位機種と同じ2000万画素など、十分なスペックだったんです。
あと、何気にアートフィルターのドラマティックトーンなんかを使ったりすると、マイクロフォーサーズだけど暗所でもかなり綺麗に撮れるので結構重宝するんですよね。
当時併用していたLUMIX G100では夜の撮影はほぼ無理だったけど、E-P7ならなんとかいける感じだったのでE-P7をメインで使う事が多かったです。
新機種が出る・・・気がしない
OM-1やGH6でマイクロフォーサーズのセンサーが一新されたわけですが、下位機種に採用されるのはまだ先でしょうし、そもそもコスト的に合うのかどうかという問題があります。
なので、下位機種にもこのセンサーが降りてくるのはもう少し時間が掛かると思いますし、PENシリーズの本体で10万越えになるとPEN-Fのようにマニアにはいいけど一般にはウケないだろうと思うので、新機種が出る可能性は低いんじゃないかなと思うんですよね・・・
なので、E-P7の価格が中古で下がってくるのも難しいのかもしれませんが、何年か経って余裕が出来たらEP-7と17mm f1.8かパナの14mm f2.5辺りで気軽なお散歩カメラにするのもいいかなぁなんて思ったりもしてます。
ま、その頃にはニコンのZ DX 24mm f2.8が出てE-P7じゃなくてもいいかなって思ってるかもしれませんけどね。