はじめに
8月19日にネットで予約注文していたSONYの廉価版超望遠ズームレンズ「FE 100-400mm F5.6-8 OSS」が届きました。
昨日の18時以降で配送指定していたと思っていたら、指定したのは別のものだったのでガッツリ昼間に来て不在通知が入ってました(´・ω・`)
そういや朝のうちに夜間に変更かければいいやと思いながら仕事が忙しくて全然できてなかったんですよね・・・
たまたま1時間早く仕事を終えて帰ってきたらそんな状態だったので、速攻で再配達を依頼。
なんとか当日指定に間に合ったので、自分が帰る時に近くを配達していた配達員さんがすぐにもって来てくれました。
先に書いておきますが、今回の記事はファーストインプレッションなので、作例はありません。
なんせ天気が悪すぎるのと予定が噛み合わないので、実写は来週末以降かなぁ・・・
パッケージなど
FE 100-400mm F5.6-8 OSSという品名の通り、位置付け的にはGレンズでもありません。
なのでパッケージは普通のオレンジ箱。

思いの外大きいけど軽いデス。
で、中はこんな感じで右端に保証書とか取説とかが入っていて、不織布みたいなのに入ったレンズがダンボール製の梱包材で保持されています。

サステナブルとかエコとか言わんとすることはわかるんだけど、保護力を確保するために大型化しているのをみると、普通にクッションの方が良くね?とか思ってしまったりして・・・
FE 100-400mm F5.6-8 OSSのスペック
FE 100-400mm F5.6-8 OSSの基本的なスペックを同じ焦点距離で可変ズームのF4.5-5.6 GMと一緒に載せておきます。
| FE 100-400 F5.6-8 OSS | FE 100-400 F4.5-5.6 GM OSS | |
| レンズ構成 | 10群15枚 | 16群22枚 |
| 解放絞り | F5.6-8 | F4.5-5.6 |
| 最小絞り | F32-45 | F32-40 |
| 絞り羽根 | 9枚 | 9枚 |
| 最短撮影距離 | 1.13(W)ー0.86(T) | 0.98m |
| 最大撮影倍率 | 0.41倍 | 0.35倍 |
| フィルター径 | 67mm | 77mm |
| テレコンバーター | 対応 | 対応 |
| 外形寸法(最大径x長さ mm) | 78.2 x 164.5 | 93.9 x 205 |
| 重さ | 654 | 1395(三脚座別) |
| 付属品 | レンズフード | レンズフード、ソフトキャリングケース |
| 実売価格 | ¥125,730 | ¥327,690 |
という事で、重さはGMレンズの半分以下、価格は1/3強、テレ端だとGMレンズよりも寄れて最大撮影倍率も高いです。
難点はいうまでもなくF値が暗い事
なので、青天時なんかだったら全く問題ないと思いますが、小雨の降るような黒っぽく感じる曇天とか夕方以降の撮影になるとかなり無理が生じてくると思います。
とはいえ、他社の同等レンズでもそうなんですが、明るさが欲しいとはいえ1.3~1.4kgの望遠ズームレンズを持ち歩くのって結構しんどいんですよね・・・・
FE 100-400mm F5.6-8 OSSはどんな人に向いているのか
上のスペック表からでもわかるように万人向けではない感じのするレンズではあります。
ただ、ほぼ以下のような使い方しかしないという人なら全然問題ないんじゃないでしょうか。
- 基本的に日中にしか使用しない
- 軽いレンズがいい
- あまり高い金額を出せないというか出したくない(使用頻度等も考慮して)
- ちゃんと写れば大丈夫と思える人
- GMなんかを持った上で普段使い用の望遠ズームレンズが欲しい人
といった感じでしょうか。
ぶっちゃけ無印レンズですので、GMレンズのような抜け感や解像感を期待するのは酷だと思いますし、そういった部分を割り切って問題ないと思えるのであれば十分に選択肢になると思います。
まぁ2倍テレコンつけたらF16になる訳ですが、航空祭なんかだったらGMの方に付けてもF11だし、そこから少し絞ったりすると同じようなものになるので、晴天時という条件であればあんまり変わらないんじゃないかなぁって気はしてるんですよ。
まだ撮ってないのでわかりませんが、それ以上こだわるならGM買っとけって話なので。
F値の問題はあるにしても、この軽量さだったら望遠用として持ち歩いてもそこまで気にならないと思えるので、個人的には動物園とか日常的なものを撮りに行く時に使うレンズとしてはちょうどいいんじゃないかなぁと思います。
外観など
外観は白レンズではないので、なんとなく普通のレンズが間延びしたような感じになっています。

スイッチは全部で3つ。
上の写真にあるロックスイッチ、AFとフォーカスリミッター、MFが統合されたスイッチ、そして3つ目が手ぶれ補正OSSのON/OFFスイッチとなっています。

フードを外すとフロント側にピントリングとレンズのFnスイッチが出てきます。

フードの長さは縮長時の1/3近い長さがあります。
なんとなく比較対象がなかったのでアレですが、100mm時の長さはタムロン25-200mmの100mmの時とほぼ同じくらいの長さがあります。

でも200mmにするとFE 100-400mmの方が長くなります。

そして400mm時。

伸ばし切ると長いといえば長いんですが、倍の焦点距離でこの程度と考えると結構取り回しやすいサイズなんじゃないでしょうか。
カメラ装着時の状態
とりあえず手持ちのカメラに装着してみました。
先ずはα1 II。

全っ然軽いのでこの状態でも片手で撮れなくはないです。
流石に400mmに伸ばし切ると片手じゃ安定感が出ませんが、便利ズームが520~580g辺りだと考えれば標準ズームと大差ない重さなので、1日ぶら下げててもめっちゃ重いわ・・・って感覚にはならないんじゃないかなって気がします。
で、α7CRに装着したところ。

流石にコンパクトボディのα7CRに装着するとレンズが大きいなぁって感じますが、感覚的にはタムロン25-200mmを付けている時とそんなに変わらない感じなんですよね・・・・
400mmに伸ばしたとしても左手でレンズを保持しているのでそんなに長すぎるという感じもありませんし。
とりあえず、α7CRにつけた状態でテレ端で室内にある適当なものを撮ってみました。

積んであった組み終わったガンプラの箱。
絞り優先(Aモード)で開放のF8で、ISO感度は40000に跳ね上がってますがまぁまぁ・・・

もうちょっと薄暗い場所だと同条件でISOは51200まで上がりました。
流石に長辺900ピクセルにリサイズしてもノイジーさはごまかせない感じですね。
まぁ決して明るい照明というわけではないですし、決して暗所撮影に強いというわけではない高画素機のα7CRで常用ISO感度とされている部分を超えての感度でこれだけ写せているならまぁ十分なのかなぁという感じはしています。
さっさと外で撮影すればいいんでしょうけど、明日も朝から雨予報だし、来週も結構ずっと雨予報なので、暫くはレンズを眺めておくことにします(´・ω・`)
追加:テレコンを使用した時の写りなど
意外と雨が降らずに曇天で耐えていたので、ベランダから遠くの建物を撮影してみました。
全てα1 IIに装着してAモードで撮影したものを全く同じ数値で明るさなどを補正しています。
比較対象として2倍テレコンをつけたFE 70-200mm F2.8 GM OSS IIで撮ったもの。
同一条件となるFE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSSではありませんが、ある種鉄板レンズなので比較対象でいいかなと。

EXIFを見たら394mmになっていたので、ちょっとズームリングにあたっちゃっていた模様(´・ω・`)
2倍テレコンをつけると解放はF5.6になりますが、比較対象に合わせてF8で撮影しています。
で、こっちが今回の主役となるFE 100-400mm F5.6-8 OSSの写り。

とりあえず見た感じだとそこまでわからない感じかなぁ・・・
1.4倍テレコン装着

それなりの曇天だけどISO感度は320なので粗が目立つこともないかな。
で、2倍テレコン装着。

これでもISO感度は500なので、結構屋外だと実用的な感じがします。
ピント部分の等倍切り出し
上の画像からこのブログの画像サイズとなっている900x600ピクセルでピント部分を等倍切り出ししてみました。

一応これがベースです。
これがFE 100-400mm F5.6-8 OSSの絞り開放でのピント部分。

上の写真と比較してもあんまり差がないんじゃないかなぁと感じます。
この写りから考えられることは、100-200mmをメインに使うなら70-200mm F2.8 GM IIの方が写りとしては間違いないけど、2倍テレコンで結構画質が落ちている70-200mm GM IIと100-400mm F5.6-8の写りが同等と考えるのであれば、200mm以上の望遠側で撮る割合が多い撮影だったらこのFE 100-400mm F5.6-8 OSSで十分じゃね?って気がします。
100-400mm F5.6-8に1.4倍テレコンを装着

約560mmのF11ということなんですが、個人的にはこの辺りがリミットかなぁと購入前から考えていたライン。
流石に甘さが出ていますが、まだなんとかってレベルかな・・・
とりあえずRAW現像ソフトでシャープネスをかけてやれば全然行けると思います。
FE 100-400mm F5.6-8に2倍テレコンを装着した状態。

焦点距離が800mmでF値が開放でもF16という値になっています。
なんだかんだテレコン対応のレンズってシャープな写りが売りの解像感のあるレンズが多いので、2倍テレコンでもまだ実用的だよなぁなんて思っていたんですが、こうやってみるとかなりボヤッとしているのがわかると思います。
とはいえ、これは元画像から等倍切り出しをしたからわかることであって、全体像の2倍テレコン装着時をみてみるとめっちゃそこまで写りが悪いという感じでもないんですよね・・・
しかも画素数の多いα1 IIでの切り出しなので、3000万画素クラスだったらもう少し切り出す範囲が大きくなるはずなのでもう少しマシに見えるかもしれませんし。
変に大胆なトリミングをして小さなものを切り出すとかって事をしなければ、屋外用途であれば2倍テレコンを装着していても十分に実用的なんじゃないかなと思いました。
テレコンをつけても軽いしね。
まとめ
結構F値で敬遠されそうなレンズではあるんですが、屋外用途で多少F値が暗くても構わないとかって人には安くてめっちゃ使い勝手がいいレンズなんじゃないかなと思いました。
夕方くらいまでならそんなにISO感度が跳ね上がるようなこともないでしょうから、そこまで写真のノイズも気にしなくてもいいでしょうし、画質の劣化はあるけど2倍テレコンでも十分に実用的なレベルで撮影ができるので、作品作りというよりも実用性を重視する人に向いたレンズかなという気がします。
仮に後から写りを重視するGMレンズを買い足したとしても、「気軽に持ち出せる」というこのレンズの強みはGMレンズではカバーできないものなので、2本持っていても結構使い分けができるんじゃないかなと思います。
とりあえず、これだけ写ってくれれば自分の撮影スタイル的には十分なので、また今度どこかに行く時に持って行ってみようと思います。

