Android13ベースのMIUI14が搭載されていたXiaomi Pad 6ですが、本日から全数アップデートが開始され、Xiaomi HyperOSへのアップデートが開始されました。
という事で、早速自分のPad 6もHyperOSにアップデートしてみました。
Xiaomi HyperOSとは
XiaomiのCEOが「人を中心とした、人、車、ホームのための完全なエコロジーOS」というあんまりよくわからないものでしたが、IoT環境とデバイスに一貫性を持たせる事で(長いので割愛
ようはXiaomi製デバイスをシームレスに接続する事が可能になり、快適に生活できるようになるって事で、アプデ後にはMI Homeというアプリがインストールされているのでそこで管理するようです。
とはいえ、MIUIの時と同様にAndroid14ベースのレイヤーって感じなのは変わっていないので、今まで通りにGoogle Playなどのサービスはそのまま使用することができます。
Xiaomi HyperOSの特徴としては以下のような感じです。
・さまざまなハードウェアの性能を最適化し、効率的に最大のパフォーマンスを引き出す。
・システムファームウェアの占有率が大幅に減少、ストレージの読み込み速度の減退もほぼなし。
・タスクの平均時間14%削減
・クリティカルタスクの待機時間72時間削減
・割り込み遅延14%削減
・メッセージの遅延17%削減
・タスク切り替えの遅延16%を削減
UIグラフィックの進化
・複雑なレンダリング表現
・強力なヴィジュアルレンダリング性能
・様々なディスプレイ対応(スマートフォン/タブレット)
・新しいウィンドウコントローラーにより、ウィンドウの形状を簡単に切り替え可能
・分割画面ウィンドウは個別に開閉可能
・Workstationで大画面の生産性の可能性を最大限に引き出します
セキュリティの強化
・エンドトゥエンドのセキュリティ
包括的なハードウェアレベルの保護を備えた、コネクテッド時代のための安全なプライバシーフレームワーク
正直、そこまでガッツリとPad 6を使いきれてないので、HyperOSになったところでどうなのかってのが体感できるのかは分かりませんが、とりあえずアプデをしてみます。
HyperOSのアップデートは余裕のある時間に
夜の19時過ぎにアップデートできるようになっていたので早速アップデートをしてみたわけですが、ご覧の通りに容量が4.4GBほどありました。
流石に4.4GBのダウンロードとなると、それなりに時間がかかるのと、テザリングなんかでやっちゃうと爆死する可能性もあるので注意が必要です。
ダウンロードが終わると普通にアップデートが実行されます。
この辺りは通常のアップデートと全く変わりません。
そんなこんなでOSアップデートが完了しました。
Androidのバージョンが14になっています。
HyperOSでは拡張可能メモリは最大8GBになりました
メモリ拡張はOSアップデート前は拡張できる最大容量の5GBを割り当てていたんですが、アップデート後は5GBの設定がなくなっていて、画像のように4GB/6GB/8GBの拡張が可能になっていました。
ストレージ的には余裕があるので、拡張メモリは8GBを割り当てておきました。
下の画像の左側がアプデ前のMIUI14の時のもの、右側がHyperOSのものです。
アプデでシステム自体が肥大化していくことが多い中、システム自体が500MBくらいコンパクトになってます。
システムファイルも以前の仮想メモリが5GBで今回が8GBであることを考えると、システムファイル自体もそこまで増えていない感じですね。
レスポンスが良くなった気がする
アップデートをしたら、なんかデフォルト画面が見にくくなった気がする(;´Д`A
HyperOSにアップデートした後にAntutuベンチマークを実行してみたところ、総合スコアは800140、3D(GPU)スコアは214567でした。
という事で、壁紙を変えてウェザーニュースをインストールしたのでウィジェットを配置しました。
ざっくりと使ってみた感じですが、タスクの切り替え16%削減というのが地味に体感できました。
今までもそんなに不満を感じるようなことはなかったんですが、なんかキビキビと動くようになってちょっと気持ちいいですw
元々あったのかわからないけど、フローティングウィンドウとかもちょっと便利だし、OS部分がかなりキビキビと動くようになった感じ。アプデでここまで足回りが速くなるとは思いませんでした。
あと、ストレージの読み込み速度の低下がほぼなしという書き方からして、少しは遅くなるのかと思ったら、なんか知らんけどアプリの起動自体も速くなってるんですが(;´Д`A
まぁ快適になるのに越したことはないので結果オーライなんですけどね。
現状ではXiaomi 11TとXiaomi Pad 6のみがアプデ対象になっていますが、スマホの方ではXiaomi 11T以降の機種のみがアプデ対象という事になるんでしょうね。