はじめに
レンズ買い替えプログラム・・・ってのがあるのかは知りませんが、カメラをSONY α6700からα7CRに買い替えた事によるレンズのフルサイズ化の第3弾です。
1本目がSONY FE 24-50mm F2.8 G
2本目がSONY FE 16mm F1.8 G
そして3本目が今回のTAMRON 28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXDです。
少し前のレンズになりますが、価格的にも手を出しやすいし焦点距離とサイズ感を考えたら丁度いいバランスなんですよね。
手放す事になってしまったE 18-135mm F3.5-5.6 OSSの焦点距離がフルサイズ換算すると27-202mmだったので、そのまんまそれをカバーできるかなという事で。
TAMRON 28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXDと他の手持ちズームの比較
一応手持ちのレンズとしてFE 24-50mm F2.8 Gをメインレンズと考えて長いところを組み合わせて使うと考えた時に手持ちのレンズだとどうなるのかってのをまとめてみる為に表を作ってみました。
品名 | TAMRON 28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD | TAMRON 18-300mm F/3.5-6.3 Di III-A VC VXD | TAMRON 50-400mm F/4.5-6.3 Di III VC VXD | NIKKOR Z 100-400mm f/4.5-5.6 VR S |
対応センサーサイズ | フルサイズ | APS-C | フルサイズ | フルサイズ |
焦点距離 | 28-200mm | 18-300mm | 50-400mm | 100-400mm |
換算焦点距離 | 42-300mm(APS-C換算) | 27-450mm(フルサイズ換算) | 75-600mm(APS-C換算) | 150-600mm(APS-C換算) |
最大絞り | F2.8-5.6 | F3.5-6.3 | F4.5-6.3 | F4.5-5.6 |
最小絞り | F16-32 | F22-40 | F22-32 | F32-40 |
絞り羽根 | 7枚 | 7枚 | 9枚 | 9枚 |
レンズ構成 | 14群18枚 | 15群19枚 | 18群24枚 | 20群25枚 |
最短撮影距離 | 0.19m(WIDE) 0.8m(TELE) | 0.15m(WIDE) 0.99m(TELE) | 0.25m(WIDE) 1.5m(TELE) | 0.75m(WIDE) 0.98m(TELE) |
最大撮影倍率 | 1:3.1(WIDE) 1:3.8(TELE) | 1:2(WIDE)※ハーフマクロ 1:4(TELE) | 1:2(WIDE)※70mmまでハーフマクロ 1:4(TELE) | 1:3.8(TELE) |
手ブレ補正 | 非搭載 | ○ | ○ | ○ |
フィルター径 | 67mm | 67mm | 67mm | 77mm |
サイズ(最大径x長さ) | 74x117mm | 75.5x125.6mm | 88.5x183.4mm | 98x222mm |
重さ | 575g | 620g | 1,155g | 1,355g(レンズ単体) 1,435g(三脚座含む) |
付属品 | 花型フード、レンズキャップ | 花型フード、レンズキャップ | 花型フード、レンズキャップ | 花型フード、レンズキャップ、レンズケース |
対応マウント | Eマウント | Eマウント Xマウント Z/RFマウント(夏予定) | Eマウント Zマウント | Zマウント |
発売日 | 2020年6月25日 | 2021年9月24日(SONY E) | 2022年9月22日(SONY E) | 2022年2月4日 |
希望小売価格 | ¥99,000 | ¥96,800 | ¥195,800 | オープン価格 |
実売価格 | ¥77,220 | ¥74,250 | ¥148,500 | ¥304,992 |
NIKKOR Z 100-400mmはあくまでも参考用として記載していますが、Z9なんかで持ち出してテレコンが前提の場合でなければタムロン50-400mmの方が軽くて200mmを切っているので持ち運びやすいので重宝します。
とはいえ、50-400mmを常用としてα7CRで使うには大きすぎるし、18-300mmだとAPS-Cになってしまうのが悩みどころ(;´Д`)
という事で旅行なんかの時にも使いやすいレンズで考えた場合、純正のFE 24-240mm F3.5-6.3 OSSかTAMRONの28-200mm F2.8-5.6かなぁという感じになりました。
TAMRON 28-200mmのサイズはSONY FE 24-50mm F2.8 Gのワイド端(24mm時)でレンズが伸びた状態やNIKKOR Z 28-75mm f/2.8とほぼ同じくらいのサイズなので、そこまで嵩張る感じではないかなぁと。
一方のFE 24-240mm F3.5-6.3 OSSはサイズ感的には28-200mmとほぼ同じでワイド側とテレ側で両方とも40mm広くなるのが魅力なんですが、F値と約200g重くなる事を考えるとタムロン 28-200mmが一番バランスがいいのかなと思って選びました。
今回もドナドナしました
当然ながらレンズを買えるような余裕は全くないので、他の2本と同様に今回もレンズをドナドナして購入した形になります。
手放したのはSIGMA E18-50mm F2.8 DC DN|Contemporary、SONY E 16mm F2.8、NIKON AF-P DX NIKKOR 10-20mm f/4.5-5.6G VRの3本。
当然のように追い金が出ましたけど、今回のレンズもケンコートキナーのZXIIフィルターがプレゼントで付いているので、実価格で考えたら¥900ほど得をしている事になります。

前回の2本のレンズと併せたらフィルターを別に買うよりも¥5,400ほど得をしているので実質追加費用無しみたいなもんです(謎の思い込み)
SIGMA 18-50mm F2.8 DC DNを手放してよかったのか?
正直、このSIGMA 18-50mm F2.8 DC DN|Contemporaryというレンズは自分の中でも結構稼働率の高いレンズではあるんですよね。
コンパクトで便利だし、F2.8通しだし。
ただ、α6700が無くなってNikonのZfcやZ50II用として考えた場合、意外とワイド端で使う事もそこまでない・・・というか、無くは無いけど、無くても困らない感じ。
コアな焦点距離が使えれば問題ないかと割り切ればFE 24-50mm F2.8 Gを付けても自分の普段の使い方だったら困らないかもしれない・・・という結論に行き付いたわけです。
TAMRON 28-200mmだったらAPS-Cを絡めたら28-300mmのF2.8-5.6として使えるので、ちょっと長めの撮影が必要ならレンズ1本で済みますからね。
それで言ったらタムロン18-300mmも必要ないんじゃね?って感じもしますが、Z50IIやZfcの便利ズームとして使うためには必要なので残しておく必要があるので、SIGMA 18-50mm DC DNだったわけです。
万が一Zマウント用の18-50mm F2.8 DC DNが出たらその時にまた考えればいいですしね。
TAMRON 28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXDの外観など
まぁ今更ながらに開封云々をやるのもアレなのでざっくりと。

パッケージはいつもの白箱です。
最短サイズになる28mmだとそこまで大きくないです。

同じタムロンのAPS-C用の18‐300mmと比べると、長さは1㎝も変わらないくらいなのに、こっちの方がコンパクトに感じます。
テレ端の200mmにすると結構伸びます。
大体1.7倍くらいかな。

ただ、伸びてもそこまで重くはないので取り回しには問題なさそう。
長さ的には上でも書いたようにFE 24-50㎜ F2.8 Gのワイド端と同じくらい。

なので、意外と持ち運び時にはそこまで気にならないと思います。
α7CRに装着してみた
α7CRに装着してみるとこんな感じになります。

α6700と比べるとやはりグリップが少し浅いので、こういった長いレンズを付けてバランスが前に行くとちょっと持ちにくさを感じます。
それでもこのままで全然持てないとか、扱いにくいという事はないんですが、安定性を考えるならGP-X2を装着する方がよさそうです。
とりあえずのお試し撮影
ワイド端だとレンズの先端から6cmくらいまで寄れることになるので、フードを付けていたらめっちゃ影になります。

フードなしで撮ってもこんな感じなので、日中の屋外だったらかなり被写体によれていい感じになりそうです。
テレ端の200mmになると最短撮影距離が80㎝になり、最大撮影倍率がワイド端よりも小さくなるのでこんな感じになります。

28㎜はF2.8で200mmはF5.6なので、ボケ具合はかなり違いますね。
まぁ80㎝で200㎜くらいって意外と丁度いい感じなんじゃないかなと思いました。

サイズは違うけど解放F値が明るくなったE 18-135mmという感じで使っていけそうな気がします。
まとめ
都合7本のレンズ、1台の本体を下取りに出して3本のレンズがやってきた形になりました。
これで手元に残っているEマウントのAPS-C用レンズは上で書いているタムロン18-300mm、E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS II、E 30mm F3.5 macroの3本になりました。
E PZ 16-50mmはコンパクトに済ませたい時用には重宝するレンズですし、30mmマクロはコンパクトさと使い勝手では唯一無二なレンズなので、この3本はこのまま使っていこうと思います。
わざわざタムロン18-300mmをZマウント用に買い替えるのも差額が勿体ないですしね(´・ω・`)
そして、さすがにもうやりくりできるレンズなんかもないので、まだちょっと気になるレンズなんかはありますけどほぼこれで打ち止めかなぁ・・・
仮に行けたとしてもFE 50㎜ F1.8くらいかもしれないけど、慌てなくていいかなぁという気もするしね。
そんなわけでα7CR用の便利ズームがやってきたわけですが、FE 24-50㎜ F2.8 GやFE 16㎜ f1.8 Gがやって来た時と同様に結構な雨で写真を撮りに行く事が出来そうにないです(;´Д`)
なので、また今度色々と撮って随時写真を載せていければいいなと思います。