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iPhone OLYMPUS

自分的にスマホよりもコンデジの方が便利だと思った話

はじめに

今日は一日中雨予報になったのと、朝から結構降っていたのでTG-6を持ち出したんですが、まさかのバッテリー切れでした(;´Д`)

そういえば胸を負傷してメインカメラとして使っていた時に赤ゲージになってたのにそのまま放置していたのを今更思い出しました(;´Д`)

OLYMPUS TG-6

なので、道すがらiPhone11Proで写真を撮影していたんですが、傘を差しながらだとめっちゃ使いづらい!

ただ撮るだけなら全然構わないんですが、片手は傘で確実に埋まるので、片手で被写体に向けてスマホを構えたまま露出補正やシャッターを押そうと思ったら無理があるんですよ。

両手にしようと傘を首にかける感じにすると、手を上の方に上げられないので難儀だなぁと・・・(;´Д`)

その時改めてコンデジにしてもデジイチにしても、片手でサッと撮れるカメラは便利だなと思ったわけです。

という事で、どういった部分がデジカメの方が楽なのかを書いてみようかなと思います。

 

iPhone11 ProとOLYMPUS Tough TG-6のカメラ部の違い

手持ちのスマホとコンデジでの比較という事でちょっと古いものでの比較になっていますが、簡単に表にしてみました。

iPhone11 ProOLYMPUS Tough TG-6
センサーサイズ正式な記載なし1/2.33インチ
画素数1200万画素1200万画素
アスペクト比4:3(4:3、1:1、16:9に設定可能)4:3(4:3、16:9、3:2、1:1、3:4に設定可能)
焦点距離メイン:26mm相当
超広角:13mm相当
望遠:52mm相当
4.5mm~18.0mm(フルサイズ換算25mm~100mm)
開放F値メイン:f/1.8
超広角:f/2.4
望遠:f/2.0
W2.0~T4.9
光学ズーム倍率0.5倍、1倍、2倍4倍
撮影範囲10cm~∞
スーパーマクロ:f5.4まで10cm~30cm、f5.4以上1cm~30cm
顕微鏡モード:1cm~30cm
手ぶれ補正デュアル光学式手ぶれ補正2.5段
自撮りではないので、iPhone11 Proのインカメラは省略しています。

iPhone11Proのセンサーサイズに関しては正確に記載がないんですが、メインが1/2.5インチ、望遠と超広角が1/3.6型辺りのようです。

現行のiPhone15の場合はメインが1/1.5インチ、15Proでは1/1.3インチの4800万画素となっていますが、その他は1200万画素になっています。

現行のTough TG-7はTG-6と大差ないので、ほぼ同じと考えてもいいのかもしれません。

 

センサーサイズについてのおさらい

センサーサイズに関しての細かい事は以前に記事にしているのでそちらをご覧いただければと思うんですが、基本的にセンサーサイズが大きくなるほど画質が良くなると言われています。

Nikon Z5+NIKKOR Z 28mm f/2.8 Special Edition
スマホからデジカメへステップアップしたい人へ

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以前も使用した簡単なセンサーサイズの比較画像ですが、一番小さいピンクのやつがTG-6のセンサーサイズだと同程度。

iPhone11 Proのメインカメラが1/2.5インチなので、それよりも小さくなります。

1/3.6だと更に小さくなるのわけです。

一方、iPhone15は1/1.5インチなので、1/1.7よりも少し大きく、iPhone15 Proは1インチよりも少し小さいという感じになります。

センサーサイズが大きい方がいいというのは、1/2.3インチとフルサイズを同じ1200万画素(1200に分割)にした場合、1画素あたりのサイズがフルサイズの方が大きくなるので、取り込める光の量が多くなるわけです。

ここはサクッと言ってしまいたいので細かい事は端折りますが、iPhone15くらいのセンサーサイズだと十分に綺麗かなとは思います。

因みに高級コンデジで人気のあるGR IIIはコンパクトボディにAPS-Cサイズのセンサーを搭載なので、写りも良くて人気な理由が分かるかと思います。

 

扱いやすさは圧倒的にデジカメの方がいい

スマホの方がいつも持ち歩くし、アプリを起動するだけで手軽に使えるという利点はありますが、操作性という面ではやはりデジカメには勝てないと思います。

ここでは何がどう違うのかっていう事を説明していきます。

 

スマホの操作は全てが面な事

iPhone11 Proのカメラアプリの画面です。

見慣れた人には何の変哲も違和感もないとは思いますが、根本的に寮出て使うのが前提になっています。

iPhone11 Proのカメラアプリの撮影画面

スマホリングなんかを絶妙な位置に付けておけば片手でシャッターを押す事は可能でしょうが、冒頭でも書きましたが、フォーカス位置を上の方に配置して、なおかつ明るさを補正しようと思ったら片手じゃほぼ不可能なわけです。

買い物をして荷物を多めに持っている時に、片手で持ったスマホで写真を撮ろうとして苦労した方も多いのではないかと思いますが、要はそういう事です。

絶望的に片手運用に向いていないという事なんです。

スマホに付けるカメラ型のグリップなんかもありますが、そういったものを使っても、基本的には設定は全て画面で行う必要がありますから、シャッターを押すのは楽になっても他は変わらないかと・・・(;´Д`)

 

基本的にオートなので細かい設定が出来ない

スマホの場合は原則的に誰でも使えるようにという事で設定がかなり簡素化されています。

その為、標準のカメラアプリではISO感度の固定やF値の設定、ホワイトバランスの手動設定などが省かれています。

デジカメで言えばすべてがカメラ任せのPモード(プログラムオート)と同様です。

最近はスマホのホワイトバランスも良くはなっていますが、素直に撮る時にはいいんですが、ホワイトバランスを変えたい時などにはどうにもならないので、撮影した写真を後から加工というのが基本になってきます。

カメラアプリによっては細かい設定が出来るものもあるのかもしれませんが・・・

 

デジカメだと片手運用が可能

コンデジに限らず、デジタル一眼なんかでもAFレンズを付けておけば右手だけでの操作が可能になります。

機種によっては写真の削除とかメニューボタンが片手だと押しにくいって機種もあったりはしますが、基本的な撮影を行うだけなら全て右手だけで完結する事が出来ます。

今回の比較対象にしているTG-6の基本操作を説明します。

OLYMPUS TG-6の上面
TG-6の上面操作部分

レバーでズーム操作、レバー中央の銀ボタンでシャッターが切れます。

右端のダイヤルでF値を設定したり、露出補正を行ったりできます。

 

本体背面は撮影モードダイヤルがあります。

右下には露出補正や連写、フラッシュなどを選択できる十字ボタンと、設定画面を表示できるOKボタンがあります。

OLYMPUS TG-6の背面
TG-6の背面ボタン類

TG-6等の防水カメラの場合は水中で使用する事も考慮して背面液晶がタッチパネルになっていないので、フォーカスエリアの設定はOKボタンの長押しになっています。

OKボタンを長押しして出てくるのが上の画面です。

十字キーで任意の場所を選択してOKを押せば、そこでピントが合うようになります。

 

撮影画面はこんな感じになっています。

右端の縦に並んでいるのがクイック設定が可能な項目が並んでいます。

OLYMPUS TG-6の撮影画面

絞り優先のAモードにしているので、上面のダイヤルでF値が設定できます。

 

OKボタンを1回押すと右端項目が設定できるようになるので、十字キーで選択後にOKを押せば設定が変わります。

OLYMPUS TG-6の簡易設定メニュー

背面液晶がタッチパネルに対応しているカメラであれば、スマホのように項目をタップすれば選択が出てきて設定出来たりはしますが、ここでは右手で完結できるという話なので・・・

とにかく、ほとんどのデジカメがこのように右手だけで完結できるので、左手が荷物で埋まっている状態でも問題なく撮影が出来るわけです。

特にコンパクトなカメラだと、チャッと撮って電源OFFという使い方が出来るので、圧倒的に楽なんですよ。

 

地味にアスペクト比の問題も・・・

先述の表でも書いているアスペクト比なんですが、デジカメの方は3:2が選択できるようになっています。

これは基本が4:3のアスペクト比になっているマイクロフォーサーズ機でも設定が可能。

4:3っていう比率は昔のブラウン管テレビなんかがそうで、コンデジなんかも大体が4:3になっていて、正方形に近い形になっています。

iPhone11 Proで撮った下の写真は4:3の縦アングルになります。

iPhone11 Proで撮影した八重桜
iPhone11 Proで撮影した写真

スマホで見るには全く違和感がないかもしれませんが、写真プリントには注意が必要です。

また、縦横の差が少ないので、自撮りとかポートレート撮影なんかにはいいのかもしれませんが、被写体の配置とバランスが難しいアスペクト比でもあります。

なんというか、4:3で撮るとどうも締まらないんですよね・・・(;´Д`)

 

一方のTG-6で撮影したアスペクト比3:2の写真。

フィルムカメラのフィルムのアスペクト比が3:2なので、写真としてみる時はこっちの方がしっくりきます。

OLYMPUS TG-6 まだまだ元気な早咲きの桜
Tough TG-6で撮影した写真

4:3の写真よりもかなりスッキリとした感じになるので、自分はコンデジでも3:2が設定できるのであれば3:2で撮影しています。

また、写真をプリントする時のLサイズというのはフィルム(3:2)からのプリントサイズを元にしているので、アスペクト比が3:2でないとかなりややこしい事になります。

アスペクト比4:3の写真もデジカメプリントは出来ますが、一般的だからとLサイズ(3:2)でプリントしてしまうと写真が大きくカットされたり、用紙内に小さく入ってしまう可能性があります。

今時なら4:3用のプリントも選択できるので、プリントを行う時にはちゃんと指定するようにしないといけません。

 

まとめ

ぶっちゃけ、スマホでもコンデジでもデジイチでも好きなもので好きなように撮ればいいんですけど、自分にとってはやっぱりスマホで撮るよりもカメラで撮る方が使いやすいし、撮り易いなと思ったわけです。

カメラにはカメラの、スマホにはスマホの良さがありますし、考え方は人それぞれだと思いますが、もしスマホしか触った事が無い方がいらっしゃれば、一度デジカメも触ってみてほしいなと思います。

 


 

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tomo

■兵庫県在住 ■デジタル・フィルム問わず、カメラを持って街中をウロウロして撮影した写真を公開しています。時々カメラ以外の記事も公開中。 コメントなどありましたらお気軽にどうぞ。 当サイトはアフィリエイト広告で収益を得ています。 アフィリエイトやサイトの詳細はプロフィールページでご確認いただけます プライバシーポリシー・免責事項 お問い合わせはこちら